グッド・アクション 2015

グッド・アクションとは、ビジネスパーソンの「働くモチベーション」があがる、各企業の取り組みを募るプロジェクト。
戦略的に行っている取り組みだけでなく、現場発で生まれたものや、チャレンジしているもの、盛り上がっているものなど、広く働き方や働く環境改善のヒントになることを重視しています。

グッド・アクション2016
エントリー受付中!

Award

授賞結果

2016年2月9日、「第2回グッド・アクション」の表彰式を開催し、「現場活性化」「女性活躍促進」「キャリア採用・活躍促進」「ウェルネス」の4部門で受賞取り組みを発表しました。 書類、訪問、最終審査を経て選出された合計15の「グッド・アクション」と、その中から特に働き方のヒントにしてほしい5つの取り組みを「ベスト・アクション」を発表。 当日の表彰式の模様を、各企業さまや審査員のコメントを交えてご紹介します。

第2回グッド・アクション表彰式

BEST ACTION

「ベスト・アクション」とは書類、訪問、最終審査を経て選出された「グッド・アクション」の中でも、特に働き方のヒントにしてほしい取り組みです。

女性活躍促進部門

国際自動車株式会社 タクシー業界に女性の活躍できる場を!
環境整備と意識改革で女性ドライバーを積極採用

国際自動車株式会社
受賞コメント

執行役員 川田政様

ありがとうございます。まさかこうして選ばれるとは思わなかったので、本当にうれしいです。当社は男所帯ということもあって、女性社員はまだ全体の2%。この取り組みを始めて3年、まだまだなところはありますが、目標に向かってがんばっていきたいと思います。

取り組みの詳細はこちら
アキレス美知子氏
審査員コメント

アキレス 美知子 氏

今回改めて気づかされたのは、タクシー業界がこれほどまで男性優位であるという事実です。2010年の女性採用実績はわずか1名。そこから取り組みを始めて、2015年は全部で300名が活躍するまで大きく変わっています。今まではおそらく男性社会の中で女性が働くことは無理だと考えていらっしゃったのでしょう。けれどもセミナーや研修を通して意識改革を行うことでいろいろと工夫をされ、確かな成果を出されています。2020年に向けて女性社員1000名採用という大きな目標を掲げていらっしゃいますが、必ずや達成されるだろうと大いに期待をしています。

現場活性化部門

NTTコミュニケーションズ株式会社 50代社員がより輝きを増す!たったひとりで500人と向き合ったベテラン社員の更なる活躍に向けた取り組み

NTTコミュニケーションズ株式会社
受賞コメント

ヒューマンリソース部
人事・人材開発部門 担当課長 浅井公一様

ベテラン社員のキャリア開発に向け、500人と面談・研修を続けてきました。目新しい取り組みではないと思いますが、ただ面談を行うだけではなく、ベテラン社員がさらに活躍できるよう「情熱を持って」施策をやりきったことが受賞できた理由ではないかと考えています。

取り組みの詳細はこちら
守島基博氏
審査員コメント

守島 基博 氏

500人という膨大な面談・研修対象人数に対して、担当者の浅井さんはたった1人で向き合い、やり遂げています。まずはこの情熱を高く評価しました。また企業の人事担当者にとって「大きな視点での制度設計」はもちろん大切ですが、「社員一人ひとりへ、どこまできめ細やかなフォローができるか」も忘れてはならない視点。年功序列や終身雇用の時代を超えて、これからは一人ひとりの自己実現をサポートしていくことが人事の重要なミッションです。人事という仕事の、根本的なあり方を見せていただいた取り組みだと思います。

現場活性化部門

株式会社エストコーポレーション 自ら手を挙げてミッションに挑み、報酬と評価をつかめ!
遊び心あふれる「クエスト制度」が事業拡大期のベンチャー企業を支える

株式会社エストコーポレーション
受賞コメント

管理部 事業部長 森脇かほり様

当社は平均年齢28歳の若い組織です。成長意欲が高い社員に対して、どのように評価・報酬を提供していくかを考え、今回の制度設計に至りました。自主的に仕事と報酬を獲得していく、社員の成長に役立ち、プラスしてユニークな制度のため面白みもあります。今後も社員がイキイキ働ける職場づくりに努めていきます。

