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転職を成功させる10のヒケツ
転職の明暗を分ける秘訣を、面接経験豊富なプロに聞きました!
PART-1
1800人の転職経験者に行ったアンケートから「転職して後悔したこと」をランキング!
1万人以上の面接実績を持つ転職アドバイザーの辻さんに、ランキング別の転職成功への秘訣を聞いてきました!転職経験者の方も未経験者の方も必読です!
転職者1800人に聞いた転職の実態  
Q 転職して良かった点を教えて下さい Q 転職して良かったですか?
A
1位 新しい文化、人間関係でのストレス!>>
2位 給与が下がった!>>
3位 残業が多くなった・休日が少なくなった!>>
4位 仕事量が増えた!>>
5位 前職が活かせる仕事内容ではなかった!>>
A 後悔した! 21.1%
  ▲リクナビNEXT調べ   ▲ワーキングパーソン調査2002
リクルート ワークス研究所
辻太一郎さん
お話を伺った方
アドバイザー 辻太一郎さん
(株)リクルート人事部在職中に、1万人以上の面接を担当。
99年、採用コンサルタントおよびアウトソーシングを目的とした(株)アイジャストを設立。代表取締役に就任。著書に『面接官の本音』(日経BP社)がある。
後悔した!1 新しい文化、人間関係でのストレス!
転職経験者の声
人数が少ない会社で、仕事の取り組み方が前職とまったく違っていました。会議が5時間なんていうのは当たり前……。
(25歳/コンテンツ関連職)
IT関連のエンジニアとして転職。未経験の分野をいきなり任され、失敗すると自分のせいにされてしまいます。
(34歳/ソフトウエア関連職)
イライラなど、感情を人にぶつける上司がいて驚きました。社会人としてどうかと思うし、とても迷惑。
(25歳/財務・会計・経理)
「イエスマン」であることを求められます。過度のトップダウンで、前時代的なヒエラルキーが残る会社でした。
(28歳/その他)
番外編 社員の仲が良すぎて気持ち悪い。入っていきたくないけど、入らなければというプレッシャーが……。
ヒケツ 1
異なる環境に飛び込むには、なじもうという努力が欠かせない
 転職とは、これまでとはまったく異なる環境に飛び込むこと。それが大きなエネルギーを要するのは、言うまでもありません。多くの人が新しい企業文化とのギャップ、人間関係のストレスに悩むのは、新しい環境においてエネルギーを割かなければならないことを理解していないことに起因する場合が多いのです。自らその環境になじもうという努力なしには、いい人間関係を築くことはできないでしょう。
ヒケツ 2
最初はその会社のやり方を受け入れよう
辻太一郎さん
 こうした悩みを抱えてしまった人の多くは、転職先で自ら話しかける、その会社のやり方を学ぶという「歩み寄り」が足りなかったのではないでしょうか? せっかく転職したのだから、新しい提案をしよう、もっと効率のいいやり方に変えようと、肩に力が入るのも無理はありませんが、やはり最初はその会社の仕事のやり方を覚えるのが先決です。もちろん既存の社員たちも、転職してきた人に期待し、注目しています。しかし来て早々、「前の会社はこうだった」と連発されたら、いい気持ちがしないのは当然のことで、人間関係に亀裂が入っても仕方ありません。

 まずは積極的に話しかける、その会社の文化を知ろうとする、わからなければ質問する。こうした努力は、円滑な人間関係、信頼関係の基礎となります。人間関係の悩みはどんな職場にもつきものですが、このような努力によって、解消されることも多いのです。

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後悔した!2 給与が下がった!
転職経験者の声
同職種転職でなければ、なかなか給与アップは難しいと思います。一方キャリアを評価されて給与が増えたりすると、仕事のプレッシャーも高まり、本当にやりたかった仕事なのかと迷うこともあります。
(33歳/事務・企画・経営関連職)
前職と基本給は同程度だったので、面接時にしっかり給与交渉をしませんでした。前職では毎月80時間の残業手当が付いていたのに、今や残業がないので、実質所得が減ってしまう結果に……。
(27歳/半導体設計)
転職先は、個人評価がまったくなく、年齢と勤務年数で給与が決められてしまう会社でした。
(32歳/スクール関連職)
残業を多くしても、定額3万円の残業手当しかつかないのが不満です。退職金制度もありません。
(30歳/営業)
番外編 上司に「抵抗勢力」扱いされ、冬のボーナスは最低の評価をされてしまいました。
ヒケツ 3
基本給だけでなく、手当ての額、給与体系など実態を知ろう
 面接時に、給与についてなかなか質問しにくいという人は多いと思います。しかし、もし給与アップが第一の目的であるなら、やはりできるだけ具体的に、入社前に確認をする必要があるでしょう。

 多くの人が、基本給やざっくりとした年収額を聞いて、それが現職や前職よりアップしていると、安心してしまう傾向があります。しかし収入の高低は、住宅などの福利厚生、残業手当、賞与など、総合的に見なければ判断できません。上の回答を見ても、下がった理由は単純ではありません。面接で難しければ、内定後に「入社を決める検討材料として教えてください」と前置きし、手当ての額、仕事の量、給与体系なども含め、詳細に実態を知る努力をすることです。
ヒケツ 4
転職において、何に優先順位をおくか明確にしよう
 一方、キャリア転職で評価され、給与とともに仕事のプレッシャーが増大したことに迷う人もいます。給与は上がっても、自分の時間が持てなくなったり、興味がもてない仕事になったりした場合、果たして豊かな生活といえるのかどうか、自分に問い掛けてみてください。つまり、お金、仕事内容、自分の時間などの中で、最も優先順位が高いのは何か、転職前に考える必要があるのです。

