どうしても会社の仕事中に眠くなってしまった時の対処方法

 お昼を取った後などは特に眠くなってしまうものです。特に仕事が忙しい場合は睡眠不足や身体への負担が募って、仕事中であっても寝てしまいたいと思うことも珍しくないですよね。たとえ眠気を感じても会社では堂々と眠るわけにもいきません。激しい眠気は集中力にも影響し、仕事のはかどりも悪くなってしまいます。会社で眠いと感じたらどうすれば良いのでしょうか。今回はそんな会社で感じる眠気を解消する方法をご紹介します。

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動作で眠気を飛ばす

 身体が眠いと感じているのであれば、まずは物理的な方法で眠気を解消する方法を模索してみましょう。眠いと感じているときはとにかく身体を動かしてみると良いです。たとえば、トイレへ行って顔を洗ってみましょう。眠気は身体の体温が高まることで生じるものです。冷たい水で顔を洗うことで体温を下げることができ、またさっぱりとすることもできるのでおすすめです。同じ理由で手を洗うだけでも眠気覚ましに効果があります。冷たい水であればあるほど手に刺激が伝わって、体温を下げるとともに刺激によって眠気を解消することができます。ストレッチなどで身体を伸ばしてみることも良い方法です。身体を動かすと気分がすっきりとし、眠気の解消につながります。足や手をグーパーして動かしたり、思いっきり伸びをしてみてください。こうしたストレッチは特に席を立つ必要もなくできるので、眠気を感じたときの応急処置として実践してみましょう。他にも目薬をさして刺激を与えてみたり、耳たぶを引っ張って痛覚を刺激してみたりなど、物理的な方法は眠気覚ましに効果を感じることができるはずです。こうした方法は周りにも迷惑をかけずにできるので、手っ取り早い方法としておすすめの眠気解消方法です。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

ツボを刺激する

 人間の身体にはさまざまなツボがありますが、なかには眠気解消に効果のあるツボもあります。ツボ押し眠気解消法はツボを押すだけで実践できるので、周りの目が気になる会社での眠気覚ましに最適です。たとえば、頭のてっぺんにあるといわれる百会(ひゃくえ)というツボを押してみましょう。百会は両耳から頭頂部にかけて線を伸ばしたときにちょうどぶつかるくらいのところ、つむじの少し前あたりにあるツボです。ここを刺激することで眠気を解消することに効果があります。特に顔の周りや首周りなどには眠気を解消するツボが多く集中しているので、そこを重点的に刺激してみると良いでしょう。鼻の付け根のところ、目頭と鼻の間あたりにある睛明(せいめい)や、首の後ろ側の生え際のところ、ちょうどうなじに当たる部分にある風池(ふうち)などもツボも眠気解消に効果があるとされています。また、顔の付近だけでなく足の裏にも眠気解消に良いツボがあるので、靴を脱いでゴルフボールを踏んでみるなどすると眠気覚ましに効果が期待できます。

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15分の仮眠をとろう

 もし眠ることができるのであれば、いっそのこと眠ってしまうのが眠気解消のための一番の方法です。あくまで業務改善のためという条件付きではありますが、仕事中の仮眠を積極的に取り入れている会社もあります。仮眠を取ることでむしろ集中力をアップさせることができ、仕事の能率を上げる効果があることはすでに科学的にも実証されているため、こうした制度を導入する会社が増えているのです。ただ、仮眠をするにも少し注意しなければならない点があります。それは、眠る時間は長くても15分程度に抑えるということです。あくまで仮眠なので寝過ぎてしまうと、かえって脳や身体も睡眠状態に入ってしまうことになります。そうなると集中力はむしろ低下し、そればかりか夜間の睡眠にも悪い影響を与えかねません。仮眠を取るときは横にならず、できればすぐに起きられる体勢で眠るようにしましょう。眠る前にコーヒーを一杯だけ飲んでみる、座ったまま眠るなどで15分程度ですぐに起きることができるのでぜひ実践してみてください。

生活習慣を見直して体質改善しよう

 仕事中や日中の眠気というのは、日常の生活習慣にも原因があると考えられます。仕事が忙しいとどうしても食生活が疎かになったり、睡眠不足が続いてしまったりなど、生活習慣の乱れが心配になります。夜にしっかりと眠ることができていなければ、当然そのしわ寄せが日中や仕事中にきてしまうことになるでしょう。会社で感じる激しい眠気は、日々の生活習慣を改善することが何よりも大切です。毎日決まった時間に決まったことをすると、生活習慣が規則正しくなって、仕事中に眠気を感じることもなくなっていきます。特に気を付けたいのが睡眠習慣です。人にはそれぞれ適切な睡眠時間というものがありますが、その睡眠時間を確保できていないと日中に眠気を感じてしまうことになります。自分にとって適切な睡眠時間が何時間なのかを知ることは、規則正しい睡眠習慣を送るためにはとても大切です。具体的には、起床してから4時間後くらいの状態を見ることで、自分にとって適切な睡眠時間を知ることができます。起床して4時間後というのは、脳が最も目覚めている時間です。その時間にもし眠気を感じるのであれば、それは睡眠時間が適切ではないという証拠になります。自分の睡眠時間を知って適切な睡眠習慣を続けることができれば、仕事中の眠気も徐々に解消されていくはずです。

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