人と一緒じゃなくても、楽しさは見つけられる
「嫌われ上手になる」っていうのが、ひとつ目のアドバイス。私は群れて行動するのが好きじゃないから、集団の中で嫌われてしまったら、それはそれでいいと思える。人とのお付き合いというのはけっこう大変よね。会社が終わってからもプライベートな時間を割かれたりするわけでしょう? 一緒に飲みに行ったり、カラオケに行ったりする時間を、本を読んだり映画を観たり、自分が好きなことに使えるなら、それはそれで素敵なことだと思うわ。人と一緒に過ごさなくても、楽しさを見つけられること、それが「嫌われ上手」ということ。誰に誘われなくても、堂々としていればいいじゃない。
傷つかずに覚えられることなんてない
でも、きっとそう考えられないから、悩んでるのよね。
だったら答えは簡単。自分から「助けて!」ってサインを出せばいい。何も言わずに待っていたら、何も変わりません。待つことをやめて、自分から声をかけてみればいい。そうしたら、何かリアクションがあるはず。
それに、本当に嫌われているのかしら?知らず知らずのうちに、人から声をかけにくいオーラを発している人って、ときどきいるじゃない。いつも顔をしかめていて、忙しそうに見えたら、周りは声をかけるのを躊躇するでしょう?子どもみたいに「声をかけてくれない」なんてひがんでないで、自分から声をかけてみると、すぐに解決するかもしれない。
こういう人は、実はプライドが高いんです。自分から何か行動を起こして、それを拒絶されるのが嫌だから、だから何もしない。プライドなんて、3日間冷蔵庫に入れてしまっておいたって、腐りゃしないわよ。だから、上手に出し入れできるようになること。プライドは大切だけど、ときには相手を立てたり、こっちを振り向いてもらうために、捨てなきゃいけないときもあるのよ。
だいたい「コツを教えて」なんて、受身の姿勢ではダメ。自分で傷つきながら覚えていくべきことも、たくさんあるんだから。