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税理士
インタビュー くわしく見る
税理士は、経営者の痛みを分かち合う人情家だ 北村 亮二 さん(仮名)
PROFILE 北村 亮二 さん(仮名)
年齢 31歳
学歴 社会学部卒業
住まい 賃貸マンション(一人暮らし)
趣味 スキー
職歴 税理士事務所に9年
座右の銘 特になし
血液型 A型
星座 牡牛座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】550万円
どんな仕事?
税務の専門家であり、同時に会計、法律の専門家でもある
税理士とは、ひとことで言えば税務の専門家。企業が決算を済ませた後、税務申告の手続きを行うのだ。その具体的な仕事の流れを、都内の税理士事務所に勤める北村さんに聞いた。

「まずは、伝票を見て会計の処理をパソコンに入力していく仕訳の作業があります。そうすると『売上がいくら』『仕入れがいくら』『社員の給料がいくら』といった額が分かり、同時に利益が弾き出されます。ここまでは決算に関する業務ですね。そうして出来上がった決算書をベースに、国税である法人税、法人住民税、法人事業税と言われる地方税の計算をします。1年に1回、決算が終わったと同時に、税務署に提出、さらには、固定資産税や社員の給料に関しての所得税など、細かい税務に関しても計算する。ここまでが一連の流れですね」

「会計」という言葉に疑問を抱く読者もいるかもしれないが、現在、中小企業の顧客が多い北村さんにとって、それもまた自身の仕事だという。

「税理士は税務の専門家であり、同時に会計、法律の専門家という側面も持っています。というのも、通常、決算の仕事は公認会計士の仕事なんですけど、小さな会社では公認会計士と税理士を別々に契約するほどの余裕がないところが多いんです。別々の契約が絶対に必要というわけでもないですから、僕らが決算処理も行って、顧客の負担を減らしてあげるんです。仕事内容は幅広く、簿記や財務諸表論、など一定水準の知識を持っていないと対応できないんですよね」
「職業病だなぁ」と思うとき
お店の経営が気になる
お店の経営が気になるイラスト
プライベートで入ったお店でも、経営状況はどうなんだ? 税務面で問題はないか?と、何かと気になっちゃうんです(笑)
求められる能力は?
知識を実務に結びつける、的確な判断能力が必要
税理士として必要なのはもちろん資格。しかし、それを取得した上でさらなる顧客の満足度を得るためには、さまざまな能力が必要とされる。

「例えば節税対策。法人税は、会社の利益に対してかかるものなので当然、業績が好調な会社は納税額も高くなります。対策の仕方としてわかりやすい例でいうと『経費を出す』。例えば役員報酬を増やせば、役員の所得税は増えますが、会社として支払う税金はぐっと安くなります。これは一例であって、その他の対策も状況に応じて考えていく必要があるんですよ。また、小さな会社ほど家族ぐるみのような付き合いになるので、本当に顧客のことを思って仕事をしなければなりません。そのため、例えば経営に関してのアドバイスをしたりもします。業績が下がってきたら『仕入れの値段が高くないですか?』とかね。とにかく数字は嘘をつきませんから、こちらも嘘はつけない。ごまかしの付き合いはできないんですよね」
顧客との付き合いの中で必要な能力のほか、自身の能力も日々、研鑽を積んでいかなければならない。

「もちろん、顧客にさまざまなアドバイスをする上では、自らの知識が備わっていないと話になりません。ですが…知識というのがこれまたくせ者で(苦笑)。というのも、実務になると、学んだ通りに仕事が進められることはほとんどないから。そう考えると、何か問題が起こったときに学んだ知識と実務を結びつけられるロジカルな思考回路が必要ですし、柔軟な姿勢で、的確な判断を下していく能力も必要でしょうね」
この仕事のやりがいは?
経営者と深い人間関係を築くことができる
納税者と税務署の中間に位置するのが税理士。仕事の性質を考えても、中立公平の立場を取らなければならないが、契約を結んでいるのは納税者だけに、仕事を進める上でのバランス感覚は重要だ。

「例えば、決算に関してお客さんの言うことを鵜呑みにして、おかしな税務申告をして税法違反なんかで逮捕されたりしたらシャレになりません。かといって、ドライに仕事を遂行しすぎて『アイツは機転が利かない。税務以外は任せられない』なんてお客さんに思われたら信頼を得られない。ですから僕らは、税法に則したことをきちんとアナウンスした上で、いろいろなアドバイスを行っていくんです」
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
学
税制などは毎年のように変わります。そのため日々、学ぶべきことがたくさんあるんですよ
顧客と深く付き合っていくことで信頼を得ていくことこそ、税理士としてのやりがいにつながっていると北村さんは目を細める。

「中小企業の経営者って、経営に関して相談できる人がいなくて孤独を感じている人が多いんですよね。だけど僕らは、お客さんの深いところ、つまり経営状態なんかをシビアに見ているから、腹を割って話すことが多い。経営状態が悪い会社なんかだとかなり重たい雰囲気にもなりますけど、それを乗り越えたら深い信頼関係を築いていけるんです。そう、『家族ぐるみの付き合い』にも発展させられる。たまに『パソコンの使い方がわからないから教えてくれ』なんて言われることがあるんですけど、そんな気軽な相談が、実は一番、嬉しい瞬間だったりしますね(笑)」
FAQ 北村 亮二 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 学生時代、就職を見据える中で、自分に自信がなかったんですね。で、資格を取れば少しは不安も和らぐのでは?と考えたのがきっかけですね。まずは簿記の資格試験に合格し、そこから徐々に、税理士資格の取得に進んでいきました。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A この世界は、税制改革など変化が著しいんですね。それに対応していかなければならないんですが、それはすべて自分の血肉になっていくこと。働きながら勉強できるというのは嬉しいですね。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 能力面で言えば頭の回転の速い人。資質の面で言えば、学ぶ意欲があり、向上心を絶やさない人。どんなことでも貪欲に自分に取り入れようという努力を怠らないことが大事でしょうね。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A 税理士の資格は「ちゃんと勉強すれば取れる」と言われています。しかし、仕事は別物。とにかく日々、いろんな問題が起こり得る仕事なので、税務に関係ないことでもいろんな人の話を聞き、いろんなことを肌で感じ、柔軟な感覚を身に付けた方がいいと思いますよ。
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