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転職を成功させる10のヒケツ
転職の明暗を分ける秘訣を、面接経験豊富なプロに聞きました!
PART-1
1800人の転職経験者に行ったアンケートから「転職して良かったこと」をランキング!
1万人以上の面接実績を持つ転職アドバイザーの辻さんに、ランキング別の転職成功への秘訣を聞いてきました!転職経験者の方も未経験者の方も必読です!
転職者1800人に聞いた転職の実態  
Q 転職して良かった点を教えて下さい Q 転職して良かったですか?
A
1位 仕事でスキルが身につくような環境になった!>>
2位 仕事を通じて、視野・人脈が広がった!>>
3位 自分の興味のあることを仕事にできた!>>
4位 給与がアップした!>>
5位 責任ある仕事を任せてもらえるようになった!>>
A 転職して良かった 78.9%
  ▲リクナビNEXT調べ   ▲ワーキングパーソン調査2002
リクルート ワークス研究所
辻太一郎さん
お話を伺った方
アドバイザー 辻太一郎さん
(株)リクルート人事部在職中に、1万人以上の面接を担当。
99年、採用コンサルタントおよびアウトソーシングを目的とした(株)アイジャストを設立。代表取締役に就任。著書に『面接官の本音』(日経BP社)がある。
良かった!1 仕事でスキルが身につくような環境になった!
転職経験者の声
通信系の会社に転職しましたが、とても資格取得に理解があり満足しています。IT関連資格取得のための研修が充実しており、シスアド初級とMCPは研修を受けたおかげで取得できたようなものです。パソコン検定、MOUSの受験料も100%会社負担です。
(33歳/通信キャリア・ISP担当)
ウェブ制作にかかわるノウハウを、たっぷり学べる環境が与えられました。独学ですが、自由に学べます。Photoshop、Illustrator、Dreamweaverを習得できたほか、インターネットモール出店のため、ネット通販のノウハウも蓄積できました。
(22歳/コンテンツ担当)
未経験で印刷会社に営業職として転職。お客様との接し方や対応のノウハウを先輩に教えていただいたことで、仕事を離れた場でも人間関係を築く上でとても役に立っています。
(26歳/印刷関連職種)
海外企業との調整が非常に多いことから、外国語力のブラッシュアップにつながったと思います。
(32歳/商品サービス開発・投資理論研究担当)
番外編 前職は販売。事務職を希望して土木関係の設計事務所に転職したら、期せずしてCADの使い方を覚えました。
ヒケツ 1
仕事でスキルが身につく転職をしたいなら、まずは自分の志向をはっきりさせること
辻太一郎さん
 まず、自分自身がどんなスキル、専門知識を身に付けたいのか、ある程度把握していることが重要です。自分の志向とは異なるスキルを身に付けようとしても、意欲が高まらず、なかなか伸ばすことができないからです。

 「出入金管理しか経験がないが、決算など財務も担当したい」など、方向性が見えている人は、周囲で同じ職種、分野で仕事をする人に、目指す仕事環境を提供してくれる会社はないか聞いてみるといいでしょう。あるいは、リクナビNEXTの求人情報、その会社のホームページをしっかり読んでみることで、仕事に関する情報は得られるはずです。

 どんな武器を身につけたいのか、志向がはっきりしない人は、まずは幅広く仕事を任される会社に転職するのも一つの手です。忙しい会社では、さまざまな仕事を経験できる場合が多い。幅広い経験を積むことで、自らが目指す方向、身につけたいスキルが明確になるでしょう。
ヒケツ 2
スキルアップができる環境か、面接で積極的に質問しよう
 スキルアップを目指すなら、仕事内容などを詳細に質問すれば、面接担当者は「意欲のある人材」ととらえてくれます。事業内容、仕事内容などをホームページで調べたうえで、「このような事業や仕事に携わることで、スキルアップを目指したいと思います。今まで○○を担当してきたのですが、○○のスキルをより高めたいのです。貴社のお仕事の中でそのような可能性はあるでしょうか?」など、質問をしてみましょう。

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良かった!2 仕事を通じて、視野・人脈が広がった!
転職経験者の声
メーカーに転職し、国内で人事・総務として経験を積んだ後、海外勤務となりました。日本では構築できないような人的ネットワークを作ることができました。
(42歳/人事・総務・法務)
現在の勤務するIT系企業は自分より若い世代の人が多く、活気にあふれています。その「気」に触発されて、前職より仕事に対する意欲が高まりました。
(29歳/事務)
大企業からIT系ベンチャー企業に転職。前職では目にしたことがなかった風変わりかつ独特な人と出会うことができました。
(30歳/サポート・運用・保守)
現在、英会話学校に勤務しています。年齢、職業、学ぶ目的など様々なバックグラウンドを持つ生徒との出会いで、毎日がとても刺激的になりました!
(32歳/スクールスタッフ)
番外編 顧客の関係筋から、社会情勢に関する情報が、報道の裏側まで入手できるようになった。
ヒケツ 3
人脈、視野を広げる転職をしたいなら環境よりも、ものごとのとらえ方が重要
 人脈、視野を広げられるかどうかは、「どんな環境に身をおくか」よりも、「ものごとを前向きにとらえるかどうか」という自分自身の気の持ちようが重要なのです。たとえば、取引先から注意を受けたとき「自分のそんなところが悪いのか、今度からはこんな風に変えてみよう」ととらえ、行動に移せる人なら取引先との信頼関係が構築できるはず。しかし、その注意を受けた相手に対し、「きっと自分のことが気に入らないんだ」などと考えてしまったら、相手との関係は疎遠になるばかりです。新しい人脈を獲得し、視野を広げるチャンスを逃してしまうのです。

