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英語ミーティングで使えるシーン別フレーズ集40選

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英文メールのやりとりはいつも使うテンプレートで何とか対応できても、相手の言ったことに即座に反応しなければいけないミーティングは多くのビジネスマンにとって悩みの種でしょう。

ただ相手が主導権を握っているミーティングならまだしも、自分がプレゼンテーションをするような立場であれば、いくらか準備をしてしっかりと構成されたプレゼンを披露したいものです。

 

ここではそんな英語ミーティングのプレゼンテーションで使えるフレーズをシーン別でご紹介しましょう。同じような表現でも初級者向け・中上級者向けと分けているので、あなたのレベルに合ったフレーズを選んで覚えましょう。

また相手から質問が飛んできた際に使えるフレーズもあるので、プレゼンテーションの総合ガイドとして勉強してください。

 

シーン1:会議を始める際に使えるフレーズ

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はじめの挨拶

<初心者向け>

- Thank you for your time. (お時間をいただき、ありがとうございます)

 

スタンダード中のスタンダードですが、最初の一言で緊張してしまうという方はこうした簡単なフレーズからはじめると、いくらか不安がとりのぞけるでしょう。

 

<中上級者向け>

- Thank you for joining me/us today. (本日はご参加いただきありがとうございます)

- It is a great pleasure to have you all today. (本日皆様にお集まりいただいたことを光栄に思います)

 

少しオシャレでフォーマルな言い回しになりますが、一旦覚えてしまえばスラスラとでてくるようになるので、どちらかをマスターしましょう。

 

自己紹介

<初心者向け>

- My name is [名前], and I am [役職] at [会社名]([会社名]で[役職]を務めております、[名前]です)

 

こちらも非常にベーシックな自己紹介です。ただ、ベーシックだからといって相手に下にみられるというわけではありません。大切なのはプレゼン内容ですから、フレーズを覚える自信がない方は迷わずこれを使いましょう。

 

<中上級者向け>

- My name is [名前] from [会社名], where I am responsible for …([会社名]の[名前]と申します。…を担当しています)

 

自分の立場・役職を相手に伝える必要がある場合、こうして具体的な担当業務を説明しましょう。もしアジアにおける品質管理を担当しているなら、”I am responsible for quality control in Asia”となります。これはミーティング前に練習しておくといいでしょう。

 

 

シーン2:プレゼンする際に使えるフレーズ

 

本題に入る

<初心者向け>

- Today, I am going to talk about…(今日は・・・についてお話ししましょう)

- Today, I’m here to…(今日は・・・するためにお集まりいただきました)

 

単刀直入にその日の議題や目的を告げることで、参加者全員が同じ方向へ向かうことができます。ここでは細かい説明はあまりいれず、目的を簡潔に述べましょう。

 

<中上級者向け>

- The main objective of this meeting is to…(このミーティングの目的は・・・です)

- Our goals of this meeting is to…(このミーティングのゴールは・・・です)

 

ここでも目的を簡潔にまとめましょう。ただ、もし複数の問題について議論したい場合は、”is to: 1._________, and 2.________”というふうに、決めたいことが2つあることを明確に示しましょう。

 

知識の確認・おさらい

<初心者向け>

- As you may know…(ご存知かと思いますが・・・)

- As we discussed via email…(Eメールでもお伝えしましたが・・・)

 

<中上級者向け>

- I assume you are aware of …(・・・についてはすでに把握してらっしゃるかと思いますが)

- I believe we could all agree that…(・・・だということは周知の事実でしょう)

 

これらのフレーズは、主題によって使い分けましょう。

 

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資料・パワポを引用する

<初心者向け>

- Let’s look at …(・・・をご覧ください)

- As you can see…(ご覧の通り・・・)

 

<中上級者向け>

- Now, I’d like to draw your attention to…(それでは・・・にご注目ください)

- It’s worth noting that…(・・・について触れておくべきでしょう)

 

語学力に自信がない人でも、パワポ資料を駆使することで言葉だけでなく視覚的情報からも説明ができるので、英語でのプレゼン時には特にいいものを用意しましょう。

ただここで資料に書いてある文言をそのまま読みあげるのは、できる限り単語やフレーズ、数字だけにし、自分の言葉とアクションで伝えるような訓練もしておくと好印象を与えらえるでしょう。

 

ロジックを構築する

<初心者向け>

- This shows that …(これは・・・ということを示しています)

- From this, we could say that…(こういったことから・・・ということが言えます)

 

<中上級者向け>

- For these reasons…(このような理由から・・・)

- These evidences prove that…(これらの証拠から・・・ということが証明されます)

