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握る、回す、挟む、外す、切る、押し込む、打ち込む…この快感 驚き!ニッパー、ドライバー…触りたくなる工具たち
ニッパー、ペンチ、プライヤー、ドライバー……工具の進化が止まらない。電気系や機械系の技術者なら仕事で使い、IT系だって自作のパソコンやサーバーでお世話になっているはず。100円ショップのもので済ませていない? 日本には多くの工具メーカーがあり、老舗企業も珍しくない。魅惑のハンディツールを紹介しよう。
(取材・文・撮影/総研スタッフ 高橋マサシ)作成日:11.10.24
「ネジザウルスGT」を開発した工具メーカー、その名は「エンジニア」だ
所ジョージさんも愛用する「ネジザウルスGT」のヒミツ
ネジザウルスGT
・頭のなめた(つぶれた)ネジが簡単に外せる。・PCでよく使われる「トラスネジ」にも対応。・強力な「アゴ」を使って電線も切断できる。
頭のつぶれたネジを外せる「ネジザウルス」がヒット
 困ったもんだ、頭のつぶれたネジ。ネジ穴がバカになっていたり、錆ついていたり。だからドライバーでは回せないし、ニッパーを使うと滑ってしまう。そんなときには「ネジザウルス」だ。ニッパーの先端部分に、通常の横溝に加えて縦溝が掘ってある。この溝ががっちりとホールドするので、嘘のようにネジが回るのだ。
 2002年に発売するとその使い勝手のよさからヒット商品に。その後、大きなネジに対応した「ネジザウルスXP」、小さなネジに対応した「ネジザウルスM2」とシリーズ化されるが、PRの一助となったのがタレントの所ジョージさんだった。
 大のクルマ好きで自分のガレージ「世田谷ベース」を持つ所さんが、「これは凄いツールだ」と紹介してくれたのだ。その「感謝の念」は次期製品であり、最大の売り上げを記録した「ネジザウルスGT」に反映された。代表取締役社長の崎充弘氏は語る。
「愛用者カード約1000枚からユーザーの要望を分析し、2009年に完成させたのがGTです。これまでのネジザウルスは『ナベネジ』(頭部に厚みがあり、比較的つかみやすいネジ)には有効でしたが、『トラスネジ』(頭部が丸く厚みの少ないネジ)には力不足でした。トラスネジも楽に回せるようにしたのがGTです」
トラスネジを回せる理由は「コマネチ角度」
 ニッパーでネジの頭をつかむと、刃先が開くので八の字の形で挟むようになる。トラスネジは頭が丸いので、八の字だと摩擦力が弱くなって滑りやすくなる。そこで先端部の角度を逆八の字になるよう微妙に曲げ、ほぼ水平にネジを挟めるように設計したのだ。
「私たちはこの角度を『コマネチ角度』(40代以上の読者ならわかるはず)と呼んでいます。口で言うのは簡単でもこの工夫には苦労しましてね。その甲斐があってか、ネジザウルスシリーズが累計で約85万本売れた中でGTが約25万本を占め、大ヒット商品となりました」
トラスネジを外している様子 ネジザウルスGTの先端部分、縦溝と「コマネチ角度」がわかる
右:トラスネジを外している様子
左:ネジザウルスGTの先端部分、縦溝と「コマネチ角度」がわかる
ネジザウルスのシリーズ、左からネジザウルス、XP、M2、GT
ネジザウルスのシリーズ、左からネジザウルス、XP、M2、GT
 もうひとつのこだわりはデザインだ。多くの日本企業が韓国企業に追い越された要因を崎社長は、技術力やコストだけでなくデザイン性にもあると考えた。そこでグリップを初めとしてデザインを一新させたのだが、これも大成功。「グッドデザイン賞」(2009年)や世界的な工業デザイン賞である「iF product design award」(2011年)を受賞し、合計10以上のさまざまな受賞歴を持つ。
「特許、意匠、商標を含めて、シリーズ全体で11を取得し、4つを出願中です(国内外)。海外の工具展を回ってもネジザウルスGTに似た製品は見かけません。今後は世界展開が目標です」
「GRIP TRUSS」の略称でなく「ジョージ・所」です
