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貿易事務
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貿易事務とは? 山口 悦子 さん(仮名)
商社、百貨店、メーカー、船舶会社、銀行などに勤務し、商品や原材料の輸出・輸入といった海外との取引を行う際の事務全般を行う。業務内容は勤務先によって多少異なるものの、主な仕事として受発注、契約書をはじめ各種書類の作成、通関手続き、倉庫手配、売掛買掛金の回収・支払いなどがある。外国企業(メーカー、船会社、銀行)とのやりとりは発生するため英語力(リーディング、ライティング、会話)は必須スキルで、ほかに貿易取引の流れの把握、専門用語・書類の理解力、外国為替に関する知識が求められる。
社内の人間関係図
社内の人間関係図
上記の関係図は商社やメーカーの場合。貿易事務がもっとも太いパイプを持つのは営業部。原材料や製品の輸出入を行うために必要なデータや情報を整理したり、契約に必要なさまざまな書類を作ったりして、営業をサポートする。法務、財務・経理、運輸・通関の各セクションに所属して、営業部と連携することもある。
社外の人間関係図
社外の人間関係図
取引に関係する企業は「取引先企業」をはじめ、決済を行う「銀行」や輸送を行う「船・航空会社」など20社を超えることもある。取引の実務の中心は営業担当者で、貿易事務は必要書類の発送・受け取り・処理や各種手続きなどを行う。
なるにはガイド
なるにはガイド
一般事務職と区別していない企業も多く、語学力など本人の適性があった場合に貿易事務専属となるパターンがある。また運輸・通関、法務、財務・経理などの部署で貿易実務の経験を積み、専属になることも。
さまざまな活躍の場〜こんな人が活躍中〜
活躍の場 従業員規模 年齢 年収
商社(鉄鋼・金属) 11〜50名 32歳 400万円
運輸・倉庫 5001名以上 36歳 650万円
メーカー(総合電機) 5001名以上 32歳 300万円
メーカー(鉄鋼・金属) 101〜500名 38歳 450万円
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