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どんなに忙しくても3年に一度ぐらいはキャリアを見直してみることをオススメします。そして35歳になるまで(管理の仕事が増えてくるまで)に自分の中でひとつ、売れるもの(専門技術)を定め、それを常時磨くこと。その努力ができなければ、チャンスをつかむ機会は極端に減ってしまいます。転職は縁のもの。悩むんだったら、転職しないほうがいい。今の会社、新しい会社双方をよく見て、自分が成長できる機会がどちらにあるのか考えるのが重要です。今の環境を変えたいという、ただそれだけで後ろ向きにリセットボタンを押すような転職は勧めません。
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アウトプットする癖をつけることが重要です。私の就職先、転職先選びの鍵はブログでした。そこで知り合った人との縁で、入社したのですから。やりたいことをやれる場所を見つけるには、自分がどんなエンジニアなのか相手に知らさなければなりません。それを容易に実現できるのが、ブログなのです。自分のキャリアを振り返り、将来を考えるためにも、継続してアウトプットする場を構えることは、技術者として必要だと思います。
もうひとつが社外のイベントに積極的に出かけ、社外の人との出会いを増やすこと。視野が広がり、オススメです。 |
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まずはどういうエンジニアを目指すのか、イメージをもつことです。あるひとつの技術を極めていくのか、仕事のとれる技術者になるのか、漠然としたイメージでもいいので描くことですね。私は22歳のとき、32歳の自分をイメージしました。その姿に近づくようなキャリアを歩んでいると思います。
また外に目を向けることも大事ですね。会社の中で同じことばかりに携わっていると、いつのまにか世間では通用しない技術者になっていることもあるからです。オープンソースコミュニティなどに参画して、世界中の人たちと触れ合うことも、キャリア設計のよい参考になるのではないでしょうか。 |
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転職をする人は、次の職場でのキャリアが現在のものよりもよくなることを想定しています。しかしその前に、自分のキャリアを今の職場でもっと発展させる方策が本当にないのか、転職しようとしている職場は本当に自分が想定したように良いのか、また何より、より見通しが立ちにくい新しい職場で新しいキャリアを育てて行くだけの意思が自分にあるのか、じっくり考えることが大切だと思います。
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2004年2月に、ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) 「GREE」を公開、日本だけでなく米国・欧州などグローバル展開を進め、世界で億単位のユーザー数を目指すソーシャルメディア事業をはじめ、ソーシャルアプリケーション事業、プラットフォーム事業、広告・アドネットワーク事業等を展開しています。続きを見る
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