 おっと、忘れていたが、このGTは「所ジョージさんへの贈り物」としても開発された。その「謝意」はネーミングにも表れている。
「GTは『GRIP TRUSS』の略です。クルマで使う『Gran Turismo』を当てる場合もあります。でも実はすべて後付け。本当の意味は『ジョージ・所』の頭文字です(笑)」
頭の出ない「サラネジ」を回す/工具とは手の延長である
 父親が創業者。崎社長は大学卒業後に勤務した造船会社でまさに「エンジニア」として10年ほど勤務し、その後2代目の社長となった。
「ネジザウルスはGTで完成ではなく、さらなる進化形を考えています。次は頭が出ない『サラネジ』を外したいですね。ニッパーではつかめないので、別の方法を思案中です。1〜2年は掛かるでしょう」
 川合氏は2歳のときからサンドペーパーで
崎充弘氏 川合真之介氏
株式会社エンジニア 代表取締役社長
崎充弘氏
製造技術部 主査
川合真之介氏
やすりがけをしていたという、根っからの「工具オタク」。工業高校卒業後にエンジニアに就職し、工具一筋だ。
「設計者とすれば工具は『人生の壁』です。常に私の人生を邪魔しますからね(笑)。個人的には『手の延長』。なので、常々グリップが大事だと思っていますが、グリップを無視した工具が世の中には多い。作業しやすくなくては工具ではないのです」
切れ味のよさは日本刀? 最少・最強の「鉄腕ハサミGT」
鉄腕ハサミGT
・綿被覆コード、キャブタイヤ、CDなどを切断可能。・握力の少ない人には「添え手切り」がお勧め。・ダンボールやワイヤーを切断できる別刃を装備。
ケーブルやコードが簡単に切れる「工具のハサミ」
 ネジザウルスGTを設計したのは製造技術部の川合真之介氏。崎社長から「トラスネジを回せるように設計せよ」とだけ言われて、バトンを受け取った。「だから、グリップから何から好きにやらせてもらいました」と語る川合氏が設計した別の工具が、「鉄腕ハサミ」の3代目「鉄腕ハサミGT」。このGTはジョージ・所とは関係なさそうだ。
 鉄腕ハサミの特徴は多くの素材が切断できること。GTではナイロン・ケブラー繊維、編組線・平編銅線、キャブタイヤ・同軸コード、LANケーブル、アルミ板、銅板、プラ板、ペット素材などがカットできる。ハサミであっても文房具ではなく工具なのだ。写真のとおり、初代は通常のハサミの形で、2代目は少し大型。ユーザーから寄せられたニーズは「よりコンパクト」で「切れ味のよい製品」だった。
「添え手切り」ができるグリップでコンパクトに
「でも、そんなに簡単じゃない(笑)。小型にするとテコが効きにくくなるので、力が必要になるんです。そこで、固いものを切る場合には親指をグリップの中に入れず、手を添えて使えるように設計しました(写真)。そのため、しっかりと握れるようにグリップにスリットを入れ、閉じたときに手のひらの肉を挟まないようフィンガーガードを付けました」
 シリーズの特徴であるギザ刃(ジグザグに切断できる刃)などは継承し、針金などを切断できるワイヤーカッターを本体刃の下部に付け、峰にはダンボール箱の開梱に便利なダンボールオープナーを付けた。
「1日の半分以上はCADで新製品の図面を書いています。その形状をプラスチックで成形して試作品を出し、また設計をしての繰り返し。アイデアを出しては消え……ではなく、消えて消えて消えていきます(笑)」
鉄腕ハサミGTのシリーズ、左から鉄腕ハサミ、ザイロン、GT 親指を添えて切断する「添え手切り」
上:鉄腕ハサミのシリーズ、左から鉄腕ハサミ、ザイロン、GT
下:親指を添えて切断する「添え手切り」
切れ味のよい刃はきちんとさやに収める
川合氏が「趣味」で塗装した鉄腕ハサミGT
川合氏が「趣味」で塗装した鉄腕ハサミGT
 エンジニアはファブレス企業で、製造は全国各地の地場メーカーに依頼する。鉄腕ハサミGTは岐阜県関市の企業に委託した。関市と言えば世界的な刃物の生産地なので、サックは刀の「さや」をイメージさせたという。
「人類の発明は『言葉』と『工具』でしょう。工具はローテクに思われがちですが、だからこそ進化させたい。ワンランク上の工具を開発したいと常に思っています。今年の会社の目標が『工具進化元年』ですから」(崎社長)
