スカウト転職者インタビュー

プラント会社の設計から、環境ベンチャーの事業企画へ

匿名レジュメの登録で企業からオファーが届く「リクナビNEXTスカウト」。実際に登録して、幸せな転職を実現したというビジネスパーソンにインタビュー。「登録してよかった!」の生声をレポートします。

株式会社グリーンプランテック 
ファシリティサポート部 マネージャー
園田隼人さん(32歳)
PROFILE■大手プラント会社で環境関連プラントのエンジニアリング設計に9年半携わる。約3年前に自身のベンチャー志向に気づき、環境、設計などのキーワードで転職先候補をリサーチ。今年4月、現社からオファーを受け取り、8月より現職。

2010年10月27日

大手を飛び出し、少人数の組織で裁量を持って自ら事業を動かしたい。
希望にピッタリ、かつ環境分野での経験も活かせるベンチャーに出会えました

■リクナビNEXTスカウトにレジュメを登録したきっかけは?

(株)グリーンプランテック 園田隼人さん

(株)グリーンプランテック
園田隼人さん

前職は、大手プラント会社のエンジニアリング設計担当。主にゴミ焼却施設の大規模修繕など、プラントを含めた工場全体の設計マネジメントに関わっていました。クライアントとともに計画を練り、CADで図面を引いて施工に移す…という一連の業務すべてが担当領域でした。
ちょうど入社した時期に、ダイオキシン問題による法改正が行われたため、全国のゴミ焼却施設で工事の需要が顕在化。いきなり数十億円規模の大型工事の現場に投入され、昼夜なく働きました。しかし、希望通りの仕事に携われていたので、辛さは全く感じませんでしたね。学生時代から環境分野に関心があり、「技術的なことに関わりつつも、現場を見たいし顧客ともやり取りしたい。図面も自分で引きたい」と思って就職先を選んだので、忙しくも毎日が充実していました。
法改正による特需がひと段落した後も、現場で機械メンテナンス、溶接、配管工事などを経験するなど、希望通りの毎日を過ごしていました。しかし、3年ほど前、成功哲学などのビジネス書を片っ端から読んでいた時期があり、読み進めるうちにだんだんと「大きな企業の1セクションではなく、少人数の組織で新しく大きなビジネスを仕掛けてみたい」「裁量を持って自ら戦略を考え、事業全体を動かしたい」という自身の志向に気づいたんです。前職に全く不満はありませんでしたが、「こんな志向に合う企業があるのかどうか知りたい」と思うようになり、漠然と転職を考えるようになりました。
とはいえ、「少人数・ベンチャー」「裁量権」「今までの経験が活かせる」などの視点で探してもなかなか見つからず、それらしき企業を探し当ててホームページを読んでみもいまいち内容がつかみ切れません。そこで、「リクナビNEXTスカウトならば、もしかしたら希望に合う企業と出会えるかもしれない」と考えました。少しでも、出会いのきっかけを増やしたい。そんな思いで、約2年ほど前にレジュメを登録しました。

■企業からオファーを受け取った時の気持ちは?

登録してから2年超の間に多くのオファーをいただき、20社以上の企業にお会いしました。希望にピッタリの企業からのオファーはなかったのですが、自分の経歴に興味を持ってくれているのだから、できるだけ会って話を聞いてみようと思ったんです。そして、面接後に「レジュメ内容が誤解されている、アピールがずれていたな」と感じたところは、すぐに見直してブラッシュアップするように心がけました。定期的に見直していたためか、オファーは継続的に届きましたね。自分の経験、スキルを客観的に見られる、いい機会になりました。

■今の会社の面接を受けようと思った決め手は?

今の会社からオファーが届いたのは、今年の4月。家庭用オール電化製品や太陽光発電システムの販売・施工を展開しているグリーンイノベーションズホールディングスが、新たに法人向けに省エネ・新エネの企画提案を担う会社を立ち上げるという。その新会社の立ち上げを技術面から支える、事業企画職の募集でした。
環境関連、ベンチャー、会社の中枢で技術力を活かし企画から携われる…まさに、私の希望にドンピシャのポジション。あまりに希望通り過ぎて、一瞬「だまされているのでは?」と思ったぐらいでした(笑)。しかも新しい会社で、新しい事業の立ち上げを担えるなんて、そうそう経験できるものではありません。応募しない手はない!と、即応募しました。
面接の相手は、新会社・グリーンプランテックの小西社長。会ってわずか5分で、「ここに入社する!」と心を決めました。小西社長は、コンサルティング会社で長年、環境関連ビジネスのコンサルティングに携わってきた人物。新会社での事業の枠組みを明確にとらえていて、事業戦略に全くブレがないとすぐに感じられたんです。その後は、現在の技術をどう省エネ、環境問題の解決につなげられるのか、その中で会社としてどんな事業展開が考えられるのか…などの意見交換で話が多いに盛り上がり、気づけば2時間以上が経っていました。面接が終わったころには、すでにこの会社の一員になったような気持ちでしたね。社長も同じだったようで、すぐに内定が決まりました。

■そして入社。今のやりがいは?

今年8月に入社し、現在は病院や福祉施設などに対して省エネ、新エネシステム導入の企画立案を行っています。前職の知識が活かせる部分もあるのですが、「環境」という切り口は同じでも、事業の考え方や技術の応用の仕方などはまるで違うので、覚えなければならないことだらけ。でも、新しいことを理解していくのは、ワクワクしますね。どうやって攻めていこうかと戦略を立てつつ、独学で少しずつ知識を自分のものにしています。
今、一番楽しいのは、事業戦略会議の場で皆と意見をぶつけ合っているときですね。自社の強み、弱みを分析し、これから鍛えるべき部分を洗い出したうえで、その方向にあった事業ターゲットを細かく設定していく。その過程に携われることが、たまらなく嬉しい。転職前に思い描いていたことが、どんどんかなえられていると感じます。
少数精鋭の当社ですが、いつかは大手ゼネコンに匹敵するほどのビッグプロジェクトを動かしたい。そのために、技術面から会社全体を引っ張っていきたいと思っています。

<採用担当者の声>

環境分野でのエンジニアリング経験と、新事業への思いの強さを評価しました

代表取締役 小西 豪氏

代表取締役
小西 豪氏

当社は今年8月に設立されたばかり。会社設立に当たり、会社をともに立ち上げてくれる「同志」の採用が急務でした。中でも、一緒に戦略を練り、省エネ設備の選定から企画提案までの一連を任せられる、エンジニアリングに関する経験が豊富な人材を求めていました。園田さんは、まさにドンピシャの経験を持つ人材。立ち上げ期という、転職先としてはリスクを伴う環境ですが、「自分が中心になって事業を軌道に乗せていきたい」という気合いと心意気も感じました。技術面での彼の知識は申し分ないので、今後は営業の責任者と連携を取り互いの領域を理解しつつ、会社全体をけん引していってほしい。ゆくゆくは役員として活躍してほしいと願っています。

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