- This clearly shows that…(これを見ると・・・ということは明らかです)

 

資料に記載した事実をもとにロジックを展開するパートは、あなたのプレゼンのバックボーンとなります。このあとに続く質疑応答でもここについて触れることが多いにあり得るので、しっかりと理論武装していきましょう。

 

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意見を述べる

<初心者向け>

- I think that …(・・・だと私は思います)

- In my opinion…(私の見解では・・・)

 

<中上級者向け>

- The way I see it, is…(私は・・・というふうに見ています)

 

ここでは構築したロジックをさらに展開し、なぜこのような状況になっているかというあなたの意見・見解を述べます。問題の原因究明を目的としたミーティングであれば、ここが一番重要なパートになります。

 

“I think that…”などと意見を述べたあとに”because…”というふうに資料に記載した事実に立ち戻ることで、あなたの意見により説得力が生まれます。

 

結論に迫る

<初心者向け>

- In conclusion…(結論としては・・・)

 

<中上級者向け>

- To summarize my main points…(私の言いたいことをまとめると・・・)

- This brings me to my conclusion, which is…(こういったことから私は・・・という結論に至りました)

 

あなたのプレゼンの結論、つまりメインテーマをここで発表します。ここまでの事実関係、ロジックの展開、それに基づくあなたの意見がしっかりと理にかなっていれば、導きだされた結論はおのずと参加者たちに伝わるでしょう。

ここは長々と説明するのではなく、一文で簡潔に結論をまとめることで説得力が増します。

 

シーン3:質疑応答に移る、質問に応える際に使えるフレーズ

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質問を受け付ける

<初心者向け>

- Any questions? (質問はありますか?)

 

<中上級者向け>

- Now, I will be happy to answer your questions. (それでは、皆様からの質問を受け付けます)

- If you have any questions, do not hesitate to ask now. (何か質問などございましたら、ご遠慮なさらずにおっしゃってください)

 

結論を述べたら、質疑応答に移りましょう。もし少人数のミーティングでしたら、初心者向けのフレーズで聞いてもいいでしょう。一方、大人数を前にあなた一人で話している場合は中上級者向けのフレーズを使ったほうがよりフォーマルな印象を与えられます。

 

質問に答える

<初心者向け>

- I agree to your point that…(・・・という点ではあなたに賛成します)

- As you mentioned…(あなたがおっしゃったとおり・・・です)

 

<中上級者向け>

- As I mentioned earlier…(先ほど申し上げたように・・・)

- As we saw earlier…(先ほどお見せしたように・・・)

- That’s another way to see it. (たしかにそういう見方もできますね)

 

質問に対する回答は事前に準備ができないため、ここではあなたの真の語学力が試されます。ただ心配する必要はありません。まずは相手の主張に賛成なのか反対なのかという意思表示だけでもしてみましょう。

 

シーン4:会議を締める際に使えるフレーズ

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終了の合図をする

<初心者向け>

- That’s it from me. Thank you very much(私からは以上です。ありがとうございました)

- Thank you for your attention(ご清聴ありがとうございました)

 

<中上級者向け>

- That brings the presentation to an end. Thank you very much.(以上でプレゼンテーションは終了です。どうもありがとうございました)

- Finally, I’d like to end by thanking you all for coming today. (最後に、本日は皆様、後参加いただきまことにありがとうございました)

 

あなたのプレゼンテーションなのですから、あなたの合図で綺麗に締めたいものです。

せっかくここまでプロフェショナルなフレーズを駆使してプレゼンテーションをしてきたのですから、最後も胸を張って終わるようにしましょう。

 

 

いかがでしたか?

これらのフレーズを覚えただけではプレゼンテーションは成立しませんが、これを枠組みとしてあなたの意見を展開していけば、ネイティブたちにも聴きやすいプレゼンテーションを披露できるでしょう。

 

すべてのフレーズを覚える必要はありません。各シーンの項目ごとに1つか2つ覚えておき、それをいつでも使えるようにしておくだけでも充分です。

今度英語でプレゼンテーションをする際にぜひお役立てください。

監修:ワンドロップス株式会社 代表取締役 村重亮

防衛大学校・陸上自衛隊幹部候補生学校を経て渡米しゼロから英語を習得。その後4か国に駐在し、20か国以上と取引をした豊富なグローバルビジネス経験をもとに超実践英語道場

Spark Dojoを設立。 武道の「トレーニング」や「スパーリング」のような形式で日本人に圧倒的に足りない実績と経験値を補い、脳科学に基づいて日本人が世界で戦うために必要な自信・英語力・コミュニケーション力を鍛え上げる。