進化する「VESSEL」のドライバーは過去との闘いだ
25年の伝統を超えた「スーパークッションドライバー No.700」
スーパークッションドライバー「No.700」
・グリップが変形するので、手にしっかりとフィット。・ドライバーを回転させても手が痛くならない。・軸は緻密なクロームメッキで錆に強い。
失敗したら長年の愛用者を失うが、それでも挑戦
 日常生活に欠かせない工具、ドライバー。言わずと知れたドライバーメーカーのベッセルは、もうすぐ創業100周年となる老舗企業だ。多彩なドライバーを扱うが、ここでは2点を紹介しよう。最初は2009年発売の「スーパークッションドライバー No.700」。実は前の「No.600」は約25年も売れ続けたベストセラー商品。企画開発部の佐伯貴司氏は、モデルチェンジにはかなりの度胸が必要だったと語る。
「『これ以外は使わない』とこだわる職人さんも多いので、失敗したら終わり、でした。電気工事などの職人さんなら年に一度、ハードに使う人なら3カ月で買い変えます。変なものを出したら25年の歴史が消えて、すぐに売れなくなってしまう。しかし一方では、『600を超えるものを出したい』という思いが、ずっと社内にあったのです」
開発の目的は「手を痛めずに確実に回す」
 変更したのはグリップだ。赤い部分の材質はポリプロピレン、上から巻いた黒い部分が弾性のあるエラストマー。エラストマーの中にゲル状の樹脂を層にして入れた。こうすることで、握ったときにグリップが柔らかく変形して手になじむようになった。
 グリップには赤い筋が見えるが、これは下のポリプロピレンを凸状に浮き上げた結果で、この小さな工夫がエラストマーとの一体化を助け、回転トルクの伝達を向上させている。また、グリップを溝のない「ウェーブ形状」に変えたことで、回転時の手の痛みを軽減させた。実際に試すと手のフィット感は明らかに違った。「No.700」と比べると「No.600」はかなり硬質で、ネジを回す際にはより力が必要のように感じた。
「ドライバーには押して、回すが不可欠で、回すだけだとカムアウト(ドライバーが十字のネジ穴から滑り出る状態)になります。ですが、押して回す動作には手の痛みが伴います。といって、グリップが柔らかいだけでは力が伝わらずに軸が動かない。このトレードオフの解決を、弊社の『代表選手』で試したかったのです」
赤い樹脂が凸状に浮き上がって黒い樹脂と一体化 ベッセルが過去に開発してきた工具
上:赤い樹脂が凸状に浮き上がって黒い樹脂と一体化
下:グリップがウェーブ形状の「No.700」(左)と溝がある「No.600」
「No.600」を生産中止にした「No.700」の高い評価
グリップがウェーブ形状の「No.700」(左)と溝がある「No.600」
ベッセルが過去に開発してきた工具
 1日に何本ものネジを締める職人もそうだが、正確な握り方を知らない一般ユーザーも、ドライバーで手を痛めることがあるという。当然だが、家庭用としても販売されているわけで、佐伯氏によれば「使う頻度が少ない家庭での使用なら、ドライバーは一生もの」とのこと。構想から発売まで2〜3年を要したという「No.700」の売れ行きは上々のようだ。
「『No.600』と同じ値段で発売したのですが、当初は『No.600』の生産を中止せず、平行販売していました。やっぱり怖いですから(笑)。ですが、『No.700』の評判がよく、先ごろ生産を打ち切りました」
軸とグリップだけの製品、だからドライバーは奥が深い
 企画開発部では商品企画を行い、詳細な図面は工場のエンジニアが設計し、製造へとつながっていく。試作が上がると自らはもちろん、社員など多くの人に使ってもらう。
「ドライバーは軸とグリップだけの製品。そこにアイデアを盛り込むのが私たちの仕事です。ですが、ネジが締めやすいか、グリップが握りやすいかなどは、個人で微妙に違ってくるもの。ですから『No.700』のときも(ネジを締めつける強さを測定する)トルク計で何人にも試してもらって、『誰それは何ニュートンだった』なんて調べました。軸とグリップだからこそ、奥が深いし、つくるのが楽しいのです」
