パイロット　Job Gallery【リクナビＮＥＸＴ】


旅客や貨物を乗せた航空機を操縦するための、高度な訓練を受けた専門家。パイロットの多くは旅客や貨物の輸送に携わっているが、このほか、航空機を利用した写真撮影や広告宣伝などの仕事に従事する人もいる。定期航空会社の場合、コックピットには機長（キャプテン）と副操縦士（コー・パイロット）と呼ばれる2人のパイロットが乗務しており、そのほか、機種により航空機関士（フライトエンジニア）と呼ばれる人も乗り込むことが義務づけられている。パイロットのライセンスは「定期運送用操縦士」「事業用操縦士」「自家用操縦士」と3つの業務範囲別に定められており、技能証明書に加え、航空法に定められたさまざまな資格や証明を取得しなければならない。




	飛行前後、また飛行中に、その飛行に関わる人とはすべからく関係を持つ。乗員、乗客の命に関わる仕事だけに、ひとつひとつの関係性は非常に重要で強く、綿密なコミュニケーションを取って業務に臨まなければならない。




	飛行機が飛ぶためにはあらかじめ国土交通省に「飛行計画」を提出している必要があり、飛行においては航空管制官からの許可が下りて初めて離着陸ができる。




	なにはともあれ、国土交通省が実施する国家試験に合格する必要があり、航空大学校に入校するか、航空会社にパイロットとして採用され、訓練を受ける方法がある。航空会社において機長になるには、副操縦士を約10年経て、というケースが一般的だ。