新貝:
技術面から伺います。割と多くの開発言語を経験していますが、【Point3】いちばん得意な言語は何ですか? |
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鈴木:
Javaです。長く使ってきていますし、結構負荷のかかるものも経験しています。 |
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新貝:
Javaの技術特性はいろいろありますが、デザインパターンを使った開発経験は? |
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鈴木:
あります。GoFの本を読んだり、社内の有志がデザインパターンで作った設計を持ち寄って、レビューしたりもしています。 |
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新貝:
ということは、設計上のポイントごとにパターンの有効活用ができている? |
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鈴木:
【Point4】Javaは奥が深いので、まだ勉強しながらです。必要以上にパターンを使って複雑にしてしまったものも過去にはありましたが、勉強の成果は生かせていると思います。 |
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新貝:
XMLはどんな形で使ってきましたか? |
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鈴木:
それはありません。 |
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新貝:
Webアプリサーバーは何ですか? |
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鈴木:
【Point5】米国の△△△社が開発したアプリサーバーを使っています。基本はTomcatに似たものです。経験があるのはこれだけで、商用アプリサーバーの実務経験はありません。 |
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新貝:
Tomcatをいじって遊ぶようなことはありますか? |
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鈴木:
よくあります。ネットで検索して最新アプリサーバーのフリーなものを見つけ、自分のローカルで立ち上げるなどです。基本的なところを動かすだけですが。 |
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テーブル数40〜50、アクセス数1日約150万件の経験 |
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新貝:
経歴書にはInformixとMySQLの記載があります。Oracleの経験はどうですか? |
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鈴木:
残念ながら、【Point6】Oracleの実務経験はほとんどありません。 |
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新貝:
興味はありますか? |
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鈴木:
それは当然あります。機会があればぜひ使ってみたいです。 |
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新貝:
わかりました。では、今使っているMySQLについて伺います。かなりの規模のようですが、どのくらいですか? |
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鈴木:
データはギガバイト級です。しかし、データ量もさることながら、アクセス数が非常に多いので、その負荷のコントロールもカギなのです。テーブルをわざと正規化せずに、ビュー専用のテーブルを作ってデータを両方で見られるようにしています。 |
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新貝:
テーブル数とアクセス数はどのくらい? |
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鈴木:
【Point7】テーブル数は40〜50で、アクセス数は1サービスにつき1日約150万件です。ほとんどすべてがデータを見にきますから、トランザクションもそれと同量ということになります。 |
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新貝:
もちろん、24時間365日稼働ですね? |
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鈴木:
はい、そうです。 |
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新貝:
そのため、いろいろ工夫してパフォーマンスを確保しなければならない。そういう経験があるということですね? |
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鈴木:
そうです。 |
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新貝:
運用にも携わっているのですか? |
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鈴木:
ネットワーク監視には携わっていませんが、トラブルシューティングは行います。【Point8】土日でも、エラーでページが見られないとなったら、すぐ対応しなければなりません。 |
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新貝:
深夜や早朝であっても? |
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鈴木:
はい、そういう場合もあります。 |
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得意なshellスクリプトの活用 |
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新貝:
ところで、開発環境としてはSolarisとLinuxの経験が長いようですが、ユーザーとしての利用だけでなく、管理、運用経験などもありますか? |
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鈴木:
はい。管理・運用系のコマンドを使ってパフォーマンスを見たり、作ったアプリの運用を監視するスクリプトを作ったりといった使い方での経験はあります。 |
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新貝:
スクリプトはshellで組む? |
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鈴木:
はい。cronを設定してメールを飛ばしてチェックするなどです。 |
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新貝:
shellスクリプトは考えどおりにできますか? |
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鈴木:
shellスクリプトは得意です。shellスクリプトだけでいろいろやってみたりもします。 |
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新貝:
ちなみに、【Point9】UNIX系サーバーの構築あるいは運用管理の経験はありますか? |
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鈴木:
それはありません。アプリの運用管理レベルです。 |
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