社会人は第一印象で決まる?気をつけたい髪型のマナーについて

髪形、気をつけてますか?

――社会人にとって、髪型を意識しておくことは重要です。第一印象の良さで、仕事の成果や評価にまで大きく影響してくるからです。今回は、社会人なら必ず知っておきたい髪型のマナーについてまとめました。これを機にご自身の髪型も、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

社会人の髪形のマナーとは?

画像:ぱくたそ

社会人において第一印象が大事な理由

 派手な色に髪の毛を染めて、好きな髪型を自由にすることができた大学生時代。しかし、それに対して社会人になると、かっちりした印象の髪型を求められるようになります。新入社員の中にはそのことに戸惑いを見せる人も多いでしょう。そこで、まずは社会人において第一印象が大事な理由について考えてみましょう。

 社会人では、誠実で清潔感のある人物像が求められます。そして悲しいかな、そうでない見た目の人は、それだけで周りからマイナスポイントを付けられることもあります。特に営業職に就いた場合、「髪を染めている」「髪が長い」といった見た目は、よほどのスーパー営業マンや自由な業界でない限り、商談を行う上ではマイナスポイントとなります。商談スキルはそのままで、髪型を変えて印象を変わるだけで結果が変わってきたという人も少なくありませんから、髪型で損をするのは避けたいところです。

 メラビアンの法則という有名な法則があります。「人は話している内容そのものは相手に7%しか伝わっておらず、声の抑揚やテンポなどの音の情報も含めた見た目などの印象が9割を占めている」というものです。さらに、見た目の印象の中でも7割が髪型によって決まる、とも言われています。髪型は、相手に何かを伝えるとき場においてとても重要な役割をなしているといっても過言ではありません。

 社会人は、これまでよりも周りの評価が重要になります。自分がどう主張するかも大切ですが、まずは周りにどんなイメージを持ってもらうかを意識しましょう。

8,568通り、あなたはどのタイプ?

社会人の髪形マナー:男性編

 とにかく長髪はNGです。どうしても不潔な印象が出てしまいます。また、茶髪などの髪を染める行為もおすすめできません。業界・職種にもよりますが、誠実感を損なう恐れがあるからです。

 髪型は基本的に短髪。眉と耳がしっかり見えている、もしくは隠れていても少しくらいの長さが望ましいです。額も見えている方が良いでしょう。額が出ていると、心を開いているのと同様の心理的効果があるとも言われているからです。

 もちろん、髪の毛は毎朝きちんとセットしましょう。寝ぐせがついているのはNGです。「この人はだらしなさそうだな…」と、相手からの信頼感を損なうおそれがあります。ぺたっとし過ぎている平べったい髪型よりは、短髪でも少しボリューム感を持たせるようにした方が、「快活さ」や「品の良さ」を演出しやすくなります。

 社外の人と会う直前には、自身のヘアスタイルについて最終チェックをします。夏場など汗をかきやすい季節は、額の汗をきちんと拭いて、清潔感が出るように。櫛は必須アイテムで、常に持ち歩くようにしましょう。ヘアスタイルと合わせて、肩にフケやごみがついていないかもチェックしておくと万全です。

 また、髪型とは少し違いますが、髭を伸ばすのも一般的なエチケットとしてNGです。爽やかでしっかりとしている印象を残すように意識しておくことが大事です。

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社会人の髪形マナー:女性編

女性も男性と同じく、清潔感を意識しましょう。男性よりも髪が長い分、ボサボサで傷んでいる髪はマイナスポイントになりかねません。毎日髪をとかす、定期的に集中補修をする、セットアップする時間が無いときは髪を束ねる…など、当たり前のことですが、きれいな髪型を維持することを心がけましょう。

また、ヘアスプレーは、できるだけ無香料、または香りが強くないものが望ましいです。人によっては匂いに好き嫌いがあるため、匂いが鼻に付くとそれだけで敬遠され、コミュニケーションが円滑に取れなくなったり、大事な話が伝わらなくなる恐れがあるためです。

プライベートでオシャレを楽しみたいというときは、帽子を着用したり、エクステをつけたりするなどして、工夫するとよいでしょう。

男性のツーブロックは、社会人としてOKなのか?

最近流行しているのが男性のツーブロック。社会人でもツーブロックにする男性が増え、一般的な髪型になってきました。このため、ツーブロックにしても問題はないでしょう。しかしもちろん激しいツーブロックはおすすめできません。目立たない程度に少しだけ刈り上げる程度にしておきましょう。とはいうものの、業界や職種によってOK・NGラインが存在することもあります。不安な方は、会社の先輩や上司の髪型を参考にしたり、先輩に聞くなどしてみましょう。

まとめ

仕事でのしっかりとした髪型と、プライベートでのラフな髪型を兼用できるヘアスタイルが今、人気となっています。ツーブロックはギリギリのところですが、会社の人間や美容師と相談しながら、適当なスタイルをセットしてみるとよいでしょう。

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