佐伯貴司氏
株式会社ベッセル 企画開発部
グループリーダー

佐伯貴司氏
叩くだけで軸が自動回転する「メガドラインパクタ」
メガドラインパクタ
・ハンマーで叩くだけで軸が回転し、つぶれたネジを外す。・刃先の金属粒がネジ穴とかみ合ってカムアウトを防止。・「ノンスリップ加工」で油が付いた手でもホールド。
プロ用の工具を使いやすくした「カム回転構造」
「スーパークッションドライバー」が普及版とすれば、上級用は「メガドラ」シリーズだ。例えば、「メガドラ普通ドライバー No.900」などの先端部(刃先)には高強度の金属粒がコーティングしてあり、このやすり状の突起がネジ穴とかみ合うため、カムアウトを起こりにくくしている。主に自動車整備士などに使われており、同じくプロ向けに開発されたのが「メガドラインパクタ」だ。
 頭がつぶれたネジを回す工具に「インパクトドライバー」がある。後部をハンマーなどで叩いて打撃を与え、刃先をネジに埋め込んで、緩めたり締めつけたりするものだ。これを簡単に使えるように開発した。
「インパクトドライバーは言わば『叩くため』のドライバーで、軸の回転は職人さんが手で行います。メガドラインパクタはグリップ内にスプリングを入れ、貫通ナットをカム回転させる構造にしました。ハンマーで叩くと刃先が瞬間的に12度逆回転するので、叩くだけでネジが回ります。ネジを締める機能はさほど求められないので、緩める機能だけに絞りました」
品薄状態が数カ月続くほどの大ヒットに
 インパクトドライバーは重量があり、扱うにはコツもいる。素人向けの工具とは言えない。一方、「頭がつぶれたネジをどう回すか」は、先に紹介したエンジニア社と同じく、工具メーカーにとって大きな課題という。メガドラインパクタはプロユースに加えて一般ユーザーもターゲットにした製品だが、特殊な工具なので「さほど売れるとは思っていませんでした」(佐伯氏)。
 それが、2009年に発売すると品薄状態が続き、2010年に朝のテレビ番組で紹介されると、「午前中は仕事にならなかった」ほどの問い合わせが殺到。当時の同社のホームページには「スムーズな供給まであと数ヶ月かかると思われます」という告知が載ったほど、売れに売れた。
メガドラインパクタの構造
メガドラインパクタの構造
積年の念願だった「メガドラインパクタ」の発売
後部のナット部分を叩いてネジを回す メガドラ普通ドライバー「No.900」
上:後部のナット部分を叩いてネジを回す
下:メガドラ普通ドライバー「No.900」
「潜在的なニーズがこれほどあったとは、正直驚きました。メガドラインパクタの構想はだいぶ前からありましたが、機構設計と同時にコストの問題もあって、なかなか実現できなかったのです。例えば、ハンマーで叩くナット部分の材質やサイズを考えるだけでも一苦労なんです。ようやく実現できました」
 刃先はもちろんだが、木製、プラスチック製、樹脂製とドライバーのグリップも進化してきた。しかし、ベッセルでは「木柄ドライバー」もいまだに生産している。「木の感触がいい」と使う愛好者が多いからだ。それぞれに「自分の工具」を持つ人たちを、納得させつつ高みに連れて行くのが、工具メーカーなのかもしれない。
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高橋マサシ(総研スタッフ)からのメッセージ 高橋マサシ(総研スタッフ)からのメッセージ
私はDIYもパソコンの自作もプラモデル作りもしませんが、いい工具って触って動かすだけで気持ちいいですよね。そんな工具である「ネジザウルスGT」と「鉄腕ハサミGT」をエンジニアさんからいただきました(しかも名前入り!)。ありがとうございます。意味もないのにネジを外してしまいました!

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