浄水器の新規開拓営業から、営業代行会社の営業職へ

匿名レジュメの登録で企業からオファーが届く「リクナビＮＥＸＴスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった！」の生声をレポートします。

株式会社グローバルステージ　営業担当
早見勇一さん（26歳）
PROFILE■浄水器販売会社に営業職として入社し、1年半勤務後、同業の会社に転職。計8年間、個人宅への浄水器営業に携わる。会社の経営不振で2011年3月に退職し、転職活動を開始。4月に現社からオファーを受け、5月に入社。

2011年8月24日

浄水器営業で培ったスキルを活かしつつ、今度は全く別の商品を扱ってみたい。
さまざまな分野の商品・サービスを扱える環境で、営業力をさらに磨いています

■リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したきっかけは？

: (株)グローバルステージ
早見勇一さん

今の会社に転職する前に2社を経験しましたが、いずれも浄水器の販売会社でした。毎日、担当エリアの個人宅を片っ端から訪問して営業するのですが、ほとんどは門前払い。体力的にも精神的にも厳しい仕事ですが、私自身は天職だと感じていました。粘り強く訪問した結果、初めは警戒していたお客様が少しずつ心を開いてくれて、最終的に私を信頼して「買うよ」と言ってくれる。その瞬間に、この上ない喜びを感じることができたんです。
徐々に人脈ができて紹介も増え、成績は常にトップレベル。気づけば8年間も、浄水器の営業に携わっていました。しかし、経営不振により会社が倒産。2011年3月に退職を余儀なくされてしまったんです。
翌4月に転職活動をスタート。今まで浄水器以外の営業に関わったことがなかったので、「せっかくの機会だから、全然違う分野の営業に就こう」と考えました。8年間、タフな環境で高い営業成績を挙げてきたという自信があったので、未経験分野で自分の営業力を試してみたいという思いもありました。
前職でお客様に支えられ、営業として成長できたので、「いろいろな人と出会える仕事で、かつ社内の人間関係も良好な会社であること」を唯一の条件に置き、転職サイトなどを使って幅広く営業職の募集をリサーチ。とはいえ、自分で検索するだけでは探し切れないと思ったので、「リクナビNEXTスカウト」にも登録。「どんな分野の、どれぐらいの数の会社が、自分の能力を必要としてくれるのか知りたい」という思いもあり、今までの営業実績を中心にレジュメでアピールしました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは？

4月に入ってすぐにレジュメを登録しましたが、その月だけで15通ほどのオファーをいただきました。いずれも営業職で、IT系、医療系、不動産系など業界はさまざま。「こんなに多くの企業に必要とされているんだ」とわかり、とても嬉しかったですね。
ただ、早い時点で、現在の勤務先であるグローバルステージからオファーを受け、その仕事内容に惹かれてすぐに応募したため、その後受け取ったオファーは、目は通したものの応募はしませんでした。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は？

グローバルステージは、顧客企業の営業活動を請け負う「営業代行会社」で、食品会社やネット系企業など、多くの大手企業をクライアントとして業績を伸ばしている…とありました。
それまで、「浄水器以外の営業をしたい」という思いだけはあったものの、どの業界が自分に向いているのかわからず、ITや不動産など成長性がありそうな分野の求人をやみくもにチェックしていました。その点、営業代行会社ならば、1つの分野に縛られず、さまざまな分野の商品・サービスの営業に関われます。「この手があったか！」と気付かされるのと同時に、この環境ならば経験の幅がぐんと広がり、営業としてさらにスキルアップできると感じましたね。
もっと詳しく会社のことを知りたいと思い、社員のブログを見てみたところ、社員旅行の話などが楽しそうに語られていました。社員の生の声に触れ、風通しがよく団結力もありそうな会社だという印象を受けました。また、社員の「独立」を支援している点にも惹かれましたね。自ら考え、まとめた事業計画書を提出し、事業として成り立つと判断された場合、グループ会社として起業・独立でき、独立資金として平均300万円が無償支給される…と記されていました。前職では23歳ですでに5人の部下を持ち、彼らに一から営業ノウハウを叩きこみ一人前の営業に育て上げた経験があります。その当時、「この経験を活かして、いつか営業コンサルタントとして独立できたら」という漠然とした夢を描いたことがあるのです。にわかに当時の気持ちを思い出し、「もしかしたら夢を現実のものにできるかもしれない」と胸が高鳴りました。
面接では、薄井社長と、直属の上司になる営業部長に会いましたが、営業部長とは面接の場にも関わらず、お互いに思い描く「独立後の姿」を具体的に語り合い、すっかり意気投合。上司と目を輝かせて夢を語り合えるこの会社ならば、どんな夢も努力次第で必ず形にできると確信しました。何より、この人のもとで営業として新たなスタートを踏み出したいと思い、迷うことなく転職を決めました。

■そして入社。今のやりがいは？

今年5月に入社し、現在はウォーターサーバーの新規設置先開拓と、食品宅配会社の新規開拓営業という2つのプロジェクトに携わっています。前者は個人宅への訪問営業で、前職での経験がフルに活かせていますし、後者は百貨店での来店客に対する販促活動なので、今までにない営業スタイルに面白さを感じています。
顧客企業は、営業代行会社の活躍に期待し、早く効果を出してくれることを求めています。われわれは、そんな顧客企業の期待にこたえつつ、一方の消費者というお客様にも満足していただかなくてはならない。そのためには、それぞれの商品やサービスについて迅速かつ徹底的に覚えこみ、その会社の社員以上の知識を身につけ、クオリティーの高い営業活動を行わなければなりません。苦労は多いし責任も重いですが、今までは鍛えてこなかったスキルが磨かれていると感じます。営業専門会社だからこそ高い成果を求められるという環境が、「営業のプロであるという自覚」にもつながっていますね。
今はまず、営業としてさまざまな現場を経験して実績を出し続け、早く上司の右腕になりたいですね。そして近い将来、営業コンサルタントとしての独立を目指したい。遅くとも2年以内には行動に移せるよう、今を頑張り抜きたいと思っています。

＜採用担当者の声＞

高い営業実績とコミュニケーション力、そして独立への強い思いと覚悟を評価

: 代表取締役社長
薄井隆博氏

早見さんは、前職で培った高い営業スキルを評価してオファーを送りましたが、面接の場では、まず第一印象の良さに惹かれましたね。清潔感があり、笑顔でハキハキと話す姿に好感を持ちました。こちらの質問に対する答えも的確で、コミュニケーション能力の高さも感じられました。また、「営業コンサルタントとして独立したい」という夢を語ってくれましたが、それを実現するまでの苦労は厭わないという「覚悟」も感じられ、彼の本気度が伝わりました。入社後は期待以上の活躍ぶり。結果を出すことに対する意識が高く、周りにも刺激を与えています。これからも、現場でバリバリ活躍して結果を出し続け、早くグループ内起業を実現してほしいですね。

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