スポーツ施設スタッフから、家庭用医療機器の営業職へ

匿名レジュメの登録で企業からオファーが届く「リクナビＮＥＸＴスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった！」の生声をレポートします。

EMIRA株式会社　営業部　プロモーション営業
桜井和美さん（31歳）
PROFILE■スポーツクラブの指導スタッフ、新規会員獲得担当として5年間勤務。2008年秋、「個人の努力や成果が評価される環境で働きたい」と転職活動をスタート。同年10月にEMIRAからオファーを受け、翌11月より現職。

2011年2月9日

接客経験が活かせ、かつ成果を正当に評価してくれる環境で働きたい。
顧客とじっくり向き合う営業職に転身し、やりがいと高収入を手に入れました

■リクナビＮＥＸＴスカウトにレジュメを登録したきっかけは？

: EMIRA(株)
桜井和美さん

前職は、スポーツクラブの店舗スタッフ。主にスイミングの指導を担当しつつ、新規会員獲得のための企画立案・実行を5年間手掛けました。会員の皆さんと触れ合うのはとても楽しく、自身のアイディアを活かせる集客の仕事にもやりがいを感じていました。しかし、会員数アップのために体験企画などさまざまなイベントを考え、目標以上の成果を収めても、個人の評価にはつながらない。そんな会社の体制に徐々に不満を覚えるようになったんです。一方で、任される業務範囲が広いので業務量はとても多く、休みの日にも仕事をこなさざるを得ない状況。このままでは体も壊してしまうと思い、入社して丸5年が経った2008年9月に本腰を入れて転職活動を開始しました。複数の転職サイトに登録し、「リクナビＮＥＸＴスカウト」にもレジュメを登録。転職エージェントなどにも足を運び、いろいろな方法を使って転職に関する情報を集めようと考えました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは？

転職先を探す際に条件としたのは、第一に人と接する仕事であること。そして、成果を正当に評価してくれる体制があることでした。業界、職種は特にこだわらず、広い視野で求人を見るように心がけました。
「リクナビＮＥＸＴスカウト」に登録してすぐ、不動産や生保の営業、介護サービスや外食チェーンなど、さまざまなオファーが届きました。どれも私の経験を見てオファーをくれているのだと感じ、「異業界にも今までの経験が活かせる環境があるんだ」と嬉しく思いましたね。自分を必要としてくれる企業があるとわかり、自信にもつながりました。
興味を持てたところにはどんどん話を聞いてみようと思い、接客経験がフルに活かせると感じた外食チェーン、成果が給与に反映されると書かれていた不動産営業など数社に応募しました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は？

今の勤務先、EMIRAからオファーが届いたのは、他社の選考も始まりかけた2008年10月のこと。家庭用医療機器や水素水サーバーなどの健康機器を扱う商社の、個人顧客向け営業のオファーでした。
求人内容を読み込んでみてびっくり。全国のプロモーション店舗を回って、その地域に住んでいる方々に営業活動するというスタイルで、1店舗につき3カ月ほど担当した後は1カ月近く休むという勤務形態。そして、営業実績を正当に反映する給与体系で、年収1000万円プレイヤーも数多くいる…と記されていました。「何でこんな勤務スタイルなの？」「何でこんなに給与がいいの？」とさまざまな疑問が浮かび、「面接の場で詳しく聞いてみたい」と思ったんです。
一次面接のため本社に足を運んでみて、またびっくり。営業担当者が何人かデスクワークをしていたのですが、言葉を交わしたわけでもないのに、一人ひとりからすごいパワーを感じたんです。にじみ出るオーラというか…何とも言えない迫力に圧倒されました。
面接では、疑問に感じていた仕事内容と勤務体系、そして評価体系について詳しく質問。実際の仕事風景の映像を見せてもらいながら、詳しく説明を受けました。たくさんのお客様が来店している様子を見て、「こんなにニーズのある商品ならば、営業未経験の私にも売れるかも」と思うのと同時に、「こんなに多くの方と触れ合えるんだ。前職での経験がフルに活かせそう」とワクワクしました。約3カ月みっちり働いた後に、3～4週間の長い休みがもらえる点にも惹かれましたね。一人旅が趣味なので、そもそも仕事でいろいろな土地に行けること自体嬉しいし、前職と違って仕事と休みのメリハリが利くので、いつも新鮮な気持ちで働けそうだもと思いました。初めに見かけた営業の先輩たちの迫力に押されたせいもあり（笑）、気づけば他社から出ていた内定を断り、EMIRAに入社を決めていました。

■そして入社。今のやりがいは？

2008年11月に入社し、あっという間に2年が経ちました。年に3店のペースで全国を行脚し、合間に1カ月近く休みをもらうという生活が続いています。昨年は1～3月に群馬、5～7月に青森、9～11月に茨城の店舗を担当。青森の後の休みには北海道を一人で旅行し、12月の休みには実家でのんびり過ごして心底リフレッシュできました。
各店舗では、担当者は私一人。近所を回って店舗開設の案内をしてお客様を集め、来店してくれた方には一人ひとりに商品の魅力をじっくりと説明します。集客から接客、営業活動、売り上げ管理…と、店舗運営のすべてを任されるので、責任は重いしプレッシャーも感じますが、お客様から直接「ありがとう」の言葉をいただけるのがとても嬉しく、疲れやプレッシャーも吹き飛びます。また、営業成績は正当に評価され、給与に反映されるのでモチベーションが上がりますね。給与は前職の倍近くに増えました。
営業としての私の武器は「元気と笑顔」。これからも、明るい笑顔を絶やさずに、お客様一人ひとりとじっくり向き合い、いただける「ありがとう」の数を着実に増やしていきたいですね。

＜採用担当者の声＞

接客経験と集客実績はもちろん、「笑顔の魅力」に惹かれました

: 店舗開発部　主任
鈴木清志氏

当社の源は「人」。商品力はもちろんですが、お客様に足を運んでもらうには「営業担当者の魅力」が不可欠だからです。そのため、コミュニケーション能力が高く、多くの人に愛される「人間力」を持った人を求めていました。桜井さんの場合は、前職での接客経験と集客実績を評価してオファーを送りましたが、一番惹かれたのは面接の場での「笑顔」です。表情豊かであるうえ話し方も快活で、「人の心をつかむ力を持っている」と感じました。入社して丸2年。高い営業実績を挙げ、会社全体を引っ張ってくれています。これからも、後輩たちの憧れの存在であり続けてほしい。そして今後は、部下の育成にも積極的に関わってほしいですね。

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