叱ってちょーだい

毎回著名人にあなたの悩みをぶつけていただく、このコーナー。熱く、愛を持ってお答えします。
悩
「グルメ貧乏の独身生活を変えるには?」

美味しいものが大好きで、飲み食い仲間と食べ歩いてはブログのグルメ日記をアップする毎日。充実してはいるのですが、おかげで貯金がないことと、友人は多くても彼女がいないことにときどき不安がよぎります。歳も歳なので、そろそろ堅実な生活にシフトチェンジしたいとは思うのですが、どこから変えてよいのかわかりません。(サービス業 34歳 男性)

グルメ貧乏も極めればいつかはグルメリッチ!!
今週の叱り役

女優
川島 なお美さん

1960年、名古屋市生まれ。青山学院大学在学中の79年にデビュー。現在女優として映画、TV、舞台にと幅広く活躍中。2007年11月にワイングラス「グラス・ア・ヴー」をプロデュース。8月23日からは舞台『鬼灯町鬼灯通り(ほおずきまちほおずきどおり)三丁目』に出演。ワイン通、愛犬家としても知られる。広島国際学院大学客員教授。

我慢することで発見できることもあります

好きなことに没頭できて充実しているというのは素晴らしいこと。ただ、物事には限度があります。あなたにはグルメ貧乏であるという自覚があって、不安がよぎっているのですよね。それならば、ここで思い切ってエンゲル係数を減らしてみましょうよ。だって、お金が湯水のようにあって好き勝手に生きていけるわけではないんですよね。堅実な生活に切り替えるのが、あなたのためにもなると思うし、我慢してみることで何か新しい発見だってあるかもしれません。

お金の使い方って、その人を表すひとつの指標のような気がするんですね。衣食住に使っている金額を円グラフにして、ある程度バランスが取れている使い方をしている人は、すべてにおいてもなんとなくバランス感覚がいいのかなと思うんです。その中でもこだわりがある部分にお金をかけるのはかまわないんですが、あなたの年齢で貯金ができないほど毎日食べ歩いているというのは、ちょっと問題がある使い方じゃないでしょうか。もし、彼女ができて結婚しようとしても、家を建てるとか、二人で旅行に行くこともできないし、将来を考えても不安でしょ。

趣味も徹底して追究できれば仕事になります

お金をたくさん出せば、美味しいものが手に入るのは当たり前。それがいちばん楽な方法なんですもの。でも、飽食の生活を続けていたら、素朴な美味しいものもわからなくなっちゃうんじゃないかしら。本当に食べることが好きなのだったら、お金ばかりかけずに、もっと深めてみてはどうかしら。美味しいお米のルーツをたどって、その農家に田植えから教わって自分でお米を作ってみるとか、ワイナリーに行って修業してみるとか。

私は18歳のときから芸能界でこの仕事をやっていますが、趣味もすべて仕事になっているんですよ。最近だとワイングラスをデザインしてプロデュースしたり、わんちゃんのお洋服をデザインしたりとか。そのワインのお仕事でいただいたお金を、今度は介助犬や盲導犬のユニフォームの製作費に充ててお配りしたりもしています。趣味のワインとわんちゃんが、チャリティーの部分にまでリンクしているんですね。

私は好きになったものを中途半端にできなくて、極めないと気持ちが悪いんです。だからソムリエもチーズ鑑定士の資格も取りました。あなたと同じで食べることも大好きなので、今度はお料理の本を出すことが目標。あなたも食べることを深く追究してみたり、なぜ美味しいかを伝える力をつけて、例えばグルメライターになれたりしたら素敵じゃないですか? 「これを食べてください」とか「このレストランを評価してください」って、人のお金で食事ができるようになるんですよ。好きな趣味が仕事につながれば、こんな楽しいことはないでしょ?

EDIT・WRITING
羽塚順子
DESIGN
マグスター
PHOTO
加納拓也

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