スカウト転職者インタビュー

印刷会社企画職から、マーケティング会社プランナーへ

匿名レジュメの登録で企業や転職エージェントからオファーが届く「スカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。

株式会社アドパック
東日本支社 関東事業部 総合開発・ブランディング部 ストアマーケティングdiv.
下田薫菜さん(33歳)
PROFILE■大学院修了後、印刷会社に就職。営業を1年半経験後、企画・マーケティング担当として約4年半活躍。2010年9月ごろから転職活動を始め、2011年7月にアドパックに入社。

2013年2月6日

「正社員の企画担当者」として働ける環境で、じっくり経験を積み上げたい。
ストアマーケティングに特化した会社で、着実にスキルを身につけています

■スカウトにレジュメを登録したきっかけは?

(株)アドパック 下田薫菜さん

(株)アドパック
下田薫菜さん

大学院修了後、大阪の印刷会社に契約社員として入社しました。学生時代は研究に専念したかったので、修了後に就職活動を行ったのですが、正社員として入社できる会社に出会えなかったためです。
1年半、営業を担当した後に、企画・マーケティングを受け持つことになりました。ただ、当時は社内に企画・マーケティング担当はおらず、私が初めての担当者。急に与えられた役割に、驚きましたね。当然ながら仕事を教えてくれる人はおらず、独学で勉強。試行錯誤しながら、自分なりのやりかたを身につけました。
本を読んだり、セミナーに参加したりもしましたが、一番役立ったのは「こまめに現場に足を運び、トレンドを肌で感じる」こと。化粧品業界の商品パッケージや販促ツールに特化した印刷会社だったため、さまざまなブランドのショップに足を運び、実際にカウンセリングを受けるなどして売場の雰囲気や来店客の動きをチェックし、企画提案に活かしました。少しずつ、顧客企業の評価を得られるようになり、東京支社の企画・マーケティング部門の立ち上げも任されることに。メンバーも増え、充実した日々を過ごしていました。
しかし、入社して丸5年が経った2010年9月ごろ、転職を決意しました。契約の更新時に「正社員への登用は当面ない」と言われたのがきっかけです。
入社時には「正社員登用の可能性あり」と言われたのですが、5年が経ち、責任ある立場を任されているにもかかわらず正社員になれないならば、このまま勤め続けていても状況は変わらないだろうと思えたんです。仕事は好きだし、顧客企業との関係性も築けていたため迷いはありましたが、「将来を考えたら、正社員として長く腰を据えて働ける環境に移るべきだ」と決断しました。
転職先の条件は、正社員の企画系職種であること。また、店舗リサーチを得意としていたことから、「できれば店舗展開をしている企業や業界がいい」と考えました。手始めに、転職エージェントに登録し、いくつか求人を紹介してもらいましたが、当時は仕事がとても忙しく、企業とのスケジュールが合わない場面が続いてしまったんです。そこで注目したのが、スカウト。レジュメを登録しておけば、経験やスキルを評価した企業からオファーが来ると知り、「仕事が忙しい中でも、効率よく転職活動ができそうだ」と思いました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?

2010年秋にレジュメを登録後、数え切れないほどたくさんのオファーをいただきました。一番多かったのは、営業職のオファーでしたね。生命保険や人材サービス業界などの「企画経験が活かせる営業」というオファーが目立ちました。経験を買ってくれるのは嬉しかったのですが、企画系の仕事でスキルを積みたかったので、応募は見送りました。
もちろん、企画系職種のオファーもいくつかあったため、希望に合いそうなところには応募してみました。選考が進んだところもあったのですが、そこで働くイメージが持てず、踏ん切りがつかずに途中で辞退してしまいました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?

