叱ってちょーだい

毎回著名人にあなたの悩みをぶつけていただく、このコーナー。熱く、愛を持ってお答えします。
悩
「結婚できるのか、焦りを感じます…」

周りの友達が続々と結婚しています。社内の異性は既婚者ばかり。合コンも枯れてきています。土日も出勤していて、自宅と会社の往復のみの生活。こんな私に希望はあるのでしょうか?(販売・31歳)

あきらめることが最大の欠点!
今週の叱り役

女優
杉本彩

information
芸能人社交ダンス部
10月放送予定。
1968年、京都生まれ。京都でモデルをしていたことがきっかけで芸能界に入る。女優として活動するほか、ダンス、バラエティー、小説執筆など幅広く活躍中。大切にしているのは「自由と快楽」。そのために、常に前向き、後ろは振り返らないと、ネガティブな生き方を一蹴する。

常に「恋愛モード」でいること

まだ31歳じゃないですか!「私に希望はあるのでしょうか」なんて、31歳のこの方に言われたら、35歳の私はどうなってしまうの(笑)。

なんだか気になるのは、この方の「あきらめモード」。いつでも「恋愛モード」でいなければ、せっかくの出会いも見逃してしまいますよ。確かに、生活に変化があるわけではないかもしれない。でも、毎日仕事にも行くし、休日には遊びに行ったりもするんですよね?そんな毎日の中で、「素敵」だと思える人に出会えるチャンスって、必ずあるんですよ。

「恋愛モード」になっていない場合って、そんな出会いも気が付かない。人のいいところを見ようっていう力が小さくなっているから、気が付かずに通り過ぎちゃうんですよね。

それに、「あきらめモード」になった瞬間に、人は自分を磨かなくなります。どこに出かけるにも、別におしゃれしなくっても、スッピンで、いつものジーンズでいいやってことになってしまうでしょう。そうすると、素敵な人に出会ったとしても、攻撃に出られないじゃないですか! 「今日こそ素敵な出会いが待っているかもしれない」って気持ちを常に持っていれば、キレイにしようと努力するもの。その気持ちって、とっても大事ですよね。

「なりたい自分」という目標を持って!

もう31歳なんて、くよくよネガティブに悩まないこと。20代を懐かしんでいてもしかたないんです。私は20代前半では、どんな素敵な30歳になれるんだろうって夢見てた。今は、40歳でどれだけいい女になれるかが目標です。

今、35歳。いろんなことを経験して、つらい思いもして、ようやく人の気持ちを思いやったり、自分自身の感情をコントロールできたりと、少しだけ大人になったと思っています。人生まだまだこれから。後ろを振り返るより、先の目標を持つことのほうが、素敵でいるためには大切なんです。30歳を過ぎると、怠けている人とそうでない人の差が如実に表れる。だから、ネガティブに毎日を過ごすのではなく、目標をきちんと持って、どうしたらよりなりたい自分になれるのか、そうやって過ごすことが大切なのです。

EDIT
マインドシェア
WRITING
羽塚順子
PHOTO
刑部友康

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