はじめての一人暮らしでは、家具や電化製品をはじめ、さまざまなものを用意しなければいけません。張りきって買い揃えたものの、新生活が始まってみるとあまり必要なかったということも起こりがち。一人暮らしの部屋のスペースは限られているため、家具や家電を購入する際に注意するべきこともあります。最初に用意しておきたい本当に必要な家具や家電にはどのようなものがあるのでしょうか?
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家具・家電を購入する際の注意点
まとめて購入してしまうと部屋に置くスペースがなくて困ることもある家具や家電。そのような事態を避けるためには、まず本当に必要なものだけを用意して、その後徐々に買いたしていくとよいでしょう。大型家具や家電を購入する際は、設置場所を決めてサイズを測っておくと失敗がありません。また、絶対に必要だと思っていたものでも、他のもので代用できたり、無くても意外と困らなかったりすることも。まずは本当に必要なものだけを用意して一人暮らしを始めると、スムーズに新生活を送ることができるでしょう。
一人暮らしに本当に必要な家具・家電とは
■電子レンジ
おかずを温めたり冷凍食品を解凍したりする際に欠かせないのが電子レンジ。自炊をする人には、解凍や温めだけでなく、オーブン機能がついているオーブンレンジがおすすめです。まず最初に用意しておきたい家電だといえます。
■冷蔵庫
一人暮らしに向いているのは80~200リットル程度の冷蔵庫。ただ、自炊をする予定がある人や料理が趣味という人は、100リットル以上のサイズがおすすめです。
■洗濯機
一人暮らしであれば4.5リットル程度で十分です。外に洗濯物を干せない人には乾燥機付きがおすすめします。必ず設置スペースを確認してから購入しましょう。場合によってはコインランドリーや洗濯サービスを利用するという方法もあります。
■炊飯器
自炊の場合は。3合炊きぐらいの炊飯器がおすすめです。炊飯器を使わずに、土鍋などで炊くこともできます。
■テーブル
食事をするのにも書き物をするのにも必要です。部屋の大きさや生活スタイルに合わせて選びましょう。
■布団
敷き布団と掛け布団の他、毛布やタオルケットもあると便利です。ベッドの場合は、マットレスが必要になります。シーツや枕カバーなども一緒に用意しておきましょう。
■カーテン
外からの視線を遮るためのカーテンは、防犯のためにも欠かせません。昼間はレースのカーテンなど薄いもの、夜は光を遮る厚手のものを使いましょう。西向きの窓には遮光カーテンをかけると、暑い時期には部屋の温度が上がりにくく省エネにもなります。
■照明
部屋によっては、照明を自分で用意しなければいけない場合もあります。下見の際にチェックしておきましょう。
意外と必要のない家具・家電
■掃除機
意外かもしれませんが、なくても困らないのが掃除機です。部屋の掃除はハンディモップやクイックルワイパー、小さなほうきとちりとりで済ませることもできます。クイックルワイパーであれば、置き場所にも困らず電気代もかかりません。
■ポット
一人暮らしであれば必要な時にその都度やかんでお湯を沸かしても、あまり手間はかからず十分でしょう。かかる費用もそこまで変わりません。
■アイロン(台)
形状記憶のワイシャツにする、シワが気になる場合は霧を吹いてバスルームにかけておくといった方法もあるので、なくても困りません。外出着はクリーニングに出し、どうしてもアイロンがけが必要な場合には、洗濯・アイロンサービスなどを利用するのも一つの手です。
■固定電話
電話をするなら携帯電話で十分。わざわざ固定電話を用意する必要はありませんが、FAXを使うという場合は固定電話回線が必要です。携帯電話が使えない時や災害時にあると便利という声も。
まとめ
一人暮らしに必要なものは生活スタイルによっても変わります。最低限のものだけ揃えて、あとは一人暮らしを始めてから徐々に買い足していくと失敗がありません。なくてもあまり不便を感じないものは他のもので代用してみるなど、臨機応変に対応していきましょう。