褒め言葉はNG?ドライビングタイプとの上手なコミュニケーション法

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コミュニケーション力を上げたいと思ったら、まずは自分と相手を知ることから。
前回の記事では、そのための便利な4タイプ診断法、「ソーシャルスタイル理論」をご紹介しました。

ソーシャルスタイル理論とは、外から見えるその人の態度を観察して、4つのタイプに分類したもの。自己主張の強弱と、感情表出の強弱の縦横2軸で分類します。感情というと「喜怒哀楽」と思いがちですが、「怒」の感情は、自己主張として考えた方がしっくり来ます。自分のタイプを知りたい方は、前回の記事にあるチェックシートでご確認くださいね。

 

それではここから、「各タイプ別対応法」を4回に分けてお伝えします。
第1回目は「ドライビングタイプ」。

リーダー的ポジションに多いこのタイプ、基本的対応とあなたのタイプ別注意点をしっかり理解して、対応力を上げて行きましょう。

ドライビングは社長タイプ。相手に判断をゆだねよう!

~ドライビングタイプの見分け方~
・基本的に早口。断定的にしゃべる
・自己主張をしっかりする
・上から目線/威張る/「怖そう」と感じさせる

自分がしっかりコントロールしたいこのタイプ、他人に指図されることを、ことのほか嫌います。指図されたくありませんから、上昇志向が高く、指示する側に回りたいという意欲も高めです。色んな業界にお邪魔していて感じるのは、ある程度大きな企業の管理職、そしてオーナー系の経営者、開業医、コンサルタントや弁護士などの士業など、「人の上に立つ」ほとんどの方が、この傾向を持っているということです。

 

提案やアドバイス、様々な情報提供も、自分が上だと認めた相手からの言葉しか受け入れません。ドライビングタイプに一目置かれる存在を目指すのが正攻法ではありますが、上司や先輩、お客さまがこのタイプだったりする場合など、立場的に「無理だよ……」という方も多いかもしれません。が、そんな場合にこそ目指したいのは、「こいつ頑張ってるな」と思ってもらえる【かわいい後輩的存在】

 

「よく勉強している」「成長意欲がある」「凹んでも再チャレンジする」など、自分を成長させようとする相手に見どころを感じます。

論理的思考を好む傾向も高いので、意見を求められた時には「~だと思います」という持論だけでなく、自分なりの「根拠」や「理論」を添えて伝えることが大切です。「なぜそう思うのか」と常に問われると予測して、しっかりデータや情報の準備をしておきましょう。

ドライビングタイプへの効果的な対応

・「教えてほしい」という姿勢を見せる
・情報をしっかり伝え、判断は委ねる

 

大切なのは、相手とのポジショニング。上下関係ハッキリさせたいタイプですから、ライバル心を煽るのは逆効果。表面的な主導権は相手に渡し、あくまで「自分が決めた」と思わせることが大切です。

ドライビングタイプへの声かけ例

・「○○について教えていただけませんか?」
・「○○さんのご意見をぜひお聞かせください」

 

特に効果抜群なのが、相手に質問したい時。相手の意図が見えない段階では、自分の意見を言いたがらないドライビング。「○○についてどう思います?」と聞くよりも、「○○についてどう思うか教えていただけませんか?」と聞く方が相手の言葉を引き出しやすくなります。

もしもドライビングタイプを褒めるなら……

×「すごいですね」「さすがです」
○「Aさんを見習って自分も○○しています」
 「勉強させていただいています」

 

そもそも褒められ下手なドライビングタイプは、褒め言葉を嫌がります。
“○“のパターンでもあまり頻度高く使っていると、「コイツ下心があるんじゃないのか」と疑いがち。褒められなくても平気という方も多いので、相手に響いてないなぁと感じるならば、褒めること自体を一旦脇においておきましょう。

あなたのタイプ別ワンポイント

ドライビングへの一般的対応を心得たら、今度は自分のタイプに応じた注意点を押さえておきましょう。

ドライビングなあなたは……

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ドライビング同士でまず始まるのは、相互の腹の探り合い。時間短縮を考えるなら、さっさと情報開示した方が話も早くスムーズです。競争心は程々に、あえて相手を立てて動かす「No2ポジション」もおススメです。

エクスプレッシブなあなたは……

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お調子者と思われがちなエクスプレッシブ、注意すべきは無駄話。仲良くなる事は相手にとって必須条件ではありません。信頼してもらうポイントは、しゃべり過ぎない事と心得ましょう。

エミアブルなあなたは……

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「どうしてあんなに怒るんだろう」と敬遠せず、相手の正義は何だろうと考えてみる事も大切です。よく気がつくエミアブルは、ドライビングの得難いサポーターになり得ます。ねぎらいの言葉は多く得られないと初めから理解してあげましょう。

アナリティカルなあなたは……

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せっかちなドライビングにクドい話はNGです。話は最後まで聞いてもらえないと予測して、(1) 相手への依頼など必須伝達事項>(2) その理由(短く)>(3) 概要説明>(4) 詳細説明の順に進められるよう準備しておきましょう。

 

以上、ドライビングタイプへの対応法、いかがでしたか?次回は「エクスプレッシブタイプの処方箋」をお伝えします。どうぞ、お楽しみに!

