ビル施設管理　Job Gallery【リクナビＮＥＸＴ】


大きなビルには電気、空調などの設備があり、それらの管理・保守を担当する。電気主任技術者やボイラー技士、ビル管理技術者などの資格があると有利。電気設備においては、建築物のインテリジェント化の流れを受け、電気設備工事の担当と電気通信設備の担当を設けている場合も少なくない。また、空調設備に関しては省エネ性、環境保全性を重視したシステムを導入するなどますます専門性が高まっている。高度経済成長時代に建てられた高層ビルがリニューアル期に入っており、改修・補修の需要も高まってきている。




	日々の業務内容は設備機器の維持・管理のため、人というより機械との関わりの方が強い。大規模な施設の場合、数人で担当する設備が分かれていることがあるが、内部構造的に関連を持っていることもあるので、同僚とは逐一、報告・連絡をする必要性もある。




	外注の業者に依頼する場合は、自らの知識や技術で解決できない問題が発生したとき。点検業者には消防や空調、電気などが、また修理業者には内装工、外装工、水道工、空調工事業者などがある。




	特に資格・免許は必要としないが、工業系の高校や大学などで電気、機械などの知識・技術を身につけていると就職に有利。新規学卒者の場合は、実務経験を積みながらビル施設管理に関する「建築物環境衛生管理技術者」の資格や、専門的な「電気主任技術者」、「ボイラー技士」などの資格を取得していくが、中途採用の場合は資格を所持していることが求人の条件になることが多い。