叱ってちょーだい

毎回著名人にあなたの悩みをぶつけていただく、このコーナー。熱く、愛を持ってお答えします。
悩
「家族と暮らせる会社に転職すべきでしょうか?」

妻が「子どもの教育と将来のため」と言うので、子どもが生まれてからは単身赴任を続けています。「一緒に暮らしてこそ、家族の意味がある」と思うのですが、妻は「だったら転職したら?」と。今の仕事に満足しているのですが、家族を優先するなら、妻に従うしかないのでしょうか。このままでは、妻との心の距離まで離れてしまいそうです。(メーカー勤務 32歳 男性)

記念日に花を贈ろう!
今週の叱り役

株式会社ドリームアーク代表取締役会長
花田勝

1971年、東京都生まれ。88年に初土俵を踏み、98年横綱に昇進。引退後はタレント活動を経て、アメリカンフットボール選手に転身。2002年には会社を設立、翌年「Chanko Dining 若」1号店を東京・六本木にオープンした。実業家として、またタレント、スポーツキャスターとして活躍中。

二者択一ではなく、時間を有効に使おう

あなたの言ってることは、贅沢じゃないでしょうか?だって、今の仕事にも地位にも満足しているのに、それ以上を手に入れようとしているんですから。得るものがあれば、あきらめなければならないものもある。自分の思いどおりに何もかも手に入れようとしたって無理。何事もそうですよ。

もちろん、家族が大事なのはあたりまえ。僕だってそうです。でも、現にあなたが単身赴任で留守にしていても、奥さんはお子さんの面倒をみてるんですよね。そうやって、女性は子どもを産み、育て、愛情を持って家を守ってくれる。男は全然かないませんよ。女性に勝てることは何があるかと考えると、何でしょうね。僕の場合は「経済力」しかないですね。だから僕は、家庭をかえりみずに必死で働いてます。家族と一緒にいる時間がなくても仕方ない。お金を稼ぐことって、生やさしくないですもん。血のにじむような努力が必要ですよね。

あなたは「仕事を取るか、家庭を取るか」という、究極の選択を迫られていると感じているみたいですけど、違うと思うんですよ。それはすごく日本人的な発想じゃないかと。そもそも、仕事は生きていくために必要なものであって、家庭と比べるものじゃない。仕事は仕事、家族は家族、と分けて考えて、いかにしてうまく時間を使うかに頭を働かせたほうがいいと思うんです。

離れているからこそできる演出もあります

もしも転職して、望みどおり家族と一緒に住めたとしたって、「家でゴロゴロして邪魔だわ」とか、「もっと子どもと遊んでよ」なんて奥さんに文句を言われて、不愉快な思いをしたりするものなんです。人間って、ひとつの欲が満たされると、また必ず違う欲が出てきますからね。今の仕事に満足しているのだから、転職をする必要はありませんよ。

妻に従うべきかどうかで悩んでいるあなたは、奥さんに愛情がたくさんあって、優しい方だと思うんですよ。きっと「このまま俺についてこないで、気持ちまで離れちゃうんじゃないか」って、すごく不安なんですよね。だから、彼女の言い分を聞いて「転職して一緒に住まなきゃ」って気持ちになってしまうんでしょう。だったら、奥さんの気持ちをがっちりつなぎとめ、仕事に集中するためにも、もっと愛情を表現してみればいいんですよ。現状の中で時間を有効に使い、奥さんとの関係をいかに充実させるかを考えてみましょうよ。

例えば、休みの日は家に帰って、奥さんを一人の女性として演出してあげる時間をつくってみるのはどうですか?お子さんと昼間遊んだら、夕方からお子さんを預けるなりして、二人で食事に出かけてみるとか。「ママ」じゃなく、ちゃんと名前で呼んで、デートに連れて行ってあげたら、奥さんだって嬉しいでしょう。誕生日や記念日には、花束を贈ってもいいんじゃないかな。離れているからこそ、できる演出だってあるはずです。なんて、僕もエラそうなこと言って、自分じゃあ、なかなかできないんですけどね(笑)。

EDIT・WRITING
羽塚順子
DESIGN
ITコア
PHOTO
岡本寛

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