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Dr.スカウトがこっそり教える 企業にウケるプライベートオファー返信術「スカウト知っ得ルール編」
リクナビNEXTスカウトに登録したら、さっそく企業からプライベートオファーが届いた! うれしい半面、読んでみたら内容は企業によってさまざまで、どう返信したらいいか迷ってしまう。そんなエンジニアのために、企業に好感をもたれる返信法をDr.スカウトが指南します。
(取材・文/入倉由理子 総研スタッフ/宮みゆき イラスト/Shu-Thang Grafix)作成日: 05.02.09
Dr.スカウトがプライベートオファーを大解剖!
 リクナビNEXTスカウトの「プライベートオファー」とは、学歴・語学・資格、職務経歴や経験の中身・実績、現在の勤務先や転職先の希望条件、自己PRやキャリアプランなど、詳細な「レジュメ」を登録することにより、企業から直接「ぜひあなたに会いたい」というオファーが届く仕組みだ。 →詳細を読む

 リクナビNEXTから「オファーが届いている旨を伝えるメールを送信されたら、リクナビNEXTの個人専用ページでオファーを確認する。下記のような内容のオファーが企業から届く。まずは内容を確認し、きちんと返信しよう。
【プライベートオファー見本】
 
 
会員番号1234567様

はじめまして。潟Vーガルソフトウエア システム本部長の鈴木太郎と申します。

現在、弊社では、プロジェクトリーダーとして活躍していただける方を
新たにお迎えしたいと考えております。

会員番号1234567様のレジュメを拝見し、
かもめシステム株式会社にて、
Javaを用いたWebアプリケーションの開発における
SEおよびプロジェクトリーダーの豊富なご経験に非常に魅力を感じました。

弊社のプロジェクトリーダーとして、会員番号1234567様に
まずはひとつのWebに関するプロジェクトをお任せしたいと
勝手ながら期待しています。
当社の次世代の核となる事業領域のプロジェクトであり、
会員番号1234567様が「キャリアプラン」で書かれた
「先端技術に携わり、常に自分のスキルアップ、可能性の拡大ができる仕事に携わりたい」
というご希望にも合致するのではないかと考えております。

会員番号1234567様、少しでも興味をおもちいただけるようであれば、
お会いしてこのオファーではお伝えできない事業や仕事内容について、
お話しさせていただきたいと思います。
現在の時点で入社の意思がなくても構いません。
お互いの情報交換ができるような、ざっくばらんな場にしたいと思いますので、
前向きにご検討いただければと思います。
返事を書く
返信期限:200×年×月××日
返信期限アラートメール:非通知
? 返信期限アラートメールとは?
 
Dr.スカウトが指南!プライベートオファーの返信で企業の印象はどう変わる?
 実際に送られてきたプライベートオファーに対して興味をもったとき、返信の文面に迷ったことはないだろうか?
 確かにシステム上のやりとりとはいえ、既に企業との接触はそこでスタートしている。返信内容が企業に対してどのような印象を与えているのかを知っておこう。
Q:返信の内容が採用に影響を与えることはあるのか?
 基本的には、それほどないといえそうだ。企業が重視するのは、応募者の経験・スキルなので、送信文よりそちらの作成に力を注ぐべき。従って、返信を送る前に、企業が興味をもった経験・スキルの登録内容を詳しく記述しておくのは一つの手だ。基本的には「プライベートオファーを送っていただきありがとうございます。貴社に興味をもちましたので、応募させていただきたいと思います」といった文面で十分。
 とはいえ、職務経歴書だけ、あるいは「よろしくお願いします」とひと言だけ書いて送るなど、社会人としてのマナーを逸脱した返信には、企業側も決していい印象はもたない。今すぐ転職できなくても、何らかの返信をすることがマナーだ。
Q:返信の際に自己PRはどれくらい必要か?
 それほどたくさん書く必要はないが、人事担当者もレジュメだけでは送信者のプロフィールをすべて把握できるわけではないし、条件に合う登録者が多数存在する場合もある。どんな人から返信があったのか、すぐに把握してもらうためにも、現在の簡単な職務内容やなぜその会社に興味をもったのかなどを数行書いておけば、多くの返信の中で差別化はできるはずだ。
Q:企業に好印象を与える返信とは?
 企業がプライベートオファーを送る目的は、あくまで採用のため。文面やマナーに感動するというより、「自社に対して共感してくれる人と出会えた」「いい採用ができそうだ」という手ごたえを感じたときだろう。返信メッセージに自らの経験・スキル、その会社の事業内容や技術の方向性と自らのキャリアプランの一致点などがまとめられていれば、企業の共感がより高く得られることもある。
Q:「これは絶対ダメ!」というNG返信とは?
 前でも述べたが、社会人としてのマナーを逸脱した返信はもちろんNG。そこを守れば基本的に問題はないが、もうひとつ、企業の悩みのタネとなるのが、何を意図した返信内容か判断ができないもの。応募なのか、質問なのか、応募を遠慮するのか、最低限返信の趣旨を明らかにすべき。
Q:ところで、プライベートオファーってどれくらい返信されているの?
 企業やその募集職種によってまちまちだが、実際には企業が期待するほどには返信件数がないというのが現状で、人気企業や知名度の高い企業も同様のようだ。景気の上昇気流が一服した感はあっても、エンジニアの求人市場は依然、買い手市場が続いている。少しでも興味があったらとりあえず返信して、一度会ってみるのも手だ。そこで詳しい質問などもできるし、万一入社につながらなかったとしても、企業の人材ニーズや自分の市場価値を知る、いいきっかけとなるからだ。
プライベートオファー返信術「情報収集編」/「面接希望編
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  宮みゆき(総研スタッフ)からメッセージ  
宮みゆき(総研スタッフ)からのメッセージ
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リクナビNEXTスカウトを利用しているエンジニアの方の声を聞いていると、企業から届いたプライベートオファーの意図や、返信タイミング、返信内容に悩んで結局そのまま応募せず、後悔しているというのをよく聞きます。「一度返信しなかったらもうチャンスはないの?」「こんなオファーにはどうこたえたら効果的なの?」そんなさまざまな疑問に、3回シリーズでおこたえしていきます。お楽しみに!
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