 

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著者:谷益美
『タイプがわかればうまくいく!コミュニケーションスキル』著者。高校時代は漫画研究部部長。専門はビジネスコーチング及びファシリテーション。企業、大学、官公庁などで年間150本超のファシリテーティブな場作りを行う。リーダー、マネージャー、営業担当や学生など、幅広い対象者から「笑える学べる元気になる」と好評。

谷 益美 (@office_123) | Twitter

http://www.1234go.net/

 
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「株式会社」ではできないことがある。認定NPO法人フローレンス駒崎氏の「社会を変える」挑戦

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駒崎弘樹氏/認定NPO法人フローレンス 代表理事

1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始、共働きやひとり親の子育て家庭をサポートする。
2010年からは待機児童問空き住戸を使った「おうち保育園」を展開し、政府の待機児童対策政策に採用される。
2012年、一般財団法人日本病児保育協会、NPO法人全国小規模保育協議会を設立、理事長に就任。
2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員、東京都「子供・子育て会議」委員、横須賀市こども政策アドバイザー、休眠口座国民会議呼びかけ人、全国医療ケア児者支援協議会 事務局長、一般社団法人ジャパンダイバーシティネットワーク呼びかけ人、公益社団法人 ハタチ基金 共同代表を務める。
著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)、『働き方革命』(ちくま新書)、『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門』(PHP新書)など。
一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。

 

 近年、「ソーシャル・ビジネス」「社会起業」という概念が広がってきた。これは、社会的課題の解決に向けた取り組みを「事業」として展開するというもの。対象となる主な課題としては、福祉、少子高齢化対策、教育、環境、地域活性などが挙げられる。

 日本における「社会起業家」の先駆者といえるのが、認定NPO法人フローレンスの代表理事・駒崎弘樹氏だ。2004年に創業。「病児保育」(発熱などの急病により保育所が預かれない子どもを一時的に預かる)サービスを提供し、共働きやひとり親の子育てを支えてきた。

 駒崎氏と学生インターン数人でスタートした組織は、現在、約350名規模に拡大。200名を超える保育スタッフのほか、88名の事務局スタッフが在籍する。もともと一般企業に勤務していた中途採用者も多く、中には年収が大幅ダウンとなりながらも「働きがい」「働きやすさ」に惹かれて転職してきたメンバーもいる。

 

 「株式会社」ではなく「NPO」として事業を行う意義やメリットはどこにあるのか。NPOならではの「働きがい」とは。駒崎氏にこの10年を振り返っていただいた。

「社会の役に立ちたい」。IT企業の社長を辞める

 駒崎氏は大学時代からITベンチャー企業を経営していた。しかし、周囲の若手起業家たちが「IPOを目指す」と息巻く中で、「自分の目標はそれなのか?」という違和感を抱いていたという。考え続けた末に気づいたのは、自分の中に潜んでいた「日本社会の役に立ちたい」という思い。しかし、そのためにはどうすればいいのか、どんな職業に就けばいいのかわからなかった。

 迷路をさまよう途中、ネットの検索画面に「社会」「問題」「解決策」「職業」などのワードを英語で打ち込んだ。そうしてたどり着いたのが、アメリカのNPOのサイトだった。2003年、日本では「NPO」という言葉がほとんど認識されていない時代。駒崎氏自身も、「割烹着で炊き出しをする」ボランティア団体の延長というイメージを抱いていた。

 「そのNPOのサイトを見て衝撃を受けました。自分が経営するITベンチャーのサイトよりも洗練されていてかっこいい。しかも、中を見ると『CEO』『マーケティングディレクター』と称する人物が名を連ねている。これはどういうことだ、とアメリカのNPO事情を調べまくりました。そして、以前の『運動によって社会問題を解決する』から『事業によって社会問題を解決する』という方向に進んでいることを知り、『これだ』と直感したんです」

