最終選考まで残りながらも内定をもらえず…
あのときは本当にくやしかったですね
実は、航空関係の仕事に携わることは、子どものころからの夢だったんです。新卒として就職活動を始めたときも、志望は航空業界にしぼっていました。ですから、JALナビア東京の最終選考まで残ることができたときは、嬉しかったですね。ところが、結果は不合格。自分でも手応えを感じていただけに、このときは本当にくやしかったですね。
その後、あわてて就職活動を再開し、機械部品メーカーからなんとか内定をもらうことができたんです。配属されたのは役員の秘書。そこでは、通常の研修のほかにも業界の合同マナー研修があり、ビジネスについて深く学ぶことができました。忙しい仕事ではありましたが、学べることは大きく、担当させていただいた役員も良い方々ばかりで楽しく働くことができました。
そんなある日、役員の方の海外出張の手配をするときに、就職活動のことをふと思い出したんです。何の気なしにJALのホームページを見てみると、偶然「第二新卒採用」の募集記事が掲示されていまして。いてもたってもいられなくなって、応募していました。
思い切って一歩を踏み出せば、
夢は必ずかなうと思うんです
「はじめは覚えることで必死でした」と語る日野さん。研修で学んだことを細かくまとめたノートは、仕事をするうえで手放せない重要アイテムだ。
面接では、自分でも意外なくらい落ち着いていました。今思えば、新卒のころは、とにかく必死で、力が入り過ぎていたのかもしれません。航空業界についてもみっちり勉強し、この業界で働きたいという思いをアピールすることに必死でした。でも、第二新卒の面接では、「一回落ちているんだし、ダメでもともと!」と、いい意味で肩の力を抜いて面接に臨めたのかもしれません。
実は、新卒の最終面接のときに面接をしてくださった役員の方が私を見て、「とても変わったね」とおっしゃいました。私のことを覚えていてくださったというだけで、とても嬉しかったですし、前職で培った秘書としてのスキルが私に自信を与えてくれたのかなとも思います。
今、私は航空券の予約受付・案内業務だけでなく、海外へ旅行されるお客様からのさまざまなお問い合わせに応対し、サポートをさせていただく仕事ができて、とても充実した日々を送っています。第二新卒として、自分に本当に転職するだけの実力があるのかと不安に思ったこともありますが、思い切って一歩を踏み出してみれば、夢は必ずかなうと私は思うんです。