施工管理の派遣社員から建築施工管理会社の施工管理へ

匿名レジュメの登録で企業や転職エージェントからオファーが届く「スカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった！」の生声をレポートします。

株式会社メイジン
施工管理担当
佐藤真樹さん（39歳）
PROFILE■大学卒業後ハウスメーカー、ゼネコンなど4社で施工管理として経験を積む。派遣社員として勤めていた前職が、担当物件の施工完了とともに契約満了となることを受け、2010年夏から転職活動を開始。同年11月にメイジンからオファーを受け、2011年1月に入社。

2012年7月25日

施工管理担当としての経験を活かしつつ、正社員として腰を据えて働きたい。
豊富な案件を持つ施工管理会社に転職し、さらに経験値を高めています

■スカウトにレジュメを登録したきっかけは？

: (株)メイジン
佐藤真樹さん

大学工学部卒業後、地元である北海道のハウスメーカーに就職。施工管理担当として3年勤務しました。その後、道内のゼネコンに転職し、同じく施工管理職としてマンションや住宅、ビルなどを手掛けました。
ただ、年々道内での案件が減少し、勤務条件も厳しさを増してきたことから、ゼネコンを退職。今の勤務先であるメイジンに入社する前には、技術者派遣会社に登録し、派遣の施工管理職として別のゼネコンに勤めていました。手掛けている物件の施工が完了する2010年12月に契約満了になることが決まっていたため、2010年夏ごろから転職活動をスタートしました。
職種は施工管理で、正社員として腰を据えて働ける会社を希望。担当物件にRC造が多かったことから、RCの経験を活かせるとなおいいと思っていました。また、それまではずっと道内で転職先を探していましたが、道内での建築需要の低迷を肌で感じていたため、案件が多い東京地区への転職を視野に入れました。
いくつかの転職サイトに登録して施工管理の求人を検索するとともに、スカウトにもレジュメを登録しました。スカウトも併用することで、より希望に合った求人に出会える可能性が高まると考えたためです。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは？

レジュメ登録後、5通ほどのオファーをいただきました。いずれも施工管理職で、技術者派遣が多かったですね。オファー自体は嬉しかったのですが、できれば正社員として勤めたかったので、応募は見送りました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は？

メイジンからオファーが届いたのは、2010年11月のこと。メイジンは、マンションやオフィスビル、公共施設などの建設における施工管理業務を手掛ける会社。大手ゼネコン・サブコンなどを多数クライアントに持ち、大小さまざまなプロジェクト案件を抱えているとありました。ここならば経験が活かせそうだし、何より案件を豊富に持っている点に惹かれ、応募に踏み切りました。
関東事業所にいる人事担当者との面接は、電話で行われました。自分の今までの経験と実績を伝えたうえで、どんな案件を得意としているのかを確認。経験をフルに活かせるRC構造物の案件が多いこと、都心の大規模開発プロジェクトなども多数手掛けていること、そして本人の経験や希望に応じて任せる案件を決めることなどを説明され、「希望にピッタリの環境がある」と嬉しく思いました。入社が決まれば北海道から上京することになりますが、社員寮が完備されているうえ、年に数回の帰省費用も補助が出るとのこと。北海道以外で働いたことがなかったので、少なからず不安な気持ちがありましたが、充実した待遇を聞いて安心できました。
そして何より、人事担当者の人柄に惹かれましたね。私の質問に一つひとつじっくりと、丁寧に対応してくれる姿勢から、この会社の「人を大切にする社風」が伝わってきたんです。最終面接は東京で行われましたが、上京のための日程調整や航空機の予約などもすべて私の希望を優先してくれました。最終面接までに電話で10回はやり取りしたため、すっかり気心も知れ、お会いするころには転職の意志が固まっていました。

■そして入社。今のやりがいは？

2011年1月に入社し、今までに2つのマンション建築現場を経験しました。どの現場でもすぐに大きな裁量を与えられ、現場スタッフの取りまとめを任されます。責任の大きさとやりがいを感じるとともに、当社がゼネコンや御施主様から高い信頼を得ていることを実感しますね。
また、待遇面のよさも改めて感じています。建築現場では、スケジュールが迫れば土日も関係なしで働くこともありますが、今の会社は土日祝日が休み。もし出勤することになっても、必ず代休が取れるうえ、残業代も出ます。正社員として、安心して長く働ける環境があることに、心から喜びを感じています。
当社ではマンションのほか、大規模商業施設や大型のオフィスビル開発など、幅広い案件を担当しています。私は今まで、マンションをメインに手掛けてきましたが、今度はオフィスビルなど別の分野にもどんどんチャレンジして、施工管理担当として経験値を高めていきたいと思っています。

＜採用担当者の声＞

施工管理としての豊富な現場経験と、新しい現場にかける熱意に惹かれました

: 関東事業所　所長
首都圏人事担当
横澤丈弘氏

首都圏を中心に、大型商業施設の開発や高層マンションなどのプロジェクト依頼が増えており、現場経験豊富な施工管理担当者の採用が急務になっていました。佐藤さんは、北海道でマンションなどさまざまな物件に携わった経験を持っていて、魅力に感じましたね。電話面接でのやり取りを通して、コミュニケーション力の高さと「新しい地で心機一転頑張りたい」という熱意も伝わりました。
入社後は即戦力として大活躍。初めに担当した都心のマンション建設現場では、「最も高いパフォーマンスを挙げた」とゼネコン社員を押しのけて最優秀賞を受賞したほど。クライアントから高い信頼を得て、「次の案件もぜひ佐藤さんに」と指名が来ています。今後もさまざまな現場で力を発揮して、皆の手本になってほしいと願っています。

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