女性２００人が激白！エンジニアとの最新出会い事情！

2週連続「今年の夏こそ恋したい!」大応援企画☆テクニック編女性200人が告白！エンジニアとの最新出会い事情！

例年以上に暑く、梅雨明けも早いと発表された今年の夏。恋人との楽しいバケーションの予定は、決まっているだろうか？　「今年の夏こそ恋したい！」大応援企画第二弾は、『予定は未定』というエンジニアの夏をもっとアツくするために、エンジニアと恋愛経験のある女性からリアルな恋愛実態を聞いてみた。

（取材・文／周防美佳　総研スタッフ／タニー只野）作成日：06.06.07

職場に女性が少なく、「出会う機会が少ない」とされるエンジニア。しかし恋愛を楽しんでいるエンジニアも必ずいる。2006年は「いい人」や「ただの友達」で終わらせず、次のステップに進むために、まずは前回のおさらいからしておこう。

　前回のマーケティング編でご紹介したとおり、20代～30代の女性1047人を対象にエンジニアとの恋愛経験についてアンケートを実施したところ、4割の女性が「エンジニアと恋愛経験がある」という実態が判明した。さらにその４割の女性を対象に、「エンジニアの好きなところ」を聞いたところ、「優しさ」と「包容力」「マメさ」がダントツであった。やはり、女性にとって、その３大モテ要素は欠かせないようだ。
　さあ、ここからが本題。その部分は努力でなんとかなるにしても、やはり気になるのが「どこで」「どのように」出会い、「どんなおつき合い」をしているかという現実的な問題だ。エンジニアの場合、女性から見たマイナス要因（仕事が忙しすぎて会えない、転勤による遠距離など）を抱える心配も多く、その部分をいかにカバーするかも重要なポイントである。そこで今回は、実際にエンジニアとつき合っている（つき合っていた）女性の協力を得て、インタビューを敢行。セキララな生の声に、じっくりと耳を傾けてほしい。

エンジニアと恋愛経験がある女性4人をピックアップし、出会いから当時のエピソードまでを聞いてみた。エンジニアと実際つき合ったことがあるからこそ、彼女たちの話は痛いほどリアル。さっそく、恋人としてのエンジニアについて語ってもらおう。

ショートカットがよく似合う、アクティブな雰囲気のリサさん（仮名）。24歳。現在は、アパレル関連会社に勤務しているが、当時はフリーライターとして活動。お相手は、当時28歳のプロジェクトマネジャー。

　出会いは、取引先の忘年会。仕事のつながりもあったし、なんとなく義務参加したんです。そこで知り合ったのが、5つ年上でWeb系のプロジェクトマネジャーをやっていた彼でした。彼は積極的に話に参加するタイプではなかったんですが、帰る人を見送りに行ったり、テーブルの上を片付けたりと、とても気配りができる人だったんですよね。それを見て、「なんかいいなあ、優しそうだなあ」と思って。でも、特に仲良くなるきっかけもなかったので帰ろうとしたら、なんと先に出た彼が外で待っていてくれたんです！それで電話番号を交換して、デートをして、2回目のデートでつき合うことになりました。後から聞いたら、私の気持ちは態度でバレバレだったみたいですけどね（笑）
　思い出に残っているのは、自分のことのように私の仕事についてアドバイスしてくれたことかな。やっぱり問題は解決しないと落ち着かないんですかね（笑）。雑学王でこだわりが強く、何でも知ってる人だったので、当時してくれたアドバイスは本当に勉強になりました。

　最初は我慢できたんですけど……何をするにも、理屈が通ってないと納得しない彼に疲れてきちゃって。ずっと欲しかったバッグを買って、彼にそのことを話したことがあったんですが、「それはいくらなの？人気があるの？どれくらい価値があるの？」と質問責め。それでつい、「一緒に喜んでほしいときも、理屈が必要なの!?」と私がキレちゃったんですよ。でも、彼は冷静に「ケンカはしたくない」とひと言。彼の中では自分の言っていることが絶対で、私が怒っている意味もわからなかったんでしょうね。さらに、「このまま付き合う？それとも別れる？」という質問にも「どっちでもいい」と答えたから、そのままフェードアウトしちゃいました。恋愛は、理屈じゃないですよね。

細くて色が白く、小動物を思わせる瞳のさなえさん（仮名）。29歳。現在は出版社でインターネットのコンテンツ制作をしているが、当時は他の出版社で編集を担当。お相手は、現在は電気回路設計をしている、当時21歳の理系大学院生。

　ファッションプレスをやっている友人の誕生日会に行ったとき、遊びに来ていたのが4つ年下の彼でした。ライターさんとか仕事関係の人もたくさん来ていたので、名刺を配りまくっていたら、間違えて当時理系の大学院生だった彼にも渡してしまって（笑）。そのときは何もなかったんですが、後で彼からメールが来たんですよね。そのとき、私は「ん？だれこれ？」くらいにしか思ってなかったんですが。あまりにしつこいので、食事くらいいいかなと思って行ったら、3回目のデートで彼から告白どころかプロポーズされて……。「若いなあ」と軽くあしらい半年くらい放置してたんですが、彼に押されまくってその後、ちゃんとつき合いだしました。エンジニアの根気強さにはびっくり！

