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経営企画
インタビュー くわしく見る
経営企画は会社の行く先を先導する舵取りだ 神田 裕之 さん(仮名)
PROFILE 神田 裕之 さん(仮名)
年齢 25歳
学歴 経済学部経済学科卒業
住まい 賃貸マンション(ひとり暮らし)
趣味 ゴルフ
職歴 不動産会社に3年
座右の銘 懐深く、引き出し沢山
血液型 O型
星座 射手座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】600万円
どんな仕事?
経営戦略を練るだけでなく、社内のさまざまな業務に携わる
神田さんが勤める会社の事業内容は、オフィスビルや商業施設の運営・管理から、不動産全般に係る企画コンサルティングなど。そこでの経営企画としての仕事は、まさに読んで字の如く、だ。

「まずは、『不動産事業がどれくらいの市場規模があるのか』、『その中で自社がどれくらいの収益を上げているのか』、『どれだけの物件を受託しているのか』といったデータをもとに経営計画を立てます。で、その計画に応じて具体的にどのような行動を起こしましょうか、という戦略を考える。わかりやすく言えば、餅を絵に描く、といったところですね。これが経営企画の一般的な仕事と言えるのではないでしょうか」

「一般的な」という言葉を神田さんが使ったのには理由がある。それは、彼の仕事内容の多様性による。

「今、掲げている目標は去年の7月に目標を立てて、今年の4月に明確化しました。9カ月の時間を要したわけですが、もちろん、その間中ずっとそればかりをやっているわけではありません。会社の広報もやってますし、取締役会議の運営や社内のシステムの在り方の見直し、単年度の収支の管理といったことから、社内旅行や全社総会の企画などにも携わっています。会社が携わっていることはほとんど見渡しているんですよ」
「職業病だなぁ」と思うとき
会社のことが頭から離れない
会社のことが頭から離れないイラスト
電車の中でも自宅に帰っても、風呂に入ってても、ずっと考えてるんですよ、ホントに。趣味なんでしょうね、たぶん
求められる能力は?
情報を収集・分析し、客観的な観点から説明する
「経営計画を立てなければならないので、大きな視野・ビジョンを持つことが大切だという前提があるんですが」

と前置きをして話す神田さん。経営企画として求められる能力は、情報収集力と、その情報を的確に見極める分析力だと言う。

「データを分析しながら目標を立て、それに向けた戦略を練っていくというのが仕事である以上、まずは有益なデータをいかに集めるかが勝負。それは市場のデータであったり、はたまた現場の営業の意見であったりとさまざまですが、それらを客観的に、そして論理的に分析する能力が問われるんです」
情報を集めるために必要なのは、ただ机の前に座ってパソコンとにらめっこしているだけでなく、積極的にコミュニケーションを図ることだ。

「計画を立てる経営企画と現場で働く営業は、ぶつかることが多いんですよね。『そんな計画、達成できないよ』なんてね。しかし、現場ではどういった悩みがあるのかを聞き出し、それをリスクとして計画に盛り込んでいく必要があるので、営業の声は必要不可欠。新人のころは『先輩、おごってくださいよー』なんて言って(笑)、食事の席などでいろんな話を聞いたりしてましたね。そうして情報をインプットしたら、次はアウトプット。事業戦略に関して全社的に共通の意識を持たせるために、各部署とリレーションを取っていかなければなりません。事業の内容をちゃんと理解すること、そして、ちゃんと説明できること。それらが必要な能力と言えるでしょうね」
この仕事のやりがいは?
会社の成長が、そして社員の喜びが自身の喜びにつながる
神田さんは今、「結果がすぐに出ない仕事なので、モチベーションを保つのが非常に難しい」という悩みを抱いているそう。しかし、逆に言えば、結果としての数字が表れたときには、得も言われぬ充実感を感じられる。

「私が入社した年の弊社の運営物件数など経営規模は2倍近く拡大しました。経営的な観点から、業績を伸ばすために、そして良い会社にするためにできることを考えた結果ですから、それは本当に嬉しいことです。会社が良い方向に向かっているなと実感する瞬間にやりがいを感じると同時に、自分が会社のことを一番考えているという自負心が生まれるんです」
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
愛
仕事に対して、会社に対して、そして社員に対して、それぞれ愛情を持っていないと続けていけない仕事です
会社が成長すれば社員も喜ぶ。その喜びが自分の喜びにもつながっていく。

「客観的に、そしてロジカルに物事を考えられることが大切だと、先程言いましたが、それが過ぎるとロボットのようになってしまうのでダメなんです。相手の気持ちを汲んだような言い方、聞き方ができる人間味にあふれた部分もないと。そうしてコミュニケーションをとって、社員に事業戦略を納得してもらったうえで、社員がイキイキと仕事をしている姿を見るのが本当に嬉しいんですよ」
FAQ 神田 裕之 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A まずは営業をやりたかったんですけど、入社していきなり経営企画部に配属されてしまいました(笑)。ただ、将来は経営者になりたいと思っているので、経営全般に関していろんなことを学べるという意味ではありがたい配属でしたね。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 社員に喜んでもらえることが一番、嬉しいですね。創立5周年の社員旅行に行った際には、最後の夜に「最高だったよ!」「また10周年のときはよろしく」などと言ってもらえ、企画してよかったと心底、思いましたもん。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 冷静に物事を見ることができて、冷静に判断を下せる人。でも、語るときは熱く。ロボットのように考えて、アウトプットするときは人間臭くなれる人が向いていると思います。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A 自分が社長だったらこういう事業をするとか、こういう計画を立てるとか、経営者の視点でシミュレーションをすることが大切です。その点を日頃から考えていると、仕事でも役に立つはずですよ。
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