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「きっと喜ばれる」の確信に対し、思わぬ逆風が吹く

 「社会起業」という道を見出した駒崎氏だが、どんな社会問題に向き合うかは当初は決まっていなかった。「病児保育」というテーマに出会ったのは、母からかかってきた1本の電話を思い出したのがきっかけだった。

 「ベビーシッターをしていた母が、お得意さんから『頼むのは今日で最後』と言われたというんです。理由を聞くと、そのママは子どもの風邪が長引き、会社を休む日が続いたことから解雇されてしまったのだとか。『おかしい!』と思いました。子どもが熱を出すのも、親が看病するのも当たり前のことなのに、それで職を失うなんて。そんな社会であってはならない、という思いから、『病児保育』というテーマに取り組むと決めたんです」

 「社会的に意義がある」「多くの人に喜ばれる」。そう確信して病児保育事業の立ち上げに乗り出した駒崎氏だったが、当初は思いがけない反発や妨害を受けることになる。

 「小児科医や保育団体の方々から助言をいただこうとしたんですが、門前払いされるか叱られるか。今でこそ『イクメン』がもてはやされていますが、当時は子どもがいない若い男性が保育、しかも難易度の高い病児保育を手がけるなんて、世間ではとうてい受け入れられなかったんです。それでも何とか協力者を得て、商店街の空き店舗を利用してサービスを開始しようとした矢先、その地区の行政トップの反対に遭って開業を阻止されたこともありました」

 駒崎氏はあきらめなかった。「施設」を必要としない「訪問サービス」として展開することを計画。また、1回のサービスごとに報酬を受ける仕組みでは事業が成り立たないことから、掛け捨ての月会費を受け取る「保険型」「共済型」の料金体系とした。

 2005年、サービスの開始を告知し、説明会を開催すると、問い合わせ、入会希望者が殺到。「必要とされている」という手ごたえを得た。サービスインの前後、メディアに取り上げられる機会も増えた。追い風を受け、フローレンスの事業は広く知れ渡った。

ビジョンに共感した人々が引き寄せられ、さまざまな「頭脳」が結集  

 サービスインを控えた時期、1人の女性がフローレンスを訪れた。その女性は、フリーのマーケティング・コンサルタントとして大手企業の商品も数多く手がける人物。フローレンスの理念に共感し、「マーケッターとしての自分のスキルを役立ててほしい。無償で構わない」と申し出た。彼女はパンフレットやマニュアルの作成、ホームページの改善などを買って出て、フローレンスのサービスイン時期を支えた。

 これを機に設けたのが「プロフェッショナル・ボランティア(プロボラ)」という制度。仕事を持つ社会人にボランティアとして参画してもらい、ビジネススキルを活かしてもらうというものだ。

 「欧米では『プロボノ』と呼ばれる人々が活躍しています。これはラテン語で『公共の利益のために』という意味。弁護士や会計士などのビジネスプロフェッショナルが、仕事の時間の数パーセントを非営利活動に使うことが一般化されているんです。我々はいろいろなビジネスノウハウを得る必要があったし、こうした先例を作って広めていくべきだという思いもあり、協力者を募りました」

 創業から約10年を経た現在、フローレンスには複数の「理事」が参画し、経営に関する意思決定に加わったり、アドバイスを行ったりしている。その中には、マーケティングのエキスパートのほか、世界有数の投資ファンドで企業再生を手がける「経営のプロ」もいる。顧問を務めるのは、国際的コンサルティングファームであるベイン&カンパニーの日本代表という地位にある人物だ。

 「ふつうなら1時間あたり何十万円ものコンサルティング報酬を払わなければならないようなビジネスプロフェッショナルの方々が、無償で協力してくださっているんです。『公益のため』と、皆さん一肌も二肌も脱いでくださる。このように、ビジョンに対する共感を得られれば、さまざまなセクターの方々からサポートをいただける。非常にありがたいことですね。

 一方、もともと病児保育サービスの利用者だった人も、理事として参画してくれています。お客としてだけでなく、経営にも関わる。与えられるだけでなく、与える立場になる。このように、お互いに貢献し合うという双方向性もNPOならではのもので、面白いと感じるところです」

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政府を動かし、新しい制度を生み出す

 フローレンスの「ビジョン」のもとに動いたのは、ビジネス界のプロフェッショナルだけではない。「国の制度」もまた、駒崎氏の働きかけによって変化を遂げている。

 フローレンスが病児保育の次に注目したのが、保育園に入れずにいる「待機児童」の問題。待機児童問題の解消に向けてフローレンスが発信した提案により、状況が大きく前進した。

