Job Gallery
品質管理
インタビュー くわしく見る
品質管理は信用や安心を作る質の番人だ 山岡 信子 さん(仮名)
PROFILE 山岡 信子 さん(仮名)
年齢 38歳
学歴 家政学部服飾学科
住まい 都内賃貸マンション(独身ひとり暮らし)
趣味 読書
職歴 アパレルメーカーA社10年→アパレルメーカーB社7年
座右の銘 手に取るなやはり野に置け蓮華草
血液型 A型
星座 乙女座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】400万円
どんな仕事?
生地の素材や取り扱い法を表示するため試験や調査を行う品質の番人
アパレルメーカーに勤務する山岡さんの仕事は、品質管理。といっても、あまり表だって活動することのない仕事だけに、それがどんな仕事かわからない人も多いだろう。

「それでは、洋服の左脇の裏地を見てください。そこには、洗濯する際に家庭で洗えるのか、クリーニングに出さないといけないのかといったことから、綿が何%、化繊が何%といった具合に生地の素材が表示されているタグがついています。あと、サイズや製造した国、販売している会社の連絡先なども明記されています。このタグを表示するためのさまざまな試験や調査を行うのが品質管理の主な業務です」

表示しなければならないラベルの項目は、家庭用品品質表示法といった法律によって決められているほか、百貨店や販売店が独自に設けている基準もあるそうで、アパレルメーカーが仕入れた商品を卸す際、すべての項目に正しい表示をしなくてはならない。

「例えば生地の素材表示に関しては、日本工業規格(JIS)が定めた試験方法があって、海外から輸入した洋服でも、それと同じ方法で試験したデータでないと表示することはできません。仕入れ先から日本で販売するためのデータが示されている場合は問題ありませんが、それがない場合は検査機関に試験を依頼しなければなりません」

通常、1週間もあれば検査は完了するが、水洗いすると色落ちしたり、伸び縮みしたりすることが問題になれば、すべての商品を水洗いしてから市場に出す場合もあるし、縫製をやり直して強度を高める場合もあるという。
「職業病だなぁ」と思うとき
つい洋服のタグをチェック
つい洋服のタグをチェックイラスト
洋服屋さんでは、やはり注目してしまいます。肌に触れるものなのに水洗いできない商品は、買わなくなりました
求められる能力は?
つねに正しい表示を心掛ける信念と責任感が大事
もちろん、色落ちしたり、伸び縮みする生地で作られた洋服の場合、「水洗いできません」という表示をしておけば市場に出すことはできる。しかし、営業部や販売促進部などに言わせれば「そんな表示をしたら商品が売れないよ」ということになる。

「でも、売るために嘘の表示をするわけにはいきませんから、そのへんはいつも闘いですね(笑)。まだ試験結果があがっていない時期に縫製を担当する製造部から『早くタグを渡してくれ』とせっつかれることもありますが、そのときも同じこと。タグがなかったり、間違った表示のある商品は、絶対に市場に出してはいけません。それは、会社の信用を落とすことにつながりますからね」
つまり、品質管理スタッフは、会社の信用を守るため、あえて悪者を演じているわけだ。

「だから、仕事への信念と、責任感が問われる仕事ですね。すべての商品に正しい表示をするということは、会社の信用だけでなく、お客様にとっても、安心して商品を購入するためには大事なことですから、いい加減なことはできません」

まさに品質管理の仕事は、商品の質を維持し、高めるための縁の下の力持ちと言えるだろう。
この仕事のやりがいは?
お客様から喜ばれるとともに社内の意識も向上
信用や安心を作る品質管理の仕事。だが、そうしたものはすぐに作ることができるわけではない。1年、あるいは10年、いや、そもそも何年あれば十分と言えるものではない。

「ですから、地道な日々の努力が大事ですね。とはいえ、もともと洋服が好きで始めた仕事ですから、お客様の反響を聞く機会があると嬉しいですよ」

山岡さんはかつて、あるお客様から一通の手紙を受け取ったことがある。
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
礎
まさに縁の下の力持ち。商品の基礎を作る仕事ですからね。注目は浴びないけど、なくてはならない仕事
「思い出のある婦人服を15年も愛用されていたお客様からの手紙で、『ここまで着ることができたのは、品質のいい商品を作ってくれたみなさんのおかげです』と書かれてありまして、これは嬉しかったですね」

お客様だけでなく、社内からも嬉しい声を聞くこともある。

「商品企画や仕入部の人から『こういう商品があるんだけど、見てくれないか』と、事前に相談を受けることがあるんですね。そうやって頼りにされるときは、この仕事も無駄ではないんだなと思えます。私たちが品質にこだわることで、社員全体の品質に対する意識が高まっていくわけですからね」
FAQ 山岡 信子 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 大学で被服を学んだのは洋服が好きだから。でも、派手好きな性格ではないですし、デザイナーや販売員は向いていないだろうと思っていました。それで、末長くアパレル業界に携わりたいと思ってこの仕事に就きました。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A この仕事を始めて十数年。そろそろ当初の目的は達成したと思ってもいいのかもしれませんが、まだまだ続けていきたいですね。それだけ奥が深い仕事であり、やりがいもありますからね。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A ある程度、芯が強くないと人から言い負かされてしまうかも。でも、なぜ表示にこだわらなくてはいけないか、丁寧に説明して理解してもらうことも重要ですから、やわらかな物腰や態度も大切です。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A アパレルメーカーだけでなく、生地屋さんや製造工場、百貨店、検査機関、お客様相談センターなど、品質管理の仕事だけでもいろいろな活躍の場があります。洋服が好きという人には向いている仕事だと思います。
品質管理の 求人を探してみる
品質管理に関連したキーワードから求人を探す
責任感 安心 信頼 縁の下の力持ち 商品知識
品質管理を くわしく見る

「今すぐ転職」にも「いつかは転職」にも即・お役立ち!リクナビNEXTの会員限定サービスに今すぐ登録しておこう!

1転職に役立つノウハウ、年収・給与相場、有望業界などの市場動向レポートがメールで届きます

2転職活動をスムーズにする会員限定の便利な機能

・新着求人をメールでお届け

・希望の検索条件を保存

・企業とのやりとりを一元管理など

3匿名レジュメを登録しておくとあなたのスキル・経験を評価した企業からスカウトオファーが届きます

会員登録し、限定サービスを利用する

※このページへのリンクは、原則として自由です。(営利・勧誘目的やフレームつきなどの場合はリンクをお断りすることがあります)