各界のプロが伝授！求人企業の安定性を測る26のチェックポイント
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新しい会社って将来はどう？
急に伸びてる会社って、大丈夫？
老舗だから安心。これ、ホント？
規制緩和と転職の関係は？
競合が続々参入。さて、将来は？
モノづくり企業の選び方は？
安定性を測るコツ
業績が安定的に伸びる会社かを見るだけでなく、自分の将来にプラスになる会社かも見極めよう
　「企業の安定性」といわれて、何を思い浮かべるだろうか。資金力、収益力、商品力、経営者の能力など、安定性から連想できるキーワードはさまざまだ。当然、どれも企業の安定成長に欠かせない。その詳細は次ページ以降で紹介するが、とはいえ、転職は株式投資ではない。安定的に業績が伸びる会社ならいいのではなく、自分自身の将来にプラスになる企業であるかを見極めることも、成功する転職に欠かせない。

　社風は合うか、スキルが活かせる仕事か、成長できる職場かといったことを確認したうえで、次ページ以降のチェックポイントを、応募先の安定性を測る参考にしたい。
伝授する各界のプロ
企業リサーチのプロ 山縣聡氏
早稲田大学ビジネススクール修了後、ジャスコ（現イオン）を経て、92年に帝国データバンク入社。成長企業や成長ビジネス、月次景気動向の調査、分析に携わる。企業リサーチのモットーは「現地現認」と「多面的な分析」。「『現地現認』とは、当社の行動指針の一つ。まず行動し、自分の目と耳で確かめることです」。
株式運用のプロ 藤野英人氏
野村投資顧問、ジャーディンフレミング投信・投資顧問（現JPモルガン・フレミング・アセット・マネジメント）、ゴールドマン・サックス投信を経て、2003年４月に投資顧問を手掛けるレオス・キャピタルワークス設立。99年には運用成績219.3％と、国内株式ファンド中トップクラスの運用成績を収める。
成長企業発掘のプロ 小野将希氏
大手証券会社、機械商社を経て、2001年より現職。優れた商品やサービスを持つ企業を一社でも多く世に送り出すことを使命に、ＩＴ業界をはじめとして物流、エネルギー業界など幅広い分野で今後成長が期待される企業の発掘に従事。「最も重視しているのは、経営指標よりも経営者としての資質や魅力」と語る。
経営コンサルティングのプロ 井田修氏
金融機関系総合研究所、ワトソンワイアット、KPMGヒューマンキャピタルを経て現職。この間、一貫して人事戦略コンサルティングに従事。人事制度設計だけでなく実際の運用にも重点を置き、経営戦略に根差したコンサルティングを行う。『経営戦略を実現する成果創出型人事制度』（労務行政）ほか著書多数。

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