叱ってちょーだい

毎回著名人にあなたの悩みをぶつけていただく、このコーナー。熱く、愛を持ってお答えします。
悩
「どうしたら、自信を持って話ができるようになるでしょうか?」

面接でも、商談でも、公の場で話すとき、緊張してどんどん声が小さくなっていってしまいます。どうしたら、人の前で自信を持って話ができるようになるでしょうか?(27歳・営業)

眼力のある親分を選べ
今週の叱り役

漫画家
青木雄二

information
『独断・これが日本だ。』【税抜き価格¥495/幻冬舎】
堕落しきった日本の官僚、裁判官そして政治家。彼らに国の舵取りを任せておいて本当に大丈夫なのか!? 国民が苦しむ、わが国の姿を青木雄二さんと北野誠さんが、解明する文庫書き下ろし
※青木雄二さんは、2003年9月5日逝去されました(享年58歳)。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
1945年、京都府生まれ。90年に「モーニング」誌上で『ナニワ金融道』の連載を始める。97年連載を終え、マンガ家卒業を宣言した。著書はマンガの他に『唯物論』『青木雄二のゼニと資本論』『さすらい』『ナニワ青春道』など。

真面目さを評価してくれる会社を選べ

いまどきは見た目にだまされて、本質的なものの見方をする人が減っているんやろな。ワシだったら、声が小さくて、口ごもってしまうヤツは「正直者」と思って、信用するね。コイツからモノを買っても、絶対だまされんと思うからな。弱みではなく、一つの美徳ちゅう気がする。

面接のときにこういう人がソンするゆうのは、その会社がおかしい!その会社の商品に自信がないから、調子がよくて言葉巧みな人を採用したがる。いいモノを作っていれば、別に営業が黙ってても、客は欲しがって買うやろ。調子がいいヤツを採用したがるのは、その会社にいい商品がない証拠や。

もし、声が小さくてしゃべりに自信がない人が、こういう会社に入ったら苦労するで。商品が売れないことで、責任を追及されるかもしれない。真面目さ、実直さ、ウソのつけない性格を評価してくれる会社を選んだほうがいい。この人のよさがわかる眼力のある親分を選べ、ちゅうことや。

ケンカと賭け事は場数

ただ、やっぱり「ここぞ」というときに、大きく力強い声、自信が必要になる。人っていうものは、経験に左右される生き物や。もしかしたら、幼稚園の頃から親の後ろに隠れて、ケンカなんてせんようにと大事に育てられたのかもしれんな。だから、これからは親分肌のバンカラなヤツと付き合って、見習うといいと思う。そして、自分の思いを伝えようと、必死になってみる。

酒でも飲みながら、本音をぶつけてみるんや。この女を絶対口説きたいと思ったら、力が出るやろ。それと一緒や。ケンカと賭け事は場数を踏まんと強くなれへんからな。

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