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MR
インタビュー くわしく見る
MRは人命を陰から支えるブラックジャックだ 秦 啓一 さん(仮名)
PROFILE 秦 啓一 さん(仮名)
年齢 26歳
学歴 社会学部卒業
住まい 賃貸マンション(妻と同居)
趣味 スノーボード、音楽鑑賞
職歴 医薬品メーカーに4年
座右の銘 自分がされて嬉しいことを相手にしていきたい
血液型 B型
星座 射手座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】650万円
どんな仕事?
医薬品に関する情報を収集し、そして提供する
大学生の就職活動においては、製薬業界は安定した産業で社員の待遇もいいというイメージから人気職業のひとつとなり、また転職市場においても、高い賃金で大量に人材を募集している企業が出てきたこと、未経験者の募集が始まったことで、応募する人の数が急増している。では、その仕事内容とはどのようなものなのだろうか?大手医療品メーカーに勤務する秦さんに、実態を聞いた。

「MRとは、メディカル・リプレゼンタティブ(Medical Representative)の頭文字をとったもので、医薬品メーカーの『医薬情報担当者』のことを意味します。私が扱っているのは、薬局で購入できる一般用医薬品と違って、病院で診療してもらった際にお医者さんに出してもらう処方箋を受けて初めて購入できる医療用医薬品。これは、専門的要素、治療的効果が強く、薬事法の関係でテレビCMなどで告知することができません。一般用医薬品より厳しい制限を受けているため、私のような医薬品メーカーのMRがお医者さんに直接医療用医薬品の情報を提供しているんです」

医師に対して情報を提供し、そして病院で扱ってもらえるよう「売る」のがMRの仕事だ。

「自社製品に関する特長や有効性、副作用、使用上の注意などの情報を学術論文やパンフレットを用いて説明をします。たまに説明会ということで、パソコンと映写機を使い、スライド紹介などもしたりします。そうして、最終的には『売る』という結果につなげていくのがMRの使命。ただし、数字に振り回されてばかりでは『患者さんの健康を考える』という本質を見失ってしまいかねないので、そのあたりの精神的なバランス感覚を保っていないと続けていくのが難しい仕事なんですよ」
「職業病だなぁ」と思うとき
電柱を逐一チェックする
電柱を逐一チェックするイラスト
自分が回る病院に関しては医師会が発行する名簿などを参照するのですが、それだけではカバーできないので、街中にある駅や電柱の病院の看板をつい見てしまう
求められる能力は?
専門的な知識はもちろん、「有益な情報」を伝える伝達能力が必要
専門的な知識が必要な仕事であるため、当然、MRに就くには資格が必要。財団法人医薬情報担当者教育センター主導で実施される「MR認定試験」をパスしなければならない。

「『添付文書』『医薬品概論』『PMS』『疾病と治療』『薬理学』『薬剤学』という6科目の試験に合格しなければならないのですが、これらに関しては入社後の研修で何百時間もの講義を受講して知識を習得していくことになります。自分が文系出身者だからと言って研修中に不利だと感じたことはありません。やる気があればすぐに、薬学系や理系出身者と肩を並べることは可能です。そういった知識よりも必要なのが、情報。『データベース化された情報以上の役立つ情報』を提供するために、勉強と精進を欠かせません。また、他社のMRと情報を交換しあったり、お医者さんとの何気ない会話から情報を収集するなど、日々の時間の使い方を大切にしなければなりません」
情報を持っているだけではまさに「宝の持ち腐れ」。顧客と良好な関係を築き上げるコミュニケーション能力を持ち、情報をアウトプットしていかなければならない。

「午前、午後の外来の診療、入院患者の検診など、お医者さんも暇ではありません。ですから、限られた時間の中での情報提供を行えるプレゼン能力や人間関係の構築は非常に大事です。また、お医者さんとは仕事中の商談はもちろん、いわゆる『アフターファイブ』での付き合いもあります。『今日の夜、飲みにいこうよ』なんて誘いはザラにあるし、昨年末なんて忘年会シーズンということもあり週4ペースで飲みに行ってましたよ(笑)。未だに接待のある、ドロドロした営業の世界かもしれませんね」
この仕事のやりがいは?
命に関わる仕事だけに、「助かった」のひと言に重みがある
「『情報担当者』と『営業的数字の責任者』という両輪をしっかり回すことができるのが本当のMR。社内的評価が後者ばかりで決まる企業も多く、前者が疎かになっている現状もあるのは否めませんが…。それでも、そのバランスがしっかり取れていると実感できる瞬間、つまり、お医者さんに納得していただいた上で自社の医薬品を使ってもらい、自分の営業成績に反映されたときには、達成感を感じますよね」

秦さんがそのバランス感覚を保てている理由は、ひとえに、自分の仕事の先には薬を求めている患者がいるという思いだ。
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
望
薬を売ればいいだけでなく、望まれる情報を提供しなければならない。そしてなにより、望まれる人材にならなければならないんですよね
「人間の命に直結する仕事ということで、『ありがとう!』『助かったよ!』といったひと言で救われることが多々あります。患者さんには直接、接することはないので、お医者さんや薬剤師を通して結果を聞くことが多いのですが、その言葉は非常に励みになりますね。認知度が高く、広くその有用性が認められている薬ということで薬自体が一人歩きすれば、MRは正直必要ないと思われることもあるが、自分がもたらした情報によってさらに使用範囲が広まり、患者に貢献できたときにはやりがいを感じますね」
FAQ 秦 啓一 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 学生時代にアルバイトでドラッグストアに勤務していて、薬にとても興味がありました。薬というものが人間の健康に対してとてつもなく貢献しているということを強く感じていたので、自分が会社に入って売った商品(薬)で人々に貢献したいと思ったんです。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 自分自身がクライアントに認められ、「よくやってるね!」などと薬の評価以外に自分が評価された時は自分の成長を感じる時でもありますね。また、景気に左右されず、安定している業界であったということは良かったと思います。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 扱うのは薬ですが、お医者さんという人間が相手の仕事である以上、明るい対応のできる人、誠意を持って人と接することができる人、相手のことを考えられる人というのが向いていると思います。あと、営業としては当然、自社製品を愛せる人(笑)。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A 製薬業界といっても、企業によって業務内容や仕事内容はさまざまです。製品力、重点領域などそれぞれに違った強みを持っていますからね。売上額、ネームバリューという評価だけで企業を選ぶのではなく、自分の強みを活かせる企業を選んでいくべきだと思いますよ。
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