「待機児童問題を解消する方法として我々が考えたのは、『空き家を活用して小規模保育を行う』という方法です。しかし当時、20人以上規模でなければ保育園を作れないという規制がありました。つまり、我々のアイデアは、通常なら認められないものです。しかし、厚労省に働きかけ『実験事業』という形で行うことを許可してもらいました。こうして、マンションや一軒家などで少人数の保育を行う『おうち保育園』を始めたのです」

 「おうち保育園」は、政治家や官僚の視察を受け、「問題なし」と判断された。厚労省も同モデルを高く評価し、2012年、「小規模保育」を認める法案が成立。2015年4月から「子ども・子育て支援新制度」として施行された。「おうち保育園」が1園からスタートしたのが2010年。その5年後となる2015年4月時点で、小規模認可保育所は1655園に増加した。

 「我々が『株式会社』だったら、こうはいかなかったでしょう。画期的なアイデアでも、政府に提案したところで、『それはあなた方が利益を得たいからでしょ』と見られてしまう。ビジネスと政治・行政にはどうしても距離が保たれます。けれどNPOは、『自分たちの利益のためではなく、子どもたちのため』と心から言うことができる。政治家や官僚の方々が耳を傾けてくれやすい。つまり、社会を変える仕組みや制度を提案できる立場にあるといえます。目の前の10家庭、20家庭を助けるだけでなく、全国の何十万という家庭を助けようと思ったら、やはり国の制度を変えたり、新設したりする必要がある。それを推進していくための乗り物として、『NPO』はとても乗り込みやすいし、動かしやすいものなんです」

 制度改正により、1600園以上が新設された小規模認可保育所。フローレンスの「おうち保育園」事業にとっては、「競合」が爆発的に増えたことになる。駒崎氏はそれを「やったぜ、大勝利!」と喜ぶ。

 「一般企業にとっては、競合が増えるのは望ましくないこと。けれど、NPOにとっては、多くの事業者が参入すれば多くの人が助かるからOK、と思えるんです。我々が目指す世界に近づいた、うれしい、と。競争に打ち勝つことを目指すのではなく、ピュアに社会問題の解決を主目標に据えられる。これは、精神的にすごく健康だと思いますね」

 「社会をよりよくする」を軸に、フローレンスはさらに新しい事業に取り組んでいる。

 

EDIT&WRITING:青木典子 PHOTO:平山 諭

 

「消費にシビアな時代」に何が売れる?商品ジャーナリストが語る「2016年ヒット商品」の条件

2015年も数々生まれたヒット商品。北陸新幹線、Apple Watch、『火花』、ガウチョパンツ…「買った」「利用した」という人も多いだろう。ヒット商品は、世の中の動きや消費者の志向を色濃く反映する。2016年のヒットの傾向をつかむことができれば、的を射たビジネスアイディアも浮かびそうだ。

昨年に引き続き、元『日経トレンディ』編集長で、現在は商品ジャーナリストとして活躍する北村森さんに、2016年の動きを予測してもらった。今年のトレンドを、ぜひビジネスのヒントにしてほしい。

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北村 森さん
1992年に日経ホーム出版社(現・日経BP)に入社し、『日経トレンディ』『日経おとなのOFF』などの編集に携わり、2005年に『日経トレンディ』編集長に就任。2008年に商品ジャーナリストとして独立し、製品・サービスの評価、消費トレンドの分析を行うほか、地方自治体と連携し地域おこしのアドバイザー業務などに携わっている。著書に『ヒット商品航海記』(日本経済新聞出版社:共著)、自身の体験を元にしたノンフィクション『途中下車』(河出書房新社)など。

 

無駄になり得るものは安くても買わない。「価値あるものを吟味し、お金を払う」傾向が続く

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「2016年は、景気の先行きが見通しづらい状況にある」と北村さんは予測する。

 2014年4月に消費税が8%に引き上げられ、来年4月には10%へと再度引き上げられる見通し。増税の端境期にある今、消費マインドがこれ以上温まることは考えにくく、今後も「消費にシビアな状態」が続くと見ている。

「実際、『安くて品質はそこそこ』の商品・サービスは昨年来総じて失速しています。大手ファストフード、居酒屋チェーン、有名ファストファッション…いずれも一時期の勢いは感じられません。無駄になりそうなものはいくら安くても買わないが、価値のあるものにはお金を惜しまないという傾向は、2016年も続くでしょう」

 一方で、「地方に注目が集まる年になる」とも分析する。

 ここ数年、お取り寄せブーム、ふるさと納税人気などの影響で「地方発」の商品が注目され続けてきたが、今後はそのブームがひと段落し、地方発商品の中での「勝ち負け」が明確になると見ている。

