転職トップ > 特集 「30歳、企業にスカウトされる人」の経験・スキルレポート 転職エージェントからのオファー受信数トップ100人の特徴とは?
「30歳、企業にスカウトされる人」の経験・スキルレポート企業や転職エージェントにスカウトされる人って、どんな経験・スキルを持っているのだろう?何か特徴はあるのだろうか?そこで、特にオファーが多く飛んでいる「営業職」「事務系スペシャリスト」「ITエンジニア」「電気・電子・機械系エンジニア」4職種の、ボリュームゾーンである30歳を切り取り、経験・スキルを洗い出してみました。
2009年11月 4日 生データから見えてきた…「営業職」でスカウトされているのはこんな人!
新規開拓、企画提案型の営業経験とMR経験が強い 業界別に見ると、医薬品・化粧品メーカーでの営業経験者へのオファーが約2割を占め、トップに。一部製薬会社においてMRの採用が活発で、同業界で経験を積んだ人にオファーが集中している。また、自社システムやサービスを持つネット関連企業が、売り上げ拡大を狙ってネット系の業界経験者にアプローチをしている。 「事務系スペシャリスト」でスカウトされているのはこんな人!経理財務が圧倒的人気。企画系職種には業務改革ニーズが 事務系職種の中では、今は経理財務経験者の人気が高い。四半期決算強化の流れなどを受けて、経理システムの基盤を強固にしたいと考える企業が動いている様子。同じ理由で金融スペシャリスト、公認会計士経験者にもオファーが飛んでいる。経験・スキルのキーワードとして目立っていたのは、税効果会計、減損会計、予算策定、月次決算、四半期決算など。なお、会計基準の経験を見ると、日本会計基準の経験者が多いものの、国際会計基準、米国会計基準の経験がある人も1割以上。国際会計基準導入の流れによる、注目度の高さがうかがえる。 「ITエンジニア」でスカウトされているのはこんな人!
リーダー経験がありプロジェクトを引っ張れる人が人気 上位100人のうち実に72%が、現場で活躍しているWeb・オープン系のエンジニア。そして56%がリーダー経験のある人…という結果。経験の浅い若手エンジニアを束ねつつ、自分もエンジニアとして開発に携わる「プレーイングマネージャー」としての活躍が、30歳には求められているようだ。 「電気・電子・機械系エンジニア」でスカウトされているのはこんな人!
ハイブリッドカー需要拡大で自動車業界経験者に脚光 業界別に見ると、自動車業界の人へのオファーが実に約4割を占める。電気自動車やハイブリッドカーの重要拡大で注目を集めている。オファー受信者の経験・スキルをひも解くと、ガソリンエンジン部品、トランスミッション、ハイブリッドカー・電気自動車のパワーソース系全体システム、次世代パワーソース・パワートレイン、燃費向上技術の研究・先行開発…などの経験がある人にオファーが多く飛んでいる。 オファーが来る経験、スキルをアピールしよう!
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