転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載! 2017/06/28 UPDATE 毎週水・金曜更新!

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評価基準に不安を抱き、パチンコホール店長からITエンジニアに転職

タツヤさん(仮名):27歳 店長→ITエンジニア

1日15時間勤務。帰宅できず漫画喫茶に泊まっていた日々

「初任給がいいし、サービス業の割に休日が多いから」――タツヤさんが新卒で入った会社を選んだ理由だ。確かに給料は1年目から手取り25万円、ボーナスが2年目からは夏冬各3カ月と申し分なかった。休日もしっかり取ることができた。数字だけ見ると満足できる仕事環境のはずだったが、実際に入社してみたところ出勤日は労働時間が長いことが分かった。配属されたのはパチンコホール。シフト制で早番の日は7時には出社、開店~17時半ごろまでずっと店舗に立ちっぱなしだ。閉店後は新台入れ替えの準備やら業者対応、販促物の制作などに追われ、退社が終電近くになるのも当たり前だった。時には終電が間に合わず、片道1時間の通勤時間を惜しんで月に3~4回は職場の近くの漫画喫茶に泊まって翌朝に備えた。タツヤさんの会社はコスト意識が高く、フロアの人員はギリギリで回していたという。

仕事帰りには飲み会に誘われることも多かった。「初任給こそ高かったのですが、5年目まで昇給は一切なし。付き合いも多く、外食も多い。出ていくお金も馬鹿になりませんでした。」

人事査定の明確な評価基準もなく、徐々に不満や不安が募っていった。5年後の自分はどうなっているだろうか。今と同じ生活をしているだろうか。同期が次々に辞めていったことが、転職の決意を後押しした。

「長時間労働のない職場」を軸に転職先を探す

「とにかく労働時間を改善したかった。1日15時間のような長時間労働でなければ何だって挑戦するつもりで当時は仕事を探しました。」

【労働時間が明確に定められている会社】という条件で見つけたのが、未経験者も採用を行っていた現在の技術者派遣の会社で、勤務するのは常駐先のデータセンター。もちろんタツヤさんは未経験だ。

「サーバーやデータセンターという単語すら当時は意味不明で不安はありましたが、自分のような全くの初心者でも教育制度がきちんと整備されているということで転職を決めました。」

転職が決定し、入社する前に働きながら勉強を開始。入社後1カ月でCCNA(ネットワークや運用管理系の認定資格)を取得した。面接時に説明された通り、未経験者向けの教育体制が整っていたため、必要な知識は吸収できた。タツヤさんよりも後に入社した2名も未経験者だったという。給与は手取りで約20万円と、前職よりも減ったものの、漫画喫茶での泊りや交際費など不本意な出費をすることはない。何より働いた年数や資格に応じて昇給があり、知識や経験を身に付けていくことで収入にも反映されることが大きい。

休日に勉強する時間も増えた。交代制で深夜勤務のシフトもあるが、障害発生時でも時間が来れば次の担当者に業務を引き継ぐので、残業はほぼない。

「現在の職場は長時間労働もないし長く続けられそう。現場のリーダーを見ていて『自分もこんなふうになれたらいいな』という目標もようやく見えてきました」。

転職活動を振り返って

勤務の実態や評価制度を確認することは、会社選びの際の重要なポイントだ。長時間労働を経験したタツヤさんは、新卒時は重視した年収などの待遇面ではなく、労働時間を転職時は重視した。仕事をするうえで、何を優先事項とするのか。転職時の企業選びの際は、どうしても譲れない条件を明確にし、応募に臨むことをお勧めしたい。