2017年のシルバーウィークはいつから?何連休になるの?

春の4月末から5月初めにかけての大型連休をゴールデンウィークと呼ぶように、秋の9月下旬にある大型連休をシルバーウィークといいます。2017年は祝日が土曜日と重なってしまうので、少し短いシルバーウィークになりそうです。しかし、せっかくの休日です。シルバーウィークの基礎知識や過ごし方をご紹介しますので、参考にしてみてください。

2017年のシルバーウィークはいつから?何連休になるの?

2017年のシルバーウィークの日程(2018年の日程付き)

2017年のシルバーウィークの日程は下記の通りです。

9月16日(土)

休日

9月17日(日)

休日

9月18日(月)

祝日(敬老の日)

9月19日(火)

平日

9月20日(水)

平日

9月21日(木)

平日

9月22日(金)

平日

9月23日(土)

休日・祝日(秋分の日)

9月24日(日)

休日

9月16日~18日の3連休が一番長い休みで、19日(火)から22日(金)までは平日、23日は土曜日と祝日が重なってしまっています。9月16日から18日の前後に有給を入れるか、19日から22日を有給で埋めることで大型連休をとることができます。シルバーウィークは、ご自身のパートナーや取引先も休みを取る人が多いと予想されます。

なお、2018年のシルバーウィークの日程は下記の通りです。2018年は2017年より1日休日が多く、3連休が2回あります。

9月15日(土)

休日

9月16日(日)

休日

9月17日(月)

祝日(敬老の日)

9月18日(火)

平日

9月19日(水)

平日

9月20日(木)

平日

9月21日(金)

平日

9月22日(土)

休日

9月23日(日)

休日・祝日(秋分の日)

9月24日(月)

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シルバーウィークの過ごし方

シルバーウィークの過ごし方

大型の連休をとれるのならば、家族や知人と遠出をする人も多いのではないでしょうか。株式会社ウェブクルーの調査によると、2016年のシルバーウィークでは、休暇は3日間が53.5%と多く、旅行や帰郷など外出する人は44.5%以上いました。移動手段は車が64.0%と一番多い割合をしめました。

2016年の移動が多い時間帯は、初日土曜日の0時から6時に出発する人が増えはじめ、6〜12時の時間帯にピークを迎え、夕方くらいまで落ち着くことがありませんでした。翌日曜日は朝から夜まで出発や帰宅、連休で移動する人で混み合い、9月19日の敬老の日は昼前から帰宅ラッシュが始まりました。

前年に照らし合わせると、2017年で交通量が少ない時間帯は早朝や深夜と予想されます。また、連休初日の昼頃が行きのピークとなり、帰りは連休最終日の夕方17時前後が最も込み合うとも言われています。その時間帯を避けるように出発・帰宅をすると快適に移動ができる可能性があります。事前に自分が行きたい場所までかかる時間や距離から逆算して、スムーズに現地に到着できる計画を立てておくことがおすすめです。

もし渋滞にはまってしまった場合でも、同乗者同士で会話をしたり、音楽やラジオ、景色を楽しんだりして気持ちにゆとりを持つことが大切です。お出かけは計画を立てて楽しんでいくように心がけましょう。

なお、出かける以外にも、シルバーウィークに「どこにも行かない」と答えた人は23.2%と約4分の1程度いました。そのため、連休に家で家族と映画を観たりして身体を休めるのも選択肢の一つでしょう。自分なりの過ごし方を考えてみましょう。

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2017年もイベント盛りだくさん!その一部を紹介

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2017年のシルバーウィークを過ごすのにもってこいのイベントは全国各地にたくさんあります。例えば東京では秋が旬であるサンマを炭火焼で食べられるイベントが目黒で行われます。墨田区では向島百花園で萩まつりが行われます。全長30mの萩のトンネルは名物とされており、季節を感じることができます。

お台場では「ULTRA JAPAN」というダンスフェスティバルが開催されるので、白熱するライブに参加したい人はぜひチケットを探してみましょう。天気の良い日は山などにドライブも良いでしょう。箱根や鎌倉、山梨など自然豊かな観光地に行けば、秋を感じることができるかもしれません。

せっかくの連休なので、温泉や普段行けないような地域に宿泊旅行をするのも良いでしょう。日本文化を堪能し、おいしい食べ物に舌鼓を打つことも秋ならではの楽しみです。早めに宿を予約すれば、早期割引で宿代を安くできる可能性もあります。宿の中には露天風呂で紅葉を楽しめるのが売りのところも多いです。

シルバーウィークの由来

シルバーウィークは、ゴールデンウィークに対する言葉としてつけられた、秋にある大型連休を指す言葉です。シルバーウィークの別称として、「秋のゴールデンウィーク」「プラチナウィーク(白金週間)」という呼び名があります。元々シルバーウィークは1950年代に文化の日を中心とした一定期間を指し、映画界の宣伝から発祥したといわれています。また、シルバーウィークに含まれている敬老の日は2002年まで9月15日でした。その後、祝日法改正(ハッピーマンデー制度の実施)により、9月の第3月曜日が敬老の日として定められました。

秋分の日は天文学上の秋分日と決められており、毎年9月23日ごろです。敬老の日の週に秋分の日がくるので、秋分の日が火曜日になると土日祝日合わせて4連休となります。近年では2009年と2015年に4連休になりましたが、次の4連休がくるのは2026年です。秋分の日は毎年秋分日に合わせるため、必ずしも4連休になることはなく、今年のように3連休から日が空いてしまうことがあります。しかし、シルバーウィークの考えが広まったため、有給休暇を使い大型連休をとる人も増えてきています。

シルバーウィークは長期休みをとるいい機会になっており、家族サービスやパートナーと出かける絶好のチャンス。できるかぎり早く予定を調整しておくことで、仕事やプライベートを充実して過ごすことができるはずです。

なお、有給休暇を使いシルバーウィークを取得するときは、関係者に予め伝えておくことが大切です。申請をして、周囲が知らずにいると、仕事で迷惑をかけてしまう可能性があります。休日中に安心して休むために、余裕をもったシルバーウィークの計画を立てておきましょう。

連休を有効活用し、様々なイベントに参加したり、ゆっくりと過ごしたりしてシルバーウィークを満喫してくださいね。

監修者:伊賀 真弓(旅行アドバイザー)

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編集プロダクションにて海外旅行ガイドブック『地球の歩き方』の編集、株式会社オールアバウトにて総合情報サイトAll Aboutの編集や海外向け政府広報誌の制作、オンライン旅行会社 エクスペディアにてコンテンツ編集を経て、2017年1月より旅行比較サイト「トラベルjp」を手がける株式会社ベンチャーリパブリックに入社。国内・海外の旅行・観光ガイド、トラベルjp<たびねす>編集長として編集業務全般に携わる。

文:リクナビネクストジャーナル編集部

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