幹事必見!シーン別の飲み会の幹事あいさつで気をつけること

 幹事よろしくね!と上長に頼まれた時、皆さんどんな気持ちになるのでしょう。新人の方なら、「初めてだし、何をやればいいか分からない」と考えるでしょう。何回も経験したビジネスパーソンの方でも「今までとは異なるジャンルのお店探しやファシリテーションって難しいなあ」と悩む方は少なからずいるかもしれません。しかし、プロセスややり方さえ分かれば、新人の方でも問題なく進めることができます。今回は、飲み会の温度感を決めると言ってもいいほど重要なあいさつの仕方について説明していきます。幹事の方は参考にしてみてください。

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場を盛り上げる役割であることを忘れない

 「お店を手配し、参加者にお知らせをし、乾杯音頭を終わらせたら一旦仕事完了」と考えている幹事の方がいるとしたら、更に意識を高めていくことをおすすめします。幹事としての仕事はまだまだあります。せっかく大勢の方が集まってくれているので、適度のギャグやエピソードを用意し、その場を盛り上げることができれば、幹事としては更に良いでしょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

新年会(イントロ・メイン・乾杯)

 新年会のあいさつはイントロ、メイン、乾杯と3ステップに分けることができます。この3ステップを踏み、それぞれ注意すべきポイントさえ把握できれば、皆さんは幹事としてきっと素晴らしい新年会のあいさつができるようになるでしょう。では、1つずつ具体的に説明していきます。

・新年会のイントロ
イントロのあいさつは全体のあいさつの基調を決めるくらい大事なものです。そのため、しっかり準備する必要があります。まず「明けましておめでとうございます」と元気よくあいさつしましょう。その後簡単に名乗って、事前に用意したネタなどで、自分・参加者・環境を軽く触れることで、場を明るくすることができれば幹事としての得点も上がるでしょう。

・新年会のメイン
メインのあいさつは役職の高い方にお願いするのが一般的です。その方の話が終わったら、新年度において参加者に再認識してほしい事項や、重要な話を一度参加者に言い聞かせるように繰り返しましょう。ただし、参加者の方が硬くなり過ぎないように、コミュニケーションを促したり、ちょっとしたお笑い話を加えるとなお良いです。

・新年会の乾杯
新年会の乾杯の音頭は社長や重役の方にお願いすることが多いかと思われます。その際、ノーマルにお願いするのも良いですが、例えば、社長よりあつーい一言をお願いしまーす」と社長に働きかけつつ、参加者の期待を高める話し方ができれば、その場の雰囲気は更にあつくなるでしょう。

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送別会(イントロ・メイン・乾杯)

 送別会は寂しさが伴うことが多々あります。皆さんは幹事として求められるのは、主賓に感謝や寂しい気持ちを伝えつつ、その場を暖かく且つ明るくすることです。送別会についてもイントロ、メイン、乾杯の順に説明していきます。

・送別会のイントロ
会社にとって、多大な貢献をされたり、皆さんがお世話になった方だったりなので、「◯◯さん、今まで本当にお疲れ様でした。そして、誠にありがとうございました。」と、まずは心から感謝を述べましょう。参加者の拍手を促すことを忘れずに。

・送別会のメイン
メインでは、自分や参加者と主賓との共通のエピソードを入れましょう。そうすることで、主賓の人柄がにじみ出て、全員が共感を覚えることができます。また、場が温まってきます。タイミング良く主賓から一言をもらえると更にGOODです。

・送別会の乾杯
再度感謝の意を表します。そのあと、乾杯の音頭は主賓の上長や仲のいい方に頼みましょう。

忘年会(イントロ・メイン・乾杯)

 忘年会では、昨年にあった大変な出来事、それを乗り越えるための参加者の努力、その努力による結果、来年に向けての意気込みといった内容をあいさつに入れましょう。

・忘年会のイントロ
「◯◯です。皆様、お疲れ様でした。やあ、大変な一年でしたね」とあえて苦しい思い出を提示し、参加者の同感をもらいます。また、業績が良い1年だったとしたら、「記録的な1年でしたね」と参加者の功績を讃えましょう。

・忘年会のメイン
役職の高い方にあいさつを依頼します。「この1年を通して、我々を引っ張ってくださった○○さんより感慨深い一言をいただきましょう」とあえてハードルを上げて、場を和ませる方法もあります。終わったら、参加者に言い聞かせるように繰り返しましょう。

・忘年会の乾杯
メインあいさつをした方とは違う役職の高い方にあいさつを依頼します。そのあと、大変な1年だった場合、「○○さんのお話しにあったように、逆境が人を強くする。来年に向けて更に強くなりましょう」と。好調な1年だった場合、「○○さんのお話しにあったように、満足せず、来年は更なる高みを目指しましょう」とどちらも前向きに呼びかけましょう。1年の疲れを忘れ、思いっきり楽しみましょうのような声掛けも大事ですよ。

いかがだったでしょうか。プロセスややり方さえ分かれば、皆さんも幹事としていいあいさつができるでしょう。上記のポイントを参考に、ぜひ一度チャレンジしてみましょう。

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