人事が会いたくなる職務経歴:電気・電子系エンジニア／リクナビＮＥＸＴ[転職サイト]

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同じ電気・電子系エンジニアでも、職種によって職務経歴の書き方は異なります。自分の職種の特質を理解した上で、人事担当者のもっとも欲しいと思われる情報を具体的に書くことが重要です。非常に専門性が高い分野なので、細分化された職種ごとに、職務経歴の書き方を見ていきましょう。

電気・電子系エンジニア以外の職務経歴サンプルはこちらから

開発規模や携わった工程が一目瞭然となるように記載。特に、言語・ＯＳなどの開発環境は必ず明確にします。

システム設計から量産立ち上げに至る過程で、どの工程を担当してきたかを明らかに

求められる技術は何かをよく考え、キーワードとして明示する

小さな経験でも書き漏らしのないように。記載のないスキルは経験なしと見なされる

ＦＰＧＡなど、ポイントとなる経験を押さえながら携わった開発工程を分かりやすくまとめることが重要です。

どの開発工程に携わったかなど、業務内容を詳細に書く

メンバー数や役割を明記することで、業務規模や立場を明確にする

製品概要やターゲットのハードウェアを明記し、開発の規模や内容をイメージさせる

トレンドとなっている技術をキーワードとして落とし込みながら、開発の工程や軌跡がよく分かるようまとめます。

プリセールスなのかポストセールスなのか等、仕事のスタイルを明確に

担当デバイスの特性をしっかりと説明する

サポートの具体例など、業務内容を詳細に記す

経験者が少ない売り手市場の職種。サポートしているデバイスの種類や業務スタイル、取引先の規模など明記します。

キーワードとなる技術をちりばめることで、スキルが一目瞭然になるように

専門職としてのステップアップの軌跡が分かるような書き方に

使用経験のある言語やツールは書き漏らしのないように

同じ機器を扱っていても顧客によって職務内容に大きな差がでるため、前職での仕事のスタイルを詳細に記します。

扱ったモノやスタイル、顧客を明確にする

高度な専門職だけに、研修歴や学習歴も出来るだけ詳しく記載

取得資格を明記することも忘れずに

職務経験が２、３年しかなく職務欄に書く要素が少ない人は、自己ＰＲ欄を充実させることで熱意をアピールします。

自己PR欄を大きく設けて、熱意を具体的にアピール

資格や学習内容など、自己啓発の要素を充実させる

会社概要などを詳しく書き込み、スペースを埋める工夫を

　電気・電子系のエンジニアに対して企業が求めるのは、とにかく実務経験。しかも、徹底した専門職志向であるため、あなたの持つ要素技術が、いかに企業のニーズとマッチしているかが重要です。つまり、あなたの職務経歴に、選考する担当者が見慣れたキーワードをどれだけちりばめることが出来るかが最大の課題になるのです。体裁は、基本的に整頓されたレイアウトをおすすめします。企業は、人物の全体像より、まず、任せたい仕事の経験の有無を見たいのです。その点、整頓されたレイアウトにすると検索性が高まり、選考責任者はまずは興味のある項目を読むことができ、要素技術や工程、役割などが一目瞭然で理解できます。その上で時系列ごとに読み返した際に、全体を通しステップアップの軌跡になっていればベストです。
　一方、ヒューマンスキルも疎かに出来ません。顧客との折衝能力や提案改善などの取り組み、他部署との連携、マネージメント能力などのアピールも忘れずに。特に、担当分野だけでなく、製品の全体像を把握出来ている人が好まれます。

電気・電子系エンジニア職担当マーケットオフィサー
リクルートエージェント / 瀧田　幹さん