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不安や迷いがいっぱいの「初めての転職活動」。何から始めて、どのように進めていけばいいのだろう?まさに転職活動真っ最中の2人が、活動日記を大公開!果たして、目指す転職を成功させられるのか?5回にわたり紹介しよう。 2008年6月2日 |
今の仕事に、限界やもの足りなさを感じている2人。何がきっかけで転職を考え始めたのでしょう。連載第1回目は、試行錯誤の末の「転職決意編」!
広告代理店 営業職 小玉隆一さん(23歳・仮名) 大学時代は司法試験に挑戦。「世の中をよくしたい。人に影響を与えられる仕事をしたい」と新卒で広告代理店に就職し、飛び込みの新規開拓営業に奮闘していたが…。 → 日記を見る |
電機メーカー 派遣社員 浜口理絵さん(31歳・仮名) 就職氷河期世代で、「手に職をつけたい」と新卒でパソコンスクールのインストラクターに。やがてWeb制作に興味を持ち、30歳を前に一念発起。派遣社員に転身したが…。 → 日記を見る |
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今朝、とうとうやってしまった。 目は覚めているのにどうしても起き上がれなくて、9時過ぎまで布団から出られなかったんだ。7時には家を出なくちゃいけなかったのに…。 ついに、精神的な疲労が限界にきてしまったのかな。 中学時代から続けた陸上競技では、努力すれば必ず結果がついてきた。だから、目標は必ず達成できると信じていた。 それが仕事となると、このザマだ! でも、自分に能力がないとは思えない。ここまでやって結果が出ないのは、仕事自体が、僕に合っていないから。自分を責めるより、そんなふうに考え方を変えてみたらどうだろう?
商談に同行してくれた先輩から、「お前の営業は、言葉に力がない。上辺をなぞっている感じだ」と言われた。 それで気付いたことがある。 僕は、自分が扱っている商品をお客さんに勧めることに迷いがあった。心の底では納得できていなかったんだと。それは、僕が営業した「結果」が、形あるものになって残らないから。どんなふうに社会に役立っているのか、手応えを感じられないから。 そんなこともあってか、最近、モノをつくる仕事がまぶしく見えて仕方がない。 モノづくりは地味で、給料も安そうだと思っていたけど、それは偏見だった。自分でつくり出したモノが、確実に世の中で役立ち、認知されるなんて、素晴らしいことではないだろうか?そんな仕事なら、創造性を試しながら、もっとやりがいを持って取り組めるのではないだろうか。 ブランド力があり、サービス業である点に魅力を感じて入った今の会社。結果が出ないからといって、1年足らずで辞めるのは屈辱的だ。でも、本当にやりたい仕事は、ほかにあるんじゃないのかな。 手始めに、転職サイトを見てみよう。まだ、目標は見えてこない。大手企業にも惹かれるし、好きな音楽に携わる仕事も魅力的だ。 まずはあせらず、じっくりと自分に合った仕事を見つけていこう。 |
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第2回:紆余曲折・応募編 6月9日UP
今日は、3カ月に1回の契約更新の日でした。派遣社員として働き始めて1年。毎回、更新のたびにドキドキします(^_^;) 「やっぱり、派遣社員って身分が不安定だな」と、どうしても考えてしまうんですよね。 大学卒業後、手に職をつけようと思い、パソコンスクールのインストラクターになったけれど、一定の知識を身につけてしまうと、もの足りなくなった。 それで、30歳になるのを前に、思い切って退職。Web制作のスクールに通って勉強したんです。その技術を活かそうと、派遣社員になったのが1年前。今は、電機メーカーに派遣され、自社サイトの運用に携わっています。 でも、やっぱり正社員として働きたい。更新の日を迎えるたびに、その思いが膨らんでくるんですよね。年齢が上がれば上がるほど、正社員としての転職するのも難しくなるし…。 派遣で働いている人は、みんなこんな不安を抱えているんじゃないかなあ?
あれからいろいろ考えて、派遣会社の担当の人に、少し相談してみました。 デザインやディレクションなど、Web制作に本格的に携わる仕事をしたいなら、今の会社の契約終了後、そうした担当者を求めている別の会社に派遣先を変更することもできるそうです。正社員として一から転職活動を始めるよりも、そのほうが、決まるのは早いかも。仕事内容だけを考えたら、そのほうが近道かもしれません。 でも、やっぱり正社員として安定した働き方がしたい。責任のある仕事をしたい。このまま派遣社員を続けていれば、あっという間に、また1年が過ぎてしまいそうだから…。 決めました。思い切って、転職活動を始めてみます! |
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第2回:紆余曲折・応募編 6月9日UP
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