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営業×人材派遣
インタビュー くわしく見る
営業×人材派遣は企業とスタッフをつなぐ仲人さんだ 近藤 美由紀 さん(仮名)
PROFILE 近藤 美由紀 さん(仮名)
年齢 32歳
学歴 社会学部社会学科卒業
住まい 賃貸マンション(ひとり暮らし)
趣味 旅行
職歴 印刷会社2年→百貨店販売員5年→人材派遣会社営業6年
座右の銘 振り返らない
血液型 A型
星座 山羊座
職場の雰囲気は? 文化系 理科系 体育会系
あなたのタイプは? 文化系 理科系 体育会系 【年収】400万円
どんな仕事?
企業、スタッフともに満足いくような人材、仕事を紹介する
いわゆる、企業とスタッフをつなぐ仲人的役割の人材派遣営業。近藤さんは、主に百貨店の人材派遣を行っており、現在80人弱のスタッフを担当している。

「営業と言っても、やっていることはコーディネイターに近いですね。企業から依頼された希望人材を、登録しているスタッフから探し出します。その際、紹介するだけでなくスタッフのフォローアップもしていきます。フォローアップとは未経験者の場合、面接前に商品研修をするなどして受ける会社の知識を叩き込ませるんです」

繁忙期になると150人以上のスタッフを担当することもあるという近藤さん。営業とは言え、一日のほとんどを電話の前で過ごすことも多い。

「企業から依頼された人材を探すには、電話連絡が基本です。登録しているスタッフに電話をし仕事内容や給与面、待遇などを説明します。メールやFAXだと行き違いが生じることもあるので、必ず電話で連絡をとるんですよ。ですから、1日中電話の前でしゃべりっぱなし、なんてことも多いですね。ここ何年かで人材派遣の状況も変わっていて、現在はスタッフ至上主義になってきているんです。人材を募集する企業よりも、スタッフが強くなっているんですね。昔は派遣というと、強引に入れ込んでしまう場合が多かったんですが、今はスタッフの方から断られることもしょっちゅうです。ですから、こちらもスタッフの職歴や性格をしっかり把握したうえで慎重に選ばないといけないんですよ」
「職業病だなぁ」と思うとき
商品より人を見てしまう
商品より人を見てしまうイラスト
担当が百貨店なので、プライベートで買い物に行っても商品よりスタッフの働き方を見ちゃいますね
求められる能力は?
双方の意見を中立の立場で聞けるバランス感覚が必要
優秀な人材を求める企業と、希望職を求めるスタッフの間にたつ仕事ゆえに、バランス感覚が何よりも必要とされる。

「企業側にも“こんな人材が欲しい”という要望がありますし、働く側にも“こんな会社で働きたい”という希望があります。その両方の話を聞く際、企業側の意見に偏ってもいけないし、スタッフの意見を鵜呑みにしてもダメ。両方の真意を読みとってベストな相手を紹介するバランス感覚がすごく重要なんですよ。例えば、自分が紹介したスタッフが辞職願いを出したとします。そのときに、スタッフの不平不満だけを信じて、企業側にクレームを言ったとしたら問題が大きくなってしまった、なんてこともありますから。だからと言って、両者の話をしっかり聞くことは大切。聞いたうえで“どちらが悪い”のではなく、あくまで中立の立場としてうまく回していかなきゃいけないんですよ」
正直、このバランスがとれずに体を壊してしまう人を何人も見てきたとか。

「背負いすぎちゃうと、確実に自分が潰れます。スタッフと仲良くなりすぎて悩み相談員みたいになってしまうと危険。悩みを一緒に抱え込んでしまって共倒れしちゃいますから。あくまで、一歩離れた状態で客観的に話を聞くぐらいのスタンスじゃないと冷静な判断はできません」
この仕事のやりがいは?
スタッフの成長した姿を見たとき
近藤さん曰く、この仕事のやりがいは短い期間で味わえるものではなく、何年か後に訪れるのだと言う。

「自分が担当したスタッフが、仕事で成長している姿を見たときが何よりのやりがいですね。以前、私が担当したスタッフで挨拶すらままならない覇気のない人がいたんですよ。なんとか面接までこぎつけたものの、面接官の目は見ないわ、声は小さいわで。その面接には私も同行していたので、落ちるのを覚悟でその場で怒ってしまったんですね。“その態度は何だ!”って。でも結果的にその人は面接に受かったんです。その理由は私が怒ったことでウチの会社のスタイルがわかったからとのこと。確かに不安は残る人材だけどフォローしてくれるであろう、という事で採用されたんですよ。それから4年経ちますが、そのスタッフは会社の中心メンバーとしてバリバリ働いています。企業側からも感謝されたし、スタッフからも“あのときはありがとうございました”と今でも言われるんですよ。営業としてはこれ以上に嬉しいことはないですね」
この仕事を 漢字一文字で表現すると…
待
募集依頼を待ったり、スタッフが来るのを待ったりと、待つことが多い仕事だと思うので
スタッフを紹介した時点で終わり、ではないことも楽しいのだとか。

「アフターフォローの意味も含め、就業後もスタッフと会うことはよくあります。そのときにお礼を言われるよりも、スタッフ自身が楽しそうに仕事をしていたり、スキルアップを目指していたりと、仕事によって変化した様子を見るのが楽しみですね。だから1カ月やそこらじゃ楽しさがわからない業種かもしれません」
FAQ 近藤 美由紀 さんへの一問一答
Q1.この仕事に就いた(転職した)動機は?
A 以前、自分が派遣会社を利用する立場だったんですよ。そのとき、営業の姿を間近で見て、面白い仕事だなと思い興味を持ったのがきっかけです。営業をしてみたいという気持ちもありましたしね。
Q2.この仕事に就いて(転職して)よかった?
A 10代から60代の人まで担当しているので、本当にさまざまな人と会うんです。いろいろな人と話すことで自分自身も成長しました。対応する幅が広がったというか。人間的成長ができたのは、この仕事だと思うんですよ。
Q3.この仕事、どんな人に向いている?
A 体育会系の人ですかね。明るくカラッとしたタイプじゃないと続かないかも。“今日は決まらなかったけど、明日があるじゃないか”と考えられるような、前向きかつ、ある意味適当に考えられる事が大切だと思います。
Q4.これからこの仕事を目指す人へアドバイス
A マイナスな気持ちの人と話しすぎると、自分まで背負い込むことがあるから、何に対しても前向きであることが第一。自分を管理する力をしっかり持って仕事に挑んでほしいです。
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