転勤決定!効率良く引っ越しをするために知っておきたいポイントとは?

f:id:tany_tanimoto:20160126193334j:plain

 転勤の辞令を受けると、落ち着かない日々が続きます。住民票の手続きをはじめ、電気・ガス・水道などのライフラインの手続き、郵便局への転送届など、転勤の前後で行わなければならないことはたくさんあります。引っ越し業者に見積もりを依頼したり、荷づくりなどの作業もあります。

 どうすれば効率良く引っ越しすることができるでしょうか?ポイントをいくつか紹介します。

まずはやることを整理!

 引っ越しは、家財道具を運ぶことだけではありません。新居を探すことから始まり、転居に伴う各種手続きをひとつずつ完了させていくなど、こなさなければならないことがたくさんあります。役所などに手続きに出向く際には平日の昼間を確保するなど、時間に制限のあるものを優先的に考えて、スムーズに動ける無理のないプランをつくりましょう。そのためには、やるべきことを書き出すことが大切です。

●初めに取りかかること

  • 転居先の確保(社宅の有無、引っ越し費用や住宅補助の有無、駐車場の有無の確認も)
  • 引っ越し業者の選定
  • 取引先や知人、関係者への転居の連絡
  • 学校、幼稚園、保育園など子どもの転校先の確認
  • 医療機関等の確認

 新居探しは、自分の目で見て行いましょう。その物件だけでなく、周りの住環境も重要な要素です。役所に問い合わせたり、近隣の方に尋ねてみることで、自分がこれから住む場所のイメージが湧いてきます。時間や交通費などの費用が確保できない場合には、インターネットで情報収集するのがいいでしょう。

 引っ越しの見積もりは、数件の業者に依頼して相見積もりを取ることをオススメします。例えば、荷づくりからすべてを業者に任せるのか、荷物の運び出しから頼むのかなど、条件によって金額にかなりの差が出ます。自分の状況に合った業者やプランを選びましょう。

●現在の住まいで行うこと

  • 役所への転出届の提出(転居2週間前から受け付け。国民健康保健や国民年金、児童手当の受給手続きなど役所でできることは同日中に行う)
  • 電気、ガス、水道、新聞、NHK受信料、電話・インターネットなど住所登録を伴う契約の変更手続き
  • 郵便物の転送届
  • 粗大ごみ処理の手配
  • 子どもの転校の手続き
  • 各種ポイントカードの処理(転居先で使えないものは現住所にいる間に効率よく消費してしまうこと)

 児童手当の手続きなどは、転居先の役所に提出する書類を先に現住所で取得しておかなければなりません。引っ越ししてから慌てないように、事前によく確認して手続きを済ませましょう。

●新住所で行うこと

  • 役所への転入届提出
  • 運転免許証の住所変更
  • ガスの手続き(立ち会いが必要)
  • 電気、水道の開始手続き(現地の電力会社、水道局へ連絡)
  • 転校の手続き
  • 自動車・バイク等の登録
  • 飼い犬の登録

 手続きの中には、役所で手続きすれば一日で終わるものから、インターネット上で完了するものまでさまざまです。ただし、ガスの開栓については、立ち会いが必要です。
気をつけなければいけないのは、その地域限定の事項です。例えば、都市銀行であっても支店やATMが近くにない地域があります。事前によく確認しましょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

引っ越し費用って、どれくらいかかるの?

f:id:tany_tanimoto:20160126193353j:plain

 会社の転勤命令だから転居費用はすべて会社負担かといえば、会社によって対応はさまざまです。大手企業でさえ、金額に上限を設けているところが少なくありません。会社からの補助がいくらあるのか確認してから、引っ越し作業を進めましょう。

●確認が必要な主な転居経費

  • 現地で部屋探しをするための交通費
  • 引っ越し代金(荷づくりまで業者任せのパック料金か、ピアノや自家用車など別途費用のかかるものまで含まれるのかなど)
  • 現住居の修繕・原状回復費用
  • 新居に合わせたカーテンや家具などの購入代金
  • 引っ越し当日の交通費と引っ越しが落ち着くまでのホテル宿泊費

8,568通り、あなたはどのタイプ?

効率の悪い荷づくりって?

 荷解きは自分のペースでできますが、荷づくりは期限が決まっています。荷づくりするとき、書籍や小物、衣類の仕分けなども、つい一緒にやってしまいたくなります。
しかし、今回のような急な転勤の場合は、とにかく「ダンボール箱に詰める」ことを優先しましょう。ポイントは、「捨てるのは大型ごみだけ。その他の仕分けは荷解きのとき」と決めることです。

 キッチン用品や子どものおもちゃなどかさばるものは、優先的に箱詰めを行いましょう。食器類などは、紙コップや使い捨て歯ブラシなど代用できるものでなるべく済ませるのが良いでしょう。

 また、「引っ越し先ですぐ使う日用品」と「直前まで使っていたもの」をまとめて荷づくりしておけば、引っ越し後の生活がスムーズにスタートできます。

余裕を持たせた予算とスケジュールを

 引っ越しというだけで、かなりのストレスを感じる人もいると思います。仕事と並行して荷づくりや転居に伴う手続きを進めないといけないので、肉体的にも精神的にも負担がかかります。

 金銭面では、思っている以上に費用がかかることを覚悟しておきましょう。毎日の食事も外食や弁当が増え、引っ越しが終わってみたら、全体の予算がかなりオーバーしていたということはよくあります。スケジュールと予算に余裕を持たせておくことが、引っ越しをスムーズに完了するためのポイントです。

PC_goodpoint_banner2

Pagetop