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Webコンテンツ企画
インタビュー くわしく見る
Webコンテンツ企画はサイト作りの職人であり、同時に知恵袋だ 笠原 茜 さん(仮名)
PROFILE 笠原 茜 さん(仮名)
年齢 22歳
学歴 商業高校情報処理科卒業
住まい 賃貸マンション(ひとり暮らし)
趣味 音楽演奏
職歴 出版社に2年→Web動画配信会社に3カ月
→広告代理店に4カ月
座右の銘 下克上
血液型 AB型
星座 牡牛座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】450万円
どんな仕事?
サイト制作のあらゆる場面でアイデアを出し、技術を発揮する
笠原さんは現在、インターネットサイトの制作会社において、携帯電話用ゲームの攻略サイトを制作している。そこでコンテンツ企画担当として携わる仕事内容は多岐にわたる。

「プロジェクトは、プロデューサーやディレクターがクライアントと打ち合わせをするところからスタートします。そこでサイトの方向性やデザイン、コンテンツの内容について決まったら、社内のクリエイターと呼ばれる私たちとデザイナーを含めたチームとして稼働するんです。コンテンツ企画担当としての仕事は、まずは、どんなコンテンツを作ったらユーザーに興味を持ってもらえるかを考えること。例えば自動車メーカーのホームページであれば、新車が出るときに『こういうサービスをします』とか『無料のプレゼントを用意していますよ』といった企画を立てたり。その上で、デザインに関する指示をデザイナーにします。プロジェクトチームの中核として、サイトの内容に関してのアイデアを出し、実作業に移していくんです」

実作業とはつまり、アイデアを出すだけでなく、システムの構築にも携わっているということ。

「企画を立てるだけでなく、SEとしての作業も行います。システムプログラミングやコーディングもやりますし、必要とあらばFlashを使った映像も作ります。SEM対策(検索エンジンのより上位に自社サイトが掲載されるようコンテンツを最適化する作業)だってやるんですよ。もうね、職人の域(笑)。とにかく、サイト制作のありとあらゆる局面で、臨機応変に何でもやるのがコンテンツ企画の仕事と言えるでしょうね」
「職業病だなぁ」と思うとき
ドライアイ、肩こり、腰痛…
ドライアイ、肩こり、腰痛…イラスト
基本的にパソコンとにらめっこなので、目の乾きはもちろん、腰や背中、肩もバッキバキにコリ固まっています(苦笑)
求められる能力は?
魅力的なサイトを作るために、いろんな事象から「見て盗む」
「システムに関しての知識やスキルを持っていた方が仕事が進めやすいのは確かですが、それ以上に大切なことがあります」

必要な能力について問うと、プロジェクトを進めていく上でコンテンツ企画に求められるのは「調整力」だと言う。

「プロデューサーとディレクター、コンテンツ企画、デザイナーというチームで仕事を進めていくんですけど、それらの職種の調整役としての役割も、コンテンツ企画が担っています。それぞれが同じ意識を持って仕事に臨まないと、後々、つじつまが合わなかったり方向性がバラバラになったりと、おかしなサイトが出来上がってしまいますからね。コミュニケーションスキルは絶対に必要です。さらに…」
と続ける笠原さん。ユーザーにとって魅力的なサイトにするためには、資質の面で大事なことがあるそう。

「ユーザー視点で仕事を進めるわけですから、巷で何がウケているのかを知ることが非常に役に立ちます。サイト制作は『見て盗め』という世界。もちろん、完全なパクリはマズイですけど(笑)、世の中にあるモノすべてが創作源になり得るんです。例えば、街中の看板でものすごく目を引くものがあったら、『この看板は何でこんなに私の心に飛び込んできたんだろう?』って考えて、その理由を分析する。視野を広く持って、そこで得たものを仕事に反映させる、マーケティング能力も必要なんですよ」
この仕事のやりがいは?
「下克上」がモチベーションにつながっている
インターネットの魅力は、なんといっても「即効性」。前職で書籍の編集を担当した笠原さんは、転職してそのことを如実に実感していると言う。

「出版社で働いていたときに初めてサイト作りに携わったんですけど、アップしてすぐに『見やすくなったね』とか『本が注文しやすくなったよ』という反響があったんです。素早く、そしてダイレクトに届く反応に充実感を感じたのを今でも覚えていますね。それから独学でプログラミングやFlashの使い方などを勉強していったんですけど、ひとつひとつ形にしていくたびに『腕を上げたなぁ、私』と一人で感動していました(笑)」
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
輝
サイト作りには、制作者のスタイルがそのまま反映されます。であれば、制作者はいつでも輝いていなければいけません
そして、「腕を上げる」ごとに実感したことがあった。それは、自身で座右の銘にも挙げている言葉、「下克上」にもつながっている。

「サイト制作に関するシステムプログラミングやデザインやFlashなどを使った見せ方は日々、進歩しています。それについて行ける人とそうでない人とで、会社の待遇やクライアントからの信頼もまったく違ってきます。年功序列などがまったくなく、技術ひとつでどんどんのし上がっていける世界だからこそ、『もっともっと頑張ろう!』って思えるんですよね」
FAQ 笠原 茜 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 一般事務で入社した出版社で編集作業に携わるようになり、さらには会社のホームページを作るようになり…。そのときまで知識はゼロの状態だったんですけど、独学で勉強しているうちに、サイト作りが、システムプログラミングが好きになっていったんです。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 本当に好きなことに携わっているので、仕事に対してのストレスはなくなりましたね。あと、私はプライベートでバンドをやっているんですけど、そのバンドのホームページも自分で作っています。まさに趣味と実益を兼ねた仕事(笑)。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 相手を思う気持ちを持っている人、ですね。ユーザー視点でサイトを作り上げるのが仕事ですので、いかに楽しんでもらうかを常に考えなければなりません。技術なんてね、好きで続けていれば身につくものですから。もちろん、真剣に勉強しなくちゃダメですけどね。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A 見たこと、聞いたこと、肌で感じたこと、そのすべてが反映される仕事です。ですから、とにかくいろんなことに目を向けるよう習慣づけてください。たとえ、直接的に仕事に関係しないようなことでも、ね。
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