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あなたのキャリアはここが見られている! 企業にスカウトされるレジュメ作成術5【資格PR編】
企業がレジュメを見る視点を探るレポート第5回は、「資格PR編」。企業にスカウトされるときに資格がどの程度有利に働くのか、また、上手なアピール法はあるのか。Dr.スカウトがレジュメ作成のポイントをアドバイスします!
(取材・文/入倉由理子 総研スタッフ/宮みゆき イラスト/Shu-Thang Grafix)作成日:05.04.06
Part 1 企業視点で大解剖! 企業にアピールできる資格とは?
 リクナビNEXTスカウトでレジュメを順番に登録していくと、保有する資格をチェック・記入する欄がある。特にソフト・通信系技術者の場合、「その資格をもっていなければ仕事はできない」といった必須資格はないし、次々と新しい資格が登場するため、どんな資格がどの程度転職に効果があるのかわからないという声もよく聞く。企業はこの登録者の保有資格をどんな視点で見ているのか、思わず目を留める資格はあるのか、3つのポイントでまとめた。
 
Point 1 経験・スキルが第一! 資格は補完的な意味合いで見る
 
 中途採用において、企業が重視するのは、やはり経験・スキル。スカウトで求める要件にマッチする人材を検索する際には、まずは「経験職務」や「経験業種」の条件を優先させる。とはいえ、たとえば「ソフトウェア関連職実務経験1年以上」「通信」と条件を設定しただけでは、ヒットするエンジニアの数が膨大な場合もある。そんなとき、ほしい人材をさらに絞り込んでいくのに使われるのが「資格」なのである。
 
Point 2 企業が注目するのは、「上位資格」だけじゃない
 
 その資格をもっているだけで「豊富な知識をもつ人」と企業が認めてくれるのは、「ORACLE MASTER PLATINAM」「SAPコンサルタント」「MCP」「プロジェクトマネージャ」などいわゆる「上位資格」。しかし、企業が検索にかけるのはそういった資格だけではなく、「情報処理技術者」や「ORACLE MASTER SILVER」などが資格の検索の上にランキングされ、「基礎的な知識の有無」で絞り込みをかける場合も多い。つまり、「この資格を書いても仕方ないかな」などと臆病になる必要もないのである。
企業がスカウト検索する資格ランキング
 
Point 3 資格は知識だけでなく、モチベーションの高さの裏付けにもなる
 
 それではなぜ、企業はさまざまな資格を検索の条件のひとつとして考えているのか。もちろん、その分野に関して一定の知識があることの裏付けになる点が大きいが、それだけではなく、その人の「仕事や技術に対する取り組み姿勢」が垣間見えることもひとつの要因だ。仕事が忙しい中で、パワーとお金をかけて学び、資格を取ろうとする。そんな人ならば目標をもち、それを達成する意欲や継続する力、新しい知識を習得しようという成長意欲など、高いモチベーションをもつ人材であると予測がつくのである。
 
Part 2 企業にスカウトされやすい資格登録のコツとは?
 ここからは、企業に「スカウトされるための資格登録」のノウハウをアドバイスしていく。レジュメには、資格を登録する個所が、資格をフリーに書く欄と選択肢をチェックする欄と2カ所ある。この役割の違いをまず説明しよう。
 
 
1.ココがポイント!
資格の数は膨大であり、また、新しい資格も続々登場する。[2]のチェック欄ですべての資格を網羅しているわけではないので、時にはもっている資格が見つからないことも。そうした場合、このフリー欄に記入する。そのとき、資格の正式名称をきちんと書くことに注意を払わなければならない。そうでなければ、企業の検索にヒットしないことがある。欧文のスペルも含め、正しい記入を心がけよう。
2.ココがポイント!
こちらは、膨大な資格の中から、「求人企業がよく検索に使う資格」を選んだものだ。選択肢の中にある資格をもっているならば、フリー欄に加えて登録することで、検索には必ず引っかかるので確実だ。やりたい仕事に関係がある資格なら、基本的にはチェックすべき。前述のように、ものごとに対する取り組み姿勢を評価される場合もあるからだ。
     
Dr.スカウトがアドバイス 意外な逆効果も? 資格登録「こんな場合どうする?」
 
Q.経験がない場合、資格でアピールできる?
A. 基本的には企業が中途採用で重視するのは経験・スキル。しかし、第二新卒など、ポテンシャルも重視して採用する場合には資格が有効に働くこともあります。「仕事に最低限必要な基本的な知識がある人材」を絞り込むのと同時に、仕事や技術習得に対する取り組み姿勢を見る場合も多いようです。
 
