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スカウト上手

"スカウトされたい人"の レジュメ入力講座1

【スカウトの仕組み・レジュメのポイントを知ろう!】

by レジュメ向上委員会
「スカウトされたいんだけど、どうすればいいんだろう?」そう思ったことありませんか? それにはまず、「企業がどうやってスカウトをしているのか」を理解することが大切。”スカウトされたい人”のレジュメ入力講座第1回では、企業側のスカウト採用現場をシュミレート。「かもめインターナショナル株式会社」を舞台に、求人発生の背景からオファー送信までをレポートします。スカウトの仕組み、企業が見るレジュメポイントを理解すれば、ワンランク上のレジュメ入力術が見えてくる!
REAL SIMULATION TO SCOUT!
■かもめインターナショナル株式会社■
海外の文具・雑貨ブランドの国内総代理店として雑貨・生活関連商品の輸入・販売、オリジナル雑貨・家具の企画販売を手がける中堅企業。今回リクナビNEXTスカウトに初参画。
■求人発生!
「かもめインターナショナル株式会社」では、自社・インポートブランドの更なる認知向上に向けて、リーダーとして営業部をまとめていってくれるような営業経験者を数名募集することに。
「理想の営業経験者」とは、いったいどんな人なのか?
まずは、企業側が思いつく人材要件を挙げてもらう。
「流通・販売経験があって、ヒット商品の企画立案から
販売までを一手にこなし、なおかつ新たな販売戦略・ルートを開拓するやいなや海外でも大ヒット‥というエネルギッシュな人!」

‥いませんよこんな人。いたとしても、入社してくれなければ全く意味がありません。
これでは絵に描いたモチ。より現実的、具体的に考えていきましょう。

■人材要件を設定する
求人が発生したときにまず企業側がするべきことは、欲しい人材要件の設定。
採用したい、と思う人材のイメージから、どんな性格の人?どんなスキルが必要?など、人材要件を整理していきます。

採用するにあたって、「これだけは外せない!」という“MUST”条件、
次に「できればこれも欲しい」という“WANT”条件をそれぞれ設定し、この条件に当てはまる候補者を探していきます。

今回の人材要件はコレに決定です!

"MUST"人材要件 ■営業経験2年以上 ■ガッツのある人"WANT"人材要件
STEP1 "MUST"人材要件で検索
リクナビNEXTのスカウト登録者数は現在約100万人超。
この膨大な登録者の中から、今回の求人で最も重要である“MUST”条件に該当するレジュメを登録データベースから検索。これで“MUST”条件を備えた登録者が何人いるのかがわかります。
"かもめインターナショナル株式会社"の場合
今回の“MUST”条件は「営業経験2年以上」。
「経験職務チェック」「職務経歴」の項目から「営業経験2年以上」と設定して検索する。
かなりの数がヒット。「ガッツのある人」は検索のしようがない‥ので、ここでは考慮しない。
STEP2 "WANT"人材要件で検索
STEP1で検索した“MUST”条件に該当するレジュメの中から、次は“WANT”条件で検索をかけて絞り込んでいく。検索結果によって、複数ある“WANT”条件を掛け合わせてみたり、組み合わせ方を変えてみたりと調節しながら、何度も繰り返し検索。
"かもめインターナショナル株式会社"の場合
今回の“WANT”条件は「流通・販売経験」「商品企画経験」「海外企業との取引経験」。
「海外企業との取引経験」を含めて検索すると、該当登録者数がなんとひとケタに。泣く泣くあきらめる。
STEP3 検索されたレジュメを確認
希望する数までレジュメを絞り込んだら、今度はひとつひとつ内容を確認する。
ここで確認する主な内容は、「自己PR」「キャリアプラン」の2つ。
この2項目に関しては「検索する」というよりも、実際に内容を読んでみて、登録者の転職意欲やキャリアの志向性などを確認する。
"かもめインターナショナル株式会社"の場合
STEP2で少々ヘコんでいた人事担当者であったが、「自己PR」「キャリアプラン」を読みすすむうちに、ガッツのありそうな登録者を多数発見!
STEP4 オファー送信
STEP1〜4の工程で絞り込まれた登録者は、企業に「ぜひ応募してほしい」「ぜひお会いしたい」と思わせる選ばれた登録者。その思いを伝えるべく、アツいオファー文面を作成。
サポートスタッフの文面チェック・修正を経て、ようやくオファー送信の準備が整う。
"かもめインターナショナル株式会社"の場合
人事担当者が悩み抜いて選んだ登録者に、オファーを送信!
返信のあった登録者は、当然ながら希望する人材要件に合致している人ばかり。
その中から数名を採用。きっと活躍してくれることでしょう!
レジュメ向上委員会が伝えたいこと☆
HELLO!レジュメ向上委員会のデイヴィッドです。
レジュメ入力講座のまとめ役として、トリを務めさせていただきます。チェキ!

最後まで読まれた方は、「求人発生からオファーが届くまで」のイメージがつかめたのではないでしょうか?
企業がオファーを送る工程で、必要な人材要件を備えた登録者を選ぶために必ず行うことは、この記事でも述べているとおり、検索です。
検索という「予選」があって、その「予選」を勝ち抜いた登録者たちが「本選」に進みます。

「予選」を勝ち抜く為にはどうすれば良いのか?
イチバンの対処法は、「企業が検索を行う項目を知り、その項目にきちんと入力する」こと。「きちんと入力する」ためには、企業がどうやってスカウトをしているのか、レジュメのどこを見ているのか、というスカウトの仕組みを理解するのが近道です。
当たり前ですが「予選」を勝ち抜くためには、検索されないことにはハナシになりません。そこでわたくしデイヴィッドが、企業が検索時に重要視する項目を一挙紹介します。チェキ!

"MUST"条件で検索されること
企業がオファーを送る対象を探すときに、まず見る項目が「経験職務チェック」と「職務経歴」。つまり「経験職務チェック」を1つも登録していない、「職務経歴」の「現在または直前の職種」に記入がない、などの登録者は検索される可能性は限りなくゼロに近い。しっかり登録している人ほど、検索され企業の目にとまる可能性が高くなる。
チェックする項目:経験職務チェック、職務経歴

"WANT"条件で検索されること
これもまた然り。
企業が“WANT”条件で検索するときは、転職意欲などの「希望条件」、現在または直前の年収・勤務地などの「職務経歴」や、「主な職務内容」など記述式項目のフリーワード検索などもよく行われている。もし未記入の個所があるのならば、すぐに見直すべきだ。
チェックする項目:希望条件、職務経歴

記述式項目にも手を抜かない
「自己PR」といわれると軽く感じてしまう登録者もいるかもしれないが、実際のところほぼ必須記入項目と考えてよい。単なるチェック項目では表現できなかった自分の転職意欲や、自身のキャリアの補足説明を記入すると良いアピールになるだろう。
「キャリアプラン」では、今まで培ってきたキャリアをもとに、活かしたい経験と今後やってみたいことを入力しよう。経験・キャリアが浅くて悩んでいる登録者は、自己PRと併せてここで強くアピールできる。
企業がオファーを出そうか出すまいか迷ったときは、この項目の充実度が決め手となることも多い。
チェックする項目:自己PR、キャリアプラン

最低限入力すべき項目を知ろう! レジュメ入力講座【第2回】
自由記述項目入力のコツを知ろう! レジュメ入力講座【第3回】
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