 とはいえ、「今日から前向きになろう」と決心しても、同僚に対して照れくさかったり、周囲の人にヘンに思われるなど、なかなか難しいかもしれません。ですから、転職は自分を変えるいいきっかけになるのです。新しい人、新しい環境の中で、新しい視点を受け入れ、成長するチャンスといえるでしょう。
ヒケツ 4
人との出会いの多い仕事を選ぶ
 より多くの人と出会いたい、より視野を広げたいというのなら、人と出会うチャンスの多い仕事を選ぶといいと思います。部署内の同僚とだけ接する仕事より、社内の多くの部署とやり取りする仕事や社外の人とのかかわりの多い仕事の方が、より多くの人と接する機会に恵まれます。

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良かった!3 自分の興味のあることを仕事にできた!
転職経験者の声
教育分野に転職。生徒と直接触れ合う仕事なので、人と人との触れ合いが自分はすごく好きなんだと再認識できました。
(28歳/教育)
やりたいと思っていたインターネット関連の仕事に転職。そのうえ、日々の業務をまじめにこなしていたら、たいした準備もせずに初級シスアドの資格を取得することができて、棚ボタな気分です!
(35歳/通信キャリア・ISP担当)
会社から求められていることと自分がしたいことの距離が近くなったので、仕事に魅力を見出すことができた。自分の努力次第で、もっとやりたいことを任せてくれる可能性もあるので、仕事に対する熱意がさらに湧いています。
(26歳/スクールスタッフ)
同業界内での転職でしたが、扱う内容が自分の興味のある分野だったので、前職よりやりがいを感じられるようになりました。意欲がアップした分、スキルアップもできたと思います。
(36歳/デザイン)
ヒケツ 5
興味のあることを仕事にしたいなら面接でやりたいことができるか質問しよう
 興味のある仕事がはっきりわかっているなら、その会社ではそれに携わることができるのか、聞いてみましょう。その場合、ただ「どんな仕事ですか?」ではなく、「HPを拝見し、このような仕事だと理解したのですが、正しいでしょうか?」などと、意欲が見える聞き方をすべきです。
ヒケツ 6
「憧れ仕事」は処遇にこだわらず業界に身を置く
辻太一郎さん
 比較的多いのは、未経験で雑誌編集やテレビのディレクター、音楽業界など憧れの職業に就きたいという人。こうした人気業界は、応募者が多いので、企業側は経験が豊富な優秀な人材を採用することができます。つまり、未経験者が採用されるのは、狭き門なのです。とはいえ、どうしても就きたい仕事があるなら、アルバイトや派遣など、雇用形態にはこだわらずその業界に身を置くべきです。経験を積むことができますし、業界内に人脈もできるからです。

 また、自分のやりたい仕事、興味の方向が定まっていない人もいるでしょう。そうした人は、過去嫌だった仕事、面白かった仕事、頑張れた環境などを整理してみてください。「知識が身につくのが嬉しい人」「チームワークで大きな仕事を達成するのが楽しい人」など、人が仕事に感じる喜び、達成感はそれぞれです。自分が最も頑張れる分野、環境などを知ることが第一歩です。そうしたら、その興味や環境に近い会社を、リクナビNEXTなどで探してみましょう。

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良かった!4 給与がアップした!
転職経験者の声
年俸制で、残業手当の概念がないので不安だったが、今のところ時間外の勤務はほとんどないので満足。賞与も年俸に含まれているので、景気に左右されず安定しています。さらにアメリカでいうところの本当の意味での「ボーナス」も支給されるので、言うことなし!
(38歳/財務・会計・経理)
給与が上がり、家賃補助もアップ。そのうえコアタイムなしのフレックスタイム制を導入しているので、生活が大幅に改善されました。
(27歳/システム開発)
基本給は低かったのですが、技能手当てなどの手当てが充実しており、結果的に手取額が増えたので満足です。
(30歳/印刷)
自分の成果が月ごとに給与に反映されるので、やる気が出ます。
(34歳)
ヒケツ 7
給与アップ転職を目指すなら、未経験よりも、キャリア転職ならば給与アップの確率は高い
 未経験者と比較すると、現在の職種・業種の延長で、スキルをそのまま買ってもらう場合、給与アップを実現できる可能性は高いです。現職の給与水準があまりに低い場合は別として、一般的に、未経験の領域にチャレンジする割合が高ければ高いほど、給与アップは難しくなると考えていいでしょう。

 転職前に、もっとも自分にとって大事なのは仕事