Q.資格を取るのが趣味。たくさん登録すればするほど評価は高くなる?
A. 資格を取得するのは成長意欲や目的意識の表れであることは、前で述べました。しかし、あまりにその数が多い場合、すべてを登録しないほうがいい場合もあります。

その理由は2つ。ひとつ目の理由は、資格をスキルアップや成長の手段としてとらえるのではなく、資格取得そのものを目的としている人材に、企業は違和感をもちます。

もうひとつは、あまりに多くの資格を書いてしまったがために、その中にある仕事に本当に役立つ資格が埋もれるかもしれないからです。それでは本末転倒となってしまう。
たくさん資格をもっているならば、その中から仕事に役立ちそうな資格、より高い成長意欲の裏付けとなるような上位資格をピックアップして記入するようにしましょう。
 
Q.語学系の資格やスコア。企業はどう見ている?
A. 世界的に展開する企業が多いハード系と比べて、ソフト・通信系エンジニアで英語が要求されるケースはそれほど多くありません。検索条件とされるのは、スカウト企業が外資系だったり、仕事の内容がブリッジSEだったりする場合がほとんどであり、要求される語学のレベルはその企業の状況によって異なります。例えば、海外とのやり取りが頻繁であればTOEIC800点以上、社内に外国人が多く、日常のコミュニケーションに使用される程度なら、600点、700点レベルで十分という場合もあります。

では、英語が必要ない会社では、英語の資格をどう見るのか。これは資格やスコアを書くことで、成長意欲のある人材だと評価される場合もあります。
とはいえ、あまり低いスコアだったら、ことさらアピールしないほうがいいでしょう。TOEICであれば、アピールできるラインとして450点くらいが目安になる。逆に800点以上を超えるなら、人事の評価は高いはずです。
 
企業が検索したエンジニア系資格 ランキング上位45
 
順位 資格名称 検索回数
1  第2種情報処理技術者 295
2  第1種情報処理技術者 236
3  ORACLE MASTER GOLD 225
4  ORACLE MASTER SILVER 222
5  ORACLE MASTER PLATINUM 164
6  ORACLE CERTIFIED DEVELOPER 158
7  アプリケーションエンジニア 124
7  ネットワークスペシャリスト 124
7  初級システムアドミニストレータ 124
10  データベーススペシャリスト 120
11  上級システムアドミニストレータ 118
12  プロジェクトマネージャ 117
13  システムアナリスト 116
13  システム監査技術者 116
15  オンライン情報処理技術者 106
16  プロダクションエンジニア 105
16  特種情報処理技術者 105
18  その他情報処理技術者試験系 99
19  マイコン応用システムエンジニア 96
20  CCNA 85
21  その他ORACLE系 70
22  CCNP 65
23  SAP認定R/3 コンサルタント(システム管理-UNIX/ORACLE-) 59
24  MCP 54
24  SAP認定R/3 コンサルタント(システム管理-NT/ORACLE-) 54
26  SAP認定R/3 コンサルタント(生産計画/管理) 52
26  SAP認定R/3 コンサルタント(販売管理) 52
26  SAP認定R/3 コンサルタント-R.4.0-(管理会計) 52
29  SAP認定R/3 コンサルタント(在庫/購買管理) 51
29  SAP認定R/3 コンサルタント-R.4.0-(財務会計) 51
31  CCNP-WAN Switching 50
32  その他SAP系 49
33  CCNA-WAN Switching 48
34  CCDA 46
35  MCSE 43
35  SAP認定R/3 コンサルタント(ABAPワークベンチ) 43
35  SAP認定R/3 コンサルタント(人事管理) 43
38  CCDP 40
38  CCDP-WAN Switching 40
38  CCIE-WAN Switching 40
41  MCP+Building 39
41  MCSE+Internet 39
41  その他CISCO系 39
44  MCSD 38
45  MCDBA 37
※2005年1月にリクナビNEXTスカウト登録者の資格が検索された件数を集計 
 
レジュメ大解剖編 / 経験職務チェック編 / 職務経歴篇 / 自己PR編
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[] 宮みゆき(総研スタッフ)からメッセージ []
宮みゆき(総研スタッフ)からのメッセージ
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もっている資格をことさら必要以上にくどくどアピールするレジュメって結構多いのだそうです。ビジネス系の資格と違って、取得するのに費用と時間がかかるのが、IT系の資格。せっかく苦労して取った資格を水の泡にはしたくないですよね。これからも企業視点でスカウトされる効果的なレジュメ作成術をお届けしていきたいと思いますので、お楽しみに!
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