取り組みの詳細はこちら
細野真悟
審査員コメント

細野 真悟

「クエスト制度」は、私自身が自社のマネジメントに取り入れてもうまくいきそうな仕組みだと感じました。何重にも仕掛けが施されていて、「社員が自らミッションに手を挙げられる」「部門を超えて連携できる」「報酬を自由に選べる」という3点を実現し、確実に運用できるパッケージとなっています。クエストを出すマネジメント層の側にも工夫が必要となっており、全体を通して制度設計が非常に秀逸。完成度の高い取り組みでした。この仕組みを考え出した方にぜひノウハウを伺いたいですね。

現場活性化部門

株式会社オンデーズ 離職率50パーセントからの意識改革。
自らでキャリアをつかむ「エリアマネージャー解散総選挙」の意義とは

株式会社オンデーズ
受賞コメント

事業開発 東日本・沖縄エリアマネージャー
水島健雄様

当社では、この取り組みによって離職率を50%から5%まで減らすことができました。また、状況を変えていけるような発信力のある社員をみんなで選ぶことで、業績拡大にもつながっています。今後もこの取り組みを通じて会社を発展させていきたいと思います。

取り組みの詳細はこちら
アキレス美知子氏
審査員コメント

アキレス 美知子 氏

「人事の透明性」に力点を置いた素晴らしい取り組みだと思います。昔から、日本企業では「密室人事」で物事が決まっていく傾向があります。それを完全に透明化し、手を挙げれば新入社員でも管理職に立候補でき、管理職を社員全員で決めるようにした「エリアマネージャー解散総選挙」は、これまでの日本の人事の常識にとらわれない素晴らしい取り組みだと感じました。そして、この取り組みが企業業績を大きく向上させていることも注目すべきポイントです。常識を覆し、結果につなげた取り組みとして、高く評価しました。

現場活性化部門

株式会社ロックオン リスクマネジメントと快適な職場環境の最適解!
年に一度、全社員が必ず取得する「山ごもり休暇」

株式会社ロックオン
受賞コメント

管理本部 人事部 部長 桐生明子様

当社は社員数が約60名で、業務負荷が一人ひとりにのしかかっていましたが、「山ごもり休暇制度」を導入したことで、業務の平準化が進み、社員にとってもいろんな挑戦ができる機会になりました。ぜひ他の企業の皆さまにも導入を検討していただけたらと思います。

取り組みの詳細はこちら
守島基博氏
審査員コメント

守島 基博 氏

現場活性化部門に関しては、その他受賞企業は社内を鼓舞する取り組みが多くありましたが、そればかりだと社員は疲れてしまいます(笑)。こちらは「社員を休ませる」という意味で非常に光っており、評価にもつながりました。しかもこの制度で取得した休暇中の過ごしかたを朝会で全社員にプレゼンするため、「ヘタな休みかた」はできません。ヨーロッパなど海外で見聞を広めたり、家族サービスに充てたりと、社員一人ひとりが「自分プロデュース」を行う機会としても素晴らしいものだと感じました。

GOOD ACTION

厳正なる審査を経て選ばれた輝く"グッド・アクション"はこちら!

