たとえ2年間でも、納得いくまで仕事を
やり遂げたことが自信につながりました
前職は地方銀行の営業でした。正しい融資を行うことでたくさんの人を助けたい、と思って入社したのですが、実際は過去の債務を回収する仕事に直面し、理想と現実のギャップを感じました。入社1ヵ月後には「自分のやりたかったこととは違う」と感じて転職を考えましたね。ただ、「せっかく入ったんだし、何か吸収したい」という気持ちはありましたが…。今思うと結構辛かったですね。特に「いずれ辞める」ということが頭にあったので、モチベーションの維持が大変でした。1年後、退職を申し出た時上司に、こう言われました。「今、中途半端に辞めては君のためにならない。何か1つ目標を作って、それを達成してからのほうがいいんじゃないか」。その言葉で自分の気持ちが変わりました。そこで、『社内の投資信託の営業成績ベスト3位に入る』という目標を立て、仕事に専念しました。無事、その目標を達成し、迷いなく会社を辞めることができました。
未経験スタートということで不安もありましたが、
自分で勉強することで克服しました

システムに関して全くの未経験だった村本さん。入社し、研修を受け始めたのは去年の春。今では銀行ATMのシステムを開発するという重要なポジションに就いている。
転職活動は、前職を辞めてから開始しました。新しい就職先を見つけてから辞めるほうが不安はなかったと思いますが、空白期間を持ったことで人生観や働くことの意義を広い視野で見ることができたと思います。どんな人生を歩みたいか考えたときに、「人の役に立つ仕事をしていきたい」という思いが一番強かったのです。
実は、前職で間近にATMや端末のシステム管理者を見ていて「こっちのほうが自分のやりたいことに近い」と思っていたんです。兄がIT業界に携わっているので相談したところ、「この業界で何より重要なのは、お客様がどのような業務を行っているのかよく知ることだ」と言われて、それなら前職の知識を活かして、金融系のシステムを作る仕事がいいんじゃないか、と。
転職先がなかなか決まらずあせり始めていた時期だったのですが、「どんな仕事でもいいから転職」というのではなく、「前職の経験を活かしてSEに挑戦する」という目標を持ったことで励みになったと思います。参考書などで情報処理の勉強もしました。そうすることで、「自分は未経験」という不安も、少しはまぎれましたね。今では銀行のATMシステムの開発に携わっています。生活に身近なものだけに「たくさんの人々の手助けをしたい」という夢に一歩ずつ近づいていると実感しています。