「安倍内閣では、成長戦略の一環として農業、漁業などの一次産業の『六次産業化』を掲げています。この『六次産業化』とは、一次産業が生産だけではなく調理、加工、流通、販売までを一元的に担うことを指す言葉であり、参入業者も増えたために地方発人気が盛り上がったわけですが、まだ大ヒットと呼べる商品がさほど生まれていないのが現状。六次産業という言葉がクローズアップされるにつれ、地方の一次産業業者の“戦略”に注目が集まり、売れ行きを左右することになりそうです」

 以上の時代背景を考慮して、北村さんは2016年のヒット商品の条件として「過剰品質」、「必然性」、「あなたさま仕様」という3つのキーワードを挙げている。それぞれどういう意味なのか、順に説明していこう。

古くから日本に根付いてきた「過剰品質」は、日本の強みになり得る

 第一のキーワードは「過剰品質」。そこまでやるか!?という予想を上回る驚きを人々に与えるものは、嬉しさとともに「人に語りたい」という思いが刺激され、財布の紐が緩む傾向にある。

「『過剰品質』は時として、日本のものづくりにおいて悪い部分のように言われてきました。しかし、それは一部のデジタル系ガジェットに限ったものであり、その他の分野では逆に日本ならではの強みになり得ると思っています。そもそも日本においては、古くから過剰品質を愛で、大事にする文化が根付いています。例えば、日本料理で汁椀を開けると、蓋の裏に蒔絵が施されている…というような演出がそう。2015年のヒット商品で言えば、洋服にシミがついたらすぐに洗いたいというニーズに応えた、世界最小のハンディ洗濯機『COTON』や、文具各社が発売した『折れないシャーペン』、ハチミツが垂れにくい『くるりとハチミツスプーン』などが挙げられます」

 このキーワードで今年話題を集めそうなものとして北村さんが挙げるのは、愛知ドビーという名古屋の鋳造メーカーが作る「バーミキュラ ライスポット」だ。

「この会社は、2010年に鋳物ホーロー鍋『バーミキュラ』を発売し、最長15カ月待ちの大ヒット商品になりましたが、これはその大ヒット鍋の周りをさらにIH熱源で包んだもの。バーミキュラが持つ熱効率の良さ、気密性の高さという特徴に加えて、火にかけることなく煮炊き、炊飯ができるという優れもの。料理が苦手な人ほど活用範囲の広い調理器具であり、家庭料理の世界をガラリと変える可能性を持った商品だと感じています」

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▲鋳物ホーロー鍋の周りをIH熱源で包んだ「バーミキュラ ライスポット」。もはや調理に火もいらない。

なぜこれが世に出たのか?ルーツが明確な商品に人は惹かれる

 第二のキーワードは、「必然性」。なぜ、その商品を世に出したのか、作り手の意思が明確であるものは、消費者の納得感と共感性を呼ぶからだ。

「このキーワードは特に、前述した『六次産業』において当てはまります。六次産業のものにヒット商品は少ないと申し上げましたが、その理由は『なぜ、この商品を出すのか』が明確でないケースが多いから。だから、地方発の六次産業系商品と言えばジャムやジュース、ドレッシングばかりになってしまうんです」

 その中、「なぜこれを出すのか?」を追求し、2015年に大ヒットしたのが三重県のトマト農園「デアルケ」が発売する「極上200%トマトジュース」。低温で7時間以上煮詰め何度も漉して作られた、うま味が凝縮したトマトジュースで、500ml・3,480円と高額ながら飛ぶように売れている。普段使いではとても手が出ない値段だが、消費者がオカネを最大限有効活用しようと考え抜いた結果、「これなら」と納得のうえ、プレゼント用途や記念日に購入しているという。

「この流れを踏襲するものとして私が今年注目しているのは、鹿児島県南さつま市にある笠沙漁港が手掛ける『さつまからすみ』。からすみは、ボラの卵巣を加工したもの。通常ボラは河口や内湾に生息するため臭みが強く、卵巣以外は捨てられることが多いのですが、笠沙で水揚げされるボラは外海を巡ってくるため臭みがなく、身が刺身で食べられるほど。その卵巣で作られたからすみは濃厚な香りと味、ねっとりとした触感で得も言われぬ旨さ。まさに『ここでしか獲れない名産』であり、笠沙のものを買う意味がある商品だと、誰もが納得するはず。このように、消費者が商品のルーツに納得できることが、ヒットを生む必須条件になると思っています」


