業務内容を理解しないまま就職
全くイメージと違う仕事に愕然としました
防音設備を作る会社へ就職したのは、学生時代からバンド活動をしていて、ライブハウスを作る仕事に興味を持ったから。しかしいざ働き出してみると、CADを使った製図や設計など、建築に関する高度な知識と技術を要することが判明。休日も返上して勉強しなければいけませんでした。その時初めて「職業選びを間違えた!」と気付いたのです。今思い返してみると、就職活動のとき、音楽に関係する仕事ということに気をとられ、具体的な業務内容をよく理解しないままその会社を選んでしまっていました。
とはいえ、一度始めたことを中途半端に投げ出したくないというのが私の性格。必死になって勉強し、だんだん仕事には慣れていきました。しかしあるとき、「このままこの仕事を続けて、10年、20年先に悔いは残らないだろうか」「自分にはデスクワーク中心の今の仕事より、人と接する仕事のほうが向いているんじゃないか」と思うようになりました。思い出していたのは、学生時代のコンビニでのアルバイト経験。接客の仕事が好きでしたし、実はすこし接客スキルに自信もあったので、接客業に就きたいという気持ちはだんだん強くなっていきました。
転職サイトを覗くようになってから、退職を申し出るまでに時間はかかりませんでした。社長に引き止められましたが、最後には「次を探すなら早いほうがいいよ」といってくれ、こころよく送り出してくれたので、感謝しています。
同じ間違いを繰り返さないよう
仕事内容や勤務条件を慎重に確認しました

生活に密着した商品が多いだけに、コンビニやスーパーに比べ、お客様と接する機会が多いホームセンター。人と話すのが好きな坂木さんは今が一番充実していると語る。
転職活動では、販売の仕事に絞って求人を探しました。接客の仕事はたくさんありますが、その中でも特に興味を持ったのはホームセンター。人々の生活に密着しているので需要も高く、販売員のアドバイスが必要な商品が多いため、お客さんと接する機会が多いのではと考えたのです。
1社目を約半年で退職しているので、転職活動はそう簡単に進まないだろうと覚悟はしていましたが、案の定、面接でも「なぜ半年で辞めたのか」という点を指摘されました。そのときは、正直に仕事内容をよく知らないまま就職してしまったということ、だからこそ今回は慎重に仕事を選び、自分らしく働ける職場で、長く勤めたいと思っていることを伝えました。
また、同じ間違いは二度としたくなかったので、求人情報をなるべく細かくチェックした上で、面接の場では業務内容から勤務形態、残業の有無など詳細に話を聞き、疑問を残さないようにしました。
こうして、現在働いている会社に出会いました。接客を大切にしていることはもちろん、たくさんあるホームセンターの中でも、東証第一部に上場しており業績が安定している部分にも魅力を感じました。10年後、20年後も大好きな接客の仕事を続けている自分の姿をイメージできたのです。