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後悔した!3 残業が多くなった・休日が少なくなった!
転職経験者の声
休日以外、帰宅できないような状況に陥り、家族と過ごす時間が激減してしまいました。
(35歳/ビジネスコンサルタント)
仕事の進め方、段取りがいい加減で、無理な納期の仕事が多く、結果的に残業も増えてしまった……。
(40歳/システム開発)
自分の担当の仕事を他にできる人がいないので、絶対に休めない状況です。
(29歳/その他)
ヒケツ 5
残業や休日について質問するなら内定後に
 残業や休日について、面接で現実を知るには、表現に注意が必要です。というのは、面接で必要以上に残業時間や休日出勤について質問する人を、面接担当者は「仕事に対する意欲が低いかもしれない」と危惧するからです。ですから、かなり突っ込んでいろいろと聞きたい場合には、内定後、入社の返事をする前に質問するのがいいかもしれません。
ヒケツ 6
拘束時間だけでなく、自分に合う仕事かどうかを検討しよう
辻太一郎さん
 とはいえ、残業や休日出勤が多くてつらいのは、果たして時間だけの問題なのかどうか、自らの中で整理が必要です。あまり好きでない、興味が持てない仕事で強制的に勤務時間が決まっていたら、たとえ9時〜5時の仕事であっても拘束感が強いはず。それが自分の志向と合致して、裁量権があって予定をコントロールできるような仕事であれば、残業が100時間でも気にならない人は多いのです。単に拘束時間の長さだけでなく、仕事内容や働き方が自分に合っている仕事かどうかによって、不満の度合いは大きく異なるはずです。

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後悔した!4 仕事量が増えた!
転職経験者の声
自分の仕事以外の雑用が多すぎ。また、仕事が早い人に全部仕事が回ってきてしまいます。
(34歳/その他)
朝から晩まで仕事に拘束され、自分の時間が持てず、資格取得などスキルアップにかける時間がありません。
(25歳/コンテンツ関連職)
営業経験があったため、営業面の仕事を入社直後からすべて担当することとなり、仕事量が膨大に……。
(30歳/スクール関連職)
ヒケツ 7
仕事の量だけでなく、内容が不本意であれば不満が大きくなる
 「仕事量が増えた」と嘆く人も、ヒケツ6のように、仕事量の問題だけではなく、その内容が自分に合っていないことが原因になっている可能性があります。

 みなさんのコメントを見ても、不本意な仕事ではないことが見え隠れします。仕事内容と自分の「興味」や描いている「キャリアプラン」が一致することで、多少の労力もいとわなくなり、充実感にもつながるはずです。「仕事を任されている」「期待されている」という喜びにつながり、残業や休日出勤を「させられている」という意識はなくなるかもしれません。
ヒケツ 8
「量」は期待の表れ。勉強のチャンスととらえることも大事
 仕事の量は、入社までなかなか測るのは難しいですし、仕事の量が多いこと自体、会社からの期待の表れであることも多いのです。また、量をこなすことで、知識や経験の習得に結び付くこともあります。ですから、入社前には「量」を気にするよりも、果たして自分が本当にやりたい仕事かどうかを検討すべきだと思います。

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後悔した!5 前職が活かせる仕事内容ではなかった!
転職経験者の声
現在の仕事内容は、パッケージソフトの販売とシステムサポートがメインです。前職で培ったオープン系の開発ができないのが残念。システム開発中心の仕事がしたい。
(34歳/ソフトウエア関連職)
せっかく簿記2級を取得して転職したのに、転職先ではあまり役に立たず、気が付いたら忘れてしまいました。
(33歳/財務・会計・経理)
海外営業なので、得意の外国語を使った仕事ができると期待していたが、実際に接するのは現地法人の駐在員ばかりなので、結局日本語しか使いません。
(36歳/営業)
前職では全体を見渡せる業務にかかわっていたが、今は一部にしか携われないので、達成感や充実感が得られません。
(26歳/ソフトウエア関連職)
ヒケツ 9
面接で前職が生かせるかどうか、質問すること
辻太一郎さん
 入社前に、配属部署がはっきりわからなかったり、配属先がわかっても、仕事内容は具体的にイメージできないことは多いようです。しかし、前職で培った経験・知識を生かしたいという意志があるならば、面接で十分に質問することが重要です。「前職が活かせなかった」という人の多くは、入社前の確認を怠っている場合が多いのです。

 質問しても納得がいかなければ、内定後、入社の意志を伝える前に、「入社を前向きに考えたいのですが、仕事内容をできるだけ具体的に知りたいので、同じ仕事を担当されている方とお会いしたい」などと申し出てみるのも一つの手段です。
ヒケツ 10
職務経歴書や面接で培った経験、知識を正確に伝えよう
 また、ミスマッチのもう一つの原因として、職務経歴書や面接で、これまでの経験、培った知識などを正確に表現できていないことも挙げられます。自分で「こんな仕事をやりたい」とはっきりした意志がある場合、自らの経験の中から、それに近い経験を挙げることも大切なことです。人事担当者が応募者の経験、志向を誤解してしまったら、誤った配属もありうるのです。

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