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第二新卒限定!仕事ニュース&転職ガイド

仕事に理想を求めながらも、地に足のついた考え方ができる。それが第二新卒の強み

「新鮮さ」をアピールできる新卒と、「経験」をアピールできる経験豊富なビジネスパーソンの狭間にいる第二新卒。果たしてその価値とは何なのか?第二新卒の採用事情に詳しいリクルートエージェントの早川拓氏に、そのポイントを聞いてみた。
(株)リクルートエージェント
第二新卒キャリア支援マーケット
早川 拓氏
■プロフィール
電機メーカーの担当営業を経て、2003年より第二新卒キャリア支援マーケット担当のキャリアアドバイザーに。多くの第二新卒者から学生時代の先輩のような「良き相談相手」として慕われる存在だ。趣味はテニスに登山。
[第二新卒対新卒]ゼロから物事を吸収する「新鮮さ」では負けるが、社会に出て学んだ基礎的な「経験」では勝つ。抽象的な理想論ではなく、地に足のついたビジョンを示せば、新卒者は恐れるに足らず。
[第二新卒対経験者]スキルや知識を活かした「即戦力」では負けるが、3年先、5年先の「将来性」では勝つ。前向きな意識でやる気や本気度をアピールすれば勝ち目は大いにある。

成長業種や金融機関、専門職にも第二新卒が求められている

第二新卒にとって、今や空前の売り手市場だという。果たして本当にそうなのだろうか?
「はい。本当です。すべての業種で第二新卒は熱い注目を浴びています。成長業種と言われるIT、医療業界はもちろんですが、人材、教育業界、それから大手電機メーカー、金融機関までも第二新卒を採用している今の状況は、2年前には考えられなかったことです。さらに、大手都銀のファンドマネージャーのアシスタントや、消費財メーカーのマーケティング職など、専門職や総合職にも第二新卒の人材を求める声があることは驚きます」
もちろん、営業職や販売職、SEといった、第二新卒の人材を多く採用してきた職種も、これまで通りに堅調だという。
「しかも、単なる頭数を合わせるための採用ではなく、優秀さが求められているというのは大きな特徴。ひとりの人材に内定が集中するケースがよくあるのは、その証拠だと思います」

第二新卒が転職に前向きな意識を持つことを、企業も気づき始めている

しかし第二新卒は、ゼロから物事を吸収できるという「新鮮さ」では新卒に負けてしまうし、「経験」では5年、10年と経験を培ってきたビジネスパーソンにはかなわない。「石の上にも3年」という言葉があるように、企業から見れば、中途半端な人材なのではないか?
「5年前なら、そうした考え方が一般的だったかもしれませんが、人事担当者の考え方も変わってきています。実際、多くの第二新卒の方にお会いすると、『つらい仕事に我慢ができず、逃げ出したい』という人より、『(転職を通じて)社会貢献したい』とか『成長できる仕事をしたい』といった前向きな転職動機を語る方が多いんです。単に憧れだけでなく、1年でも2年でも仕事を通じて得られた視点の確かさに、企業も気づいているんですね」
確かに、名刺交換も実際にしたことのない学生がいくら真剣に自己分析をしようと、仕事の「面白味」や「やりがい」は想像の域を出ない。経験は浅くても、一度社会に出たことで地に足のついた形で「やりたいこと」を具体的に語れるという点で、第二新卒は魅力ある存在だ。

第二新卒に求められるのはリーダーとしての資質

一方、第二新卒が経験豊かな30歳以降の転職希望者に勝つにはどうしたらいいのか?
「確かに第二新卒は、業界の仕組みや商品知識、課題解決能力などにおいて高い能力を持っているとは言えません。しかし、そうしたスキルや知識はあとからでも身につけることができます。むしろ重要なのは将来性。3年先、5年先まで成長することのできる人材であり、リーダーとして活躍できる資質があるかどうかという要素が求められているのです」
したがって、第二新卒の転職は、普通の中途採用での転職と比べて、全く未経験の異業界に転職する人が多いのが特色だという。
「なぜ転職するのか、なぜその会社で働きたいのかという問いに対する明確な答えを持つということは、すべての転職希望者にとって大事なことですが、第二新卒には、その根拠と具体的なビジョンを語れるかということも求められます。そこでやる気や本気度をアピールすることができれば、第二新卒は魅力的な人材として評価されるはずです」
早川氏からのアドバイス第二新卒の人たちにとって転職は、新卒のときの就職活動で自己実現できなかったことへのリベンジだと思います。経験がなくても企業から求められるということは、異業種転職も可能だということ。妥協せず、自分の信念を貫いてほしいですね。
そんな第二新卒をとりまく転職者の意識ってどう変わったの?
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