警備　Job Gallery【リクナビＮＥＸＴ】


1号は施設警備、2号は交通誘導、3号が輸送警備、4号が身辺警備と1号から4号までの業態が警備業法で決められている。商業施設などのビル管理から現金輸送や店舗のレジなど、警察官が十分巡回できない場所にも防犯が必要な箇所は多く、警備員の仕事はそういった場所の安全を守ることになる。会社の業務に関連した警備以外にも、一般住宅や工事現場の交通整理、イベントの誘導など、警備員の活躍する場面は多い。最近では通信技術を使い、遠隔で防犯装置や防犯カメラを操作するなどして、警備にあたる会社も多い。




	現場への直行直帰が基本のため、本社の社員よりは現場の作業員とのつながりが深い。だいたいは警備、設備、清掃の3部門が配置されることが多く、それぞれが連携を取りながら業務に臨む。




	警備という本分の業務以外にも接客という側面もあるため、ビルに出入りする人にはかならず声を掛け、用件をうかがうなどする。そこでの関わりは決して深いものではないが、だからこそ、一瞬一瞬に目を光らせなければならない。




	警備の仕事に就くには特に資格などは必要なく、警備会社やビル管理会社に採用され救命時の処置などの訓練を受ける。また、刑法や刑事訴訟法などの知識を持っていると有利な場合もあり、現場を経て昇進というキャリアアップの道もある。