株式会社マクロミル

現場活性化部門

株式会社マクロミル 社員一人ひとりのキャリアパスに光を当てる!
プレゼンイベント「わたしのしごと」がもたらす成長実感とロールモデル提示

取り組みの詳細はこちら
日本調剤株式会社

現場活性化部門

日本調剤株式会社 患者満足度によるアワードが成長の原動力!
調剤薬局の真価を追い求める業界大手の取り組み

取り組みの詳細はこちら
株式会社フロンティアワークス

現場活性化部門

株式会社フロンティアワークス 仕事は好きなのに、職場が嫌い?オフィス環境と人間関係の悩みを解決した社内有志プロジェクトの成果とは

取り組みの詳細はこちら
株式会社VOYAGE GROUP

現場活性化部門

株式会社VOYAGE GROUP 360°スゴイ会社は、社内ライブラリーの規模もスゴイ!
企業文化を根付かせてゆく「空間の価値」とは

取り組みの詳細はこちら
サイボウズ株式会社

現場活性化部門

サイボウズ株式会社 「オフィスのあり方」をきっかけに社内炎上?自社の強みを再発見した全員参加の本社移転プロジェクト

取り組みの詳細はこちら
コクヨ株式会社

現場活性化部門

コクヨ株式会社 生産性と社員満足度向上の鍵は「オフィス環境の維持管理」働きやすい職場作りに情熱を燃やす名コンビの活躍

取り組みの詳細はこちら
株式会社LiB

キャリア採用・活躍促進部門

株式会社LiB 正社員として働きながら、個人の挑戦を続けられる!
新たな「複業」のかたち「メンバーシップオプション」

取り組みの詳細はこちら
Retty株式会社

キャリア採用・活躍促進部門

Retty株式会社 新入社員もインターンも社長も……
フラットに語りあえる“魔法のBar”が、キャリア社員の社内融和とコミュニケーションを促進する

取り組みの詳細はこちら
サイバートラスト株式会社

ウェルネス部門

サイバートラスト株式会社 旭川での森林浴とアクティビティで健康意識アップ!「健康経営の実践」が社員の日常を変え、新規事業を生む

取り組みの詳細はこちら
株式会社ウィルフォワード

ウェルネス部門

株式会社ウィルフォワード まるで大家族!
一軒家オフィスで実現した、バランスの取れた食生活と運動、活発な社内コミュニケーション

取り組みの詳細はこちら

審査員総評

今回、グッド・アクションとして表彰された取り組みをより理解し、また新たなグッド・アクションを創出していくためのヒントについて、審査員のコメントを紹介させていただきます。

守島基博氏

「個」といかに向き合うか 今求められる人事の役割とは

一橋大学大学院商学研究科教授 守島 基博 氏

詳しくはこちら
アキレス美知子氏

これまでの常識を覆し、業績結果につなげる取り組みが多数

SAPジャパン株式会社常務執行役員人事本部長、横浜市政策局男女共同参画担当参与、NPO法人GEWEL副代表
アキレス 美知子 氏

詳しくはこちら
細野真悟

変わり続ける「働く人の価値観」に応える取り組み

リクナビNEXT編集長 細野 真悟

詳しくはこちら

表彰式の様子

受賞企業の発表に先立ち、審査員である一橋大学大学院商学研究科教授・守島基博氏が「働く人を元気にし、企業を盛り立てる仕組みを求めて~Good Actionが目指すもの~」と題して基調講演を行いました。この中で守島氏は、「働く人の価値観が多様化し“株主価値”だけでなく働く人のための“従業員価値”(働く人がその企業で働いて得られる価値)を提供できる企業が重視される時代になっている」と指摘。そのための創造的人事施策の鍵として、「人材に留まってもらうだけでなく選ばれる企業になる」「ダイバーシティを課題ではなく“活力の源泉”ととらえ、多様性を促す仕組みを整えモチベーション・マネジメントを行う」「ワーク・ライフ・バランスの考え方ではなく、仕事を含めた人生全般を充実させる“ワーク・ノンワーク・インテグレーション”を進める」という三つの観点を解説しました。

表彰式後は、グッド・アクションに選出された15社の皆さまが参加して懇親会を実施。お互いの取り組みについて、真剣な表情で情報交換し合う姿が随所で見られました。また報道陣による企業さまへのインタビューも行われ、今回の取り組み内容に対する関心の高さがうかがわれました。

表彰式の様子