8月25日は即席ラーメン記念日! 発明の背景とアレンジレシピをご紹介

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チキンラーメンが開発されたきっかけ。それは日清食品の創業者である安藤百福氏が見たとある光景にありました。その光景とは戦後直後、焼け野原となった街なかで一杯のラーメンを求めて、屋台の前に長蛇の列を作る人びとの姿でした。「家庭で手軽に食べられるラーメンがあれば……」そんな百福氏の思いが、即席ラーメンの開発につながったのです。

お湯をかけるだけで食べられるのはなぜ?

チキンラーメンと他の即席ラーメンとの大きな違いは、スープとかやくがないこと。チキンラーメンはちぢれ麺を蒸した後、チキンエキスなどで味つけされ、油で揚げることで麺を乾燥させます。この「瞬間油熱乾燥法」によって長期保存が可能となったラーメンは、お湯を注ぐことで麺がほぐれ、スープがお湯に溶けだし、チキンラーメンとなるのです。袋から出してお湯を注ぐだけで、気軽に食べられるその美味しさは、今でも日本の食卓の定番ですよね。

日本でもっとも即席ラーメンを食べている都市は青森市!?

ところで、即席ラーメンをもっとも好んで食べているのは、どこに住んでいるひとなのでしょうか。総務省の「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成24~26年平均)」によると、カップめんと即席めんを合計した年間消費量は、2位の鳥取市(7,875g)、3位の山形市(7,738g)を大きく引き離し、青森市がダントツの1位。1年間に8,779gものカップめんと即席めんが消費されています。ちなみに青森では食塩消費量も高く、寒い土地柄もあって消費量が高くなる傾向にあると見られています。

チキンラーメンをさっぱりと! 夏のアレンジレシピをご紹介

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それでは最後に、夏にピッタリのチキンラーメン・アレンジレシピをご紹介しましょう!

冷製トマトチキンラーメン

材料(2人分)

チキンラーメン・・・・・・1/2袋

トマトジュース(無塩)・・・・・・200cc

水・・・・・・・・・・・・200cc

作り方

1:チキンラーメンを袋に入った状態で手で細かく砕く。

2:鍋にお湯を200cc入れて沸騰させ、麺を1分間ゆでる。

3:氷水を張ったボウルに鍋ごと入れて冷やす。

4:容器に移して冷蔵庫で冷やして完成!

お好みで刻みネギや粉チーズをトッピングしてもGood! 暑さで食欲がなくなりがちな夏のお昼ごはんにピッタリです。さわやかで食べやすく、トマト入りでヘルシーなので、女性にもオススメですよ。

連日の残業でお疲れモードのときでも、パパっと簡単に作れる即席ラーメン。誕生秘話を知ると、改めてそのありがたみが身に染みますよね。記念日だからこそ、即席ラーメンを一杯いかがですか。

(文/薗部雄一)

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