アドパックからプランナー職のオファーが届いたのは、2011年3月ごろ。アドパックは、流通会社をメイン顧客とするストアマーケティングの専門会社で、ショップコンセプトの企画立案から、それに沿った売り場展開やディスプレイ、集客プランなど、店舗の売り上げ向上に関するあらゆるプランニングを手掛けているとのこと。「まさに希望通りのオファーが来た!」と嬉しく思い、すぐに応募しました。
面接の相手は、オファー部門であるストアマーケティングdiv.の責任者。雑談を交え、ざっくばらんに話せる雰囲気を作ってもらい、リラックスして面接に臨むことができました。
話の中で、ストアマーケティング会社として長い歴史を持ち、案件を多数保有していること、さまざまなマーケティングノウハウを蓄積していることなどがわかり、「独学で企画マーケティングを学んできたが、ここならば基本を一から学べそうだ」と思いました。また、責任者から直々に「店舗に足しげく通い、顧客企業とのコミュニケーションを密に取りながら、売るためのソリューションを考える仕事だ」と仕事内容を具体的に説明してもらうことで、入社後のイメージも明確に描けました。一次面接が終了するころには、「この会社に入社したい!」と心が固まっていたので、後日内定の連絡をもらったときは本当に嬉しかったですね。

■そして入社。今のやりがいは?

2011年7月に入社し、約1年半が経ちました。入社直後は、何もかもが新鮮でしたね。前職では、店舗リサーチ方法も、企画書作りも、プレゼンも、すべて独学で試行錯誤しながら行ってきましたが、それぞれにノウハウやナレッジが蓄積されていて、その豊富さに驚かされました。企画書一つ取っても、「こんな作り方があるのか!」と感心し、いかに自分のやり方がワンパターンで、視野が狭かったか気づかされました。
現在は、大手スーパーマーケットを担当し、売り場全体のマーケティング・プランニングを任されています。スーパーマーケットが扱う商品は、食品やトイレタリー用品、衣料品など多岐にわたります。前職では、化粧品売り場に絞ってリサーチができましたが、今はあらゆる店舗がリサーチ対象。行動範囲は前職よりも格段に広がり、雑誌や新聞、ネットからの情報インプット量も増えました。
会社は、とてもアットホーム。社員同士の距離が近く、コミュニケーションも活発です。煮詰まったときにはアイディアをもらうことも多く、日々刺激を受けています。
今の目標は、スーパーマーケット担当としてさらにノウハウを積んだ後、コンビニエンスストアやホームセンターなどほかの流通業態も担当すること。さまざまな現場を経験することで、プランナーとしての自分の幅をさらに広げたいと思っています。

<採用担当者の声>

豊富な経験に加え、将来に対する明確なビジョンを持っている点に惹かれました

当社は、流通各社を顧客に持ち、店舗・売場の売り上げアップにつながるあらゆる業務ソリューションを提供しています。顧客企業が増え、要望も高まる中で、プランナーとして即戦力となり得る人材の採用が急務となっていました。
下田さんは、企画・マーケティング職としての経験は申し分ないうえ、「店舗リサーチの経験を活かし、どんどん店頭を回って売場の売り上げ向上に注力したい」と明確な意思を持っていた点に惹かれましたね。「われわれの力で、流通店舗の売り場を大きく変え、マーケットをも変える」という目標を持つ当社と、同じ目線で突き進める人だと感じました。
入社後は期待以上の活躍ぶり。顧客との関係性も築き、現場のムードメーカーになってくれています。とはいえ、現状に決して満足せず、「さらに上」を目指してまい進してほしい。また今後は、後輩の育成にもぜひ力を発揮してほしいですね。

東日本支社 関東事業部
人事採用担当者

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スカウト活用のススメ

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「転職市場における自分の市場価値」がランキングなどでわかる上、企業や転職エージェントからのスカウトを受けることで「何が自分のウリなのか」を把握できます。企業が採用に動くタイミングを逃すこともありません。まだ始めていない方は、今すぐ登録しておきましょう!

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EDIT&WRITING
伊藤理子
PHOTO
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