「あなただけに」と提供された商品に、消費者は価値を感じる

 そして第三のキーワードが「あなたさま仕様」。ターゲットを消費者1人にまで絞り込み「あなたのための商品」と提供されれば、誰もが心惹かれ、価値があると感じるからだ。

 2014~2015年にヒットし、いまも品薄状態が続いている時計ブランド「Knot(ノット)」は、時計本体が約20種、ベルトが約200種もあり、それを自由に組み合わせて自分だけの時計が作れることで人気を集めた。ムーブメント、ガラス板、ベルト、そのほとんどがメイドインジャパンで、ベルトは京都の組み紐、栃木のレザーなどバラエティーに富んでいる。

「このキーワードで2016年に注目されそうなのが『テレファーム』というリアル農業ゲーム。農場や牧場のシミュレーションゲームはいくつもありますが、このゲームはプレイヤーが農作物を育てると、実際に同じものがリアルな畑で栽培され、ゲーム上で収穫期を迎えると現物が送られてくるというもの。バーチャルながら、まさに“自分が育てた、自分だけの農作物”が送られてくる楽しさ。すでに話題になりつつあるゲームですが、今後さらに注目が集まるでしょう」

「今話題の『電力自由化』もこのキーワードに当てはまります。4月1日の電力自由化を機に新規参入する『新・電力会社』は通信会社、ガス会社などさまざまありますが、各社ともエネルギーとインターネット、通信などを組み合わせたプランを提案する見通し。1社でライフラインをまとめることで、お得にサービスを提供し、新規顧客を取り込もうとしています。いかにユーザー一人ひとりに沿った、リアリティーのあるプランを提供できるかが各社の腕の見せ所でしょう」

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▲「テレファーム」の栽培シミュレーション画面

 


 以上の「過剰品質」、「必然性」、「あなたさま仕様」という3つのキーワードから考えると、「2016年は大企業よりも中小企業にチャンスが大きい年になる」と北村さんは見ている。

「中でも『過剰品質』のテーマは、一定以上の品質のものを多くの人に広く届けるという使命を背負った大企業には難しく、中小こそが取りやすいスタンス。『必然性』『あなたさま仕様』のテーマもフットワークの軽い中小企業に強みがありそう。さまざまな地域、さまざまなジャンルから、思わぬ着眼のヒットが飛び出してくると期待しています」


守るべき部分は死守し、引くところは引く…自身の仕事の「生命線」を決めることが価値ある仕事につながる

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 ビジネスパーソンは、時代の流れをつかみ、それに沿った企画や提案を考えることが重要だ。2016年の流れをつかむために、ビジネスパーソンはどんなことにアンテナを張り、どんなスキルを磨いていけばいいのだろうか?数々のヒット商品を見続け、その開発者、企画担当者の話を聞いてきた北村さんは次のように分析する。

「ヒットする商品を見ていると、発想力だけでなく“説得力”も非常に重要なスキルなのだと感じます。自身のアイディアをどのように社内の関係者に伝え、商品化につなげるためにいかにうまく説得して巻き込むか――ひとつの発想を商品化につなげる過程にこそ、開発者、企画者の努力と苦労があるのだと。

 たとえば、昨年発売され、今も人気が続いているホンダの新型軽自動車『S660』は、軽ながらスポーツカーのようなスペック、スタイリッシュなデザインが支持されています。先日、内装、外装デザイナー2人と対談する機会があったのですが、彼らがいかに社内各署と折衝を重ね、『守るべき部分は死守し、どうしても引かねばならないところだけ引く』を徹底したのかが伝わり、非常に感心させられました。

 “軽自動車でもスポーツカー並みのスペックとデザイン”がS660の生命線。そのため、軽では珍しく、オリジナル部品が多数使われています。しかし一方で、コストはできるかぎり抑えなければならない。そこで、内装パネルなどは安価な素材を採用しているそう。これが彼らの『引いた部分』です。しかし、決して安い素材には見えない仕上がりになっているのが素晴らしい。安価な素材でも、いかに高スペックに感じてもらうか。単に『引く』だけではだめ、ということ。試行錯誤を繰り返し、その過程でさまざまな部署と交渉を重ねて、S660というヒット車種が生まれたのです。

 企画・開発担当者に限らず、ビジネスパーソンは普段の仕事の中で常に『高品質』と『納期厳守・コストダウン』の両立を迫られていると思います。もちろん、納期やコストを守るのは大切なことですが、担当者として“絶対に守らなければならない生命線は何か?”を理解し、通すべきこと、引かねばならないことをとことん考え抜くことが、より価値のある仕事につながるのだと思います。それに、『これだけは守る』と決めた生命線をつかめていれば、『もう無理!』と思っても、そこからもうひと頑張りするパワーが生まれる。そう感じています」

 

EDIT&WRITING:伊藤理子 PHOTO:平山 諭