叱ってちょーだい

毎回著名人にあなたの悩みをぶつけていただく、このコーナー。熱く、愛を持ってお答えします。
悩
「尊敬する人がいなくて困っています…」

現在、初めての転職活動中です。先日面接で「尊敬する人は?」という問いに答えられませんでした。有名人とかで「好きな人」は何人も出てきますが、実際に会ったことはないので「尊敬」まではいきません。面接官は「きっと今までいい出会いをしてこなかったんだね」と一言。そんなこと仕事に関係ないと思っていたのですが、そんなに「尊敬する人」がいることが重要なのでしょうか。(活動中・26歳)

尊敬する人?関係ないよ、 お前がしっかりしてればな!
今週の叱り役

プロレスラー
高山善廣

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高山堂

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1966年、生まれ。東海大学卒業後、サラリーマンとして法人営業を経験。90年にUWFインターナショナルに入団。キングダム、全日本プロレス、ノア、新日本プロレスと活動の場を広げ、プロレス界に確固たる地位を築いてきた。03年1月には、NWFヘビー級の歴代18代目チャンピオンとなる。

尊敬する人は簡単にできるものじゃない

面接の時にもっと機転を利かせろよ。「これから御社で尊敬できる人に出会いたいと思います」くらい、気の利いたことを言えばよかったのに。もう26歳なんだから、しっかりしろ。

実際に尊敬する人は、そりゃあ、いるに越したことはないけど、なにがなんでも必要じゃない。無理につくろうとして、できるものじゃないからな。尊敬する人が大事かっていうと、尊敬する人がいたら、変われる可能性があるとは言えるけどな。

人は変わることができる

俺はガキの頃、ぜん息持ちで病弱だった。それが強烈なコンプレックスになっていたんだ。小学校時代は、剣道をやっていたけど勝てなかったし、友達と野球する時だって、ボールが飛んでこないポジション。体力に限っては、今の俺から想像できないほど、至ってマイナス思考だった。

それが、中学生の時、アントニオ猪木さんの本と出会って一変。それまで、まともに本を読んだこともなかった俺が、同じ本を事あるごとに繰り返し、20回以上は読んでるな。あの猪木さんでさえ、力道山道場に入ってすぐは、他のレスラーのようにできなかった。それがくやしくて、猛烈に練習したってくだりは、特にインパクトがあった。「人間、少しずつでも強くなれるんだ!」と、初めて心から信じることができたんだ。

それから俺は、がぜん目覚めたんだよ。体力をつけることにさ。高校時代はラグビー部で身体を鍛えて、卒業前にはプロレスの入門テストをクリアできるレベルに。すごい変わり様だろう?俺にとっては、尊敬できる人と出会えたことで変われた、そう思ってる。

その後は、手が届かないと思っていた猪木さんと同じ世界に入って、話もさせてもらえるようになった。そして今は俺自身が、若いレスラーから追い落としてやろうと思われるような対象になった。

尊敬できる人をつくれとは言わない。すべてをひっくるめて尊敬できるような人と出会うのは簡単じゃないよ。ただし、「自分もあの人に追いつきたい」というターゲットくらいはいたほうがいい。パワーが欲しければな。

EDIT
マインドシェア
WRITING
羽塚順子
PHOTO
岡本寛

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