叱ってちょーだい

毎回著名人にあなたの悩みをぶつけていただく、このコーナー。熱く、愛を持ってお答えします。
悩
「後を継ごうかどうか迷っています……」

私の父は印刷会社の社長で、将来は後を継がなければなりません。今の仕事はそれなりに楽しいのですが、将来を考えるとなかなか真剣に取り組む気になれません。かといって、レールから外れてしまうのも不安で、家を出ることもできません。いつかは結論を出したいのですが、何かいいアドバイスをいただけないでしょうか。(商社 33歳)

楽は苦の種 苦は楽の種
今週の叱り役

「ご長寿クイズ」でお馴染み
鈴木史朗

information
『大江戸線音頭』
(日本クラウン)

江戸開府400年を記念した、ペティ・ブーカ『東京名物大江戸小唄』との2枚組CD。元東京都知事・青島幸男氏作詞で、大江戸線38駅それぞれに詞を付けた 38コーラスの超ロングシングル。ぺティ・ブーカバージョンはハワイアン、カントリーテイストの曲で、親子三世代を結ぶ「ホームCD」だ。
1938年、京都府生まれ。早稲田大学法学部卒業。ニュースからバラエティーまで、幅広く活躍中。テレビ雑誌のアンケートでも年代を問わず幅広いファン層を持つアナウンサー。

まずは今の仕事に打ち込むこと

一言で言うと、“2代目のオトボケ”というところでしょうか。まずは、自分がとても恵まれた環境にあることを理解すべきです。この方には、常に「社長になる」というオプションがあるのですから。

どうやら、印刷会社の経営にも商社の仕事にも、それほどの魅力を感じていないようですね。もし、本当にやりたいことがあるのなら、とっくに両方とも放り出して、その道に入っているはずです。もし今後もやりたいことが見つかりそうにないなら、とりあえずは今の商社の仕事に打ち込むことをお勧めします。

この方が今の仕事にそれほど打ち込んでいる感じがしないのは、「どうせいつか辞めて経営者になるんだから」という甘えがどこかにあるからでしょう。仕事は元来、それほどラクなものではないのです。その対価としてお金をもらうんですから、苦労するのが大前提。うまく行かないことがたくさん出てきます。それを「よりよくするにはどうしたらいいのか」と必死に考え、乗り越えてはじめて、やりがいを感じることができるのだと思います。今の仕事にも必死に打ち込めば、やりがいが生まれるのはもちろん、学ぶことはたくさんあるでしょう。きっと、一回り大きな人間になれると思います。

厳しい環境に立ち向かえる強い自分を作る

そうしたら、次の選択として、印刷会社を継ぐべきか商社の仕事を続けるのか、考えればいいでしょう。商社で学んだことは、印刷会社の経営にきっと役に立つはずです。もっと言えば、経営とは本当に厳しい仕事ですから、商社の時代にできるだけ多くの苦労をし、厳しい環境に立ち向かえるだけの、強い自分を作っておくべきでしょう。

昔の人が「楽は苦の種、苦は楽の種」という言葉を残しています。苦労をいとわず、さまざまな壁に立ち向かえば、それは栄養になって明るい未来につなげることができます。苦労を恐れないことです。困難な仕事にも進んで取り組んでみてください。

EDIT
マインドシェア
WRITING
羽塚順子
PHOTO
刑部友康

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