　現在エンジニアとして働いている彼ですが、今でもホント子供（笑）。デート中でも自分がかかわっている製品を街で見かけると「俺の作品」と近寄って行くし、書店に行っても組み立てキットがふろくで付いているような本の売り場から離れないし。その辺はいかにもエンジニアなのに、不器用でたんすも組み立てられず、いつも私に怒られてます（笑）。でも、物が作られていく工程を大事にしたり、日本人の器用さを良い文化だと考えているところは好きですね。あと、家庭的なところとか。業界人や医者、営業マンともおつき合いしましたが、その中で一番、家庭を想像できるのがエンジニアの人です！

サバサバしていて、甘えたくなるような雰囲気を醸し出しているかなこさん（仮名）。33歳。現在は広告会社で営業をしているが、当時は広告制作を担当していた。お相手は、現在プロジェクトマネジャーをしている、当時24歳のWebプログラマ。

　当時仕事の関係で、Webデザイン系のスクールに通っていたのですが、そこで出会ったのが今のダンナ様でした。隣同士の席だったので、いろいろと教えてもらううちに仲良くなって。話してみると家も近かったので一緒に帰るようになり、そのうち彼から告白されました。その当時、結構私の仕事が忙しかったんですが、彼といると何しろ楽で（笑）。マメに彼から連絡もくれるし、行きたい場所を言うといつでも連れて行ってくれるし、お互い別のことをしていても気にならないし。彼は最初から結婚を意識していてくれたみたいで、つき合って4年目のある日、夜景が見えるような場所に連れて行かれてプロポーズされました。

　普通の家庭から見たら、ちょっと変なところはあるのかも……。ベッドの上にパソコンが2台置いてあったりとか、仕事中「これ見て」としょーもない動画が送られてきたりとか（笑）。仕事が忙しくてあまり会話できないときは、置き手紙で会話したりしています。それにも、しょーもない絵が描いてあるんですけどね。彼なりに、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれてるんだと思いますが、そんなところも好きですね。でも子供が生まれてから、私がリクエストしないからどこにも出かけていません。仕事の姿と同じように受け身体質で、確実に進めて達成してくれるんですが、自分は一日パソコンいじってるのが好きなタイプなんですよね。彼の仕事が落ち着いたらどっかに連れてってもらお！

優しくつつみ込むような雰囲気と、おっとりとした笑顔がかわいいあいさん（仮名）。32歳。現在は結婚して専業主婦をしているが、当時はPC系専門学校生。お相手は、当時25歳のシステムエンジニアで、現在もその仕事を続けている。

　彼と出会ったのは……ネットゲームでした！今って、ゲームしながら会話する機能が付いてるんですよね。それで何人かのグループで会話やゲームを楽しんでいたんですが、その中に2歳年下でエンジニアの彼がいたんですよ。しかも、ちょうどそのゲームのイベントが東京であるということだったので、友達と二人で地方に住んでいた彼を呼び寄せました。結構、彼もノリノリで来てくれましたよ（笑）。当時私はPC系の専門学校に行っていたので、エンジニアの彼にいろいろと教えてもらうようになり、その流れでつき合うことに。遠距離だったけど、毎日ゲームの中では会話していたから寂しくはなかったですね。私が専門学校を卒業した後に彼と同棲を始め、1年半前結婚しました。

　彼って、本当に非の打ちどころがないんですよ。責任感はあるし、頼りになるし、冷静だし、何でも話を聞いてくれるし、いまだに一度もケンカしたことはありません。今も休憩ごとにメールをくれるんですよ！やっぱり、私のことを気にかけてくれてるんだと思うとうれしいですよね。一緒に住む前は、仕事柄神経質なのかも……と思っていましたが、いざ一緒に住んでみたらぜんぜんそんなことなかったですし。PCに詳しくて、トラブルがあったらすぐに対応してくれるところもいいところかな（笑）!?　自分の仕事にプライドをもっているところも尊敬できるし、まさに完璧な夫です。え？今ですか？もちろん、しあわせですよ～！

多くの女性が経験している、エンジニアとの恋。今年の夏の恋愛を成功に導く、テクニックと方法とは!?　――その鍵は、エンジニアが握っている！

　エンジニアとつき合ったことのある女性のリアルな声は、いかがだっただろうか？　エンジニアの特徴で、自分自身と重なるところも多々あっただろう。「マメ」で「優しい」だけでなく、女性は「モノづくり」にいそしみ、自分の仕事に誇りをもっているエンジニアに好感をもっている。そうとなればエンジニアであることを、アピールしない手はない。もし、今彼女がいないのであれば、それを悲観するのではなく、むしろチャンスだと発想を転換してみてはどうか。この前回と今回のレポートを参考に、自分自身と照らし合わせ、できることから実行すれば、彼女の一人や二人（!?）を作ることなどたやすいことだろう。ぜひ、物おじすることなく、自分の手で明るい未来を切り開いていってほしい。今年の夏はアツくなる！

　今回の“エンジニアと恋愛経験のある女性”から、出会いの可能性を最大限に高める5つの法則を導き出した。ぜひ参考にし、日々の行動にひと工夫を！

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タニー只野(総研スタッフ)からのメッセージ

2回連続の恋愛特集いかがでしたか？彼と別れた理由で、「異性の出現」や「価値観の違い」という理由よりも、「遠距離恋愛」「会う時間が少ない」という理由がトップだったことが、エンジニアの恋愛事情として特徴的な気がしました。浮気じゃなく、真面目に仕事してるんだから大目に見てほしい……と正直思ったりもしますが、とにかく夏が近くなってまいりました。Ｔｅｃｈ総研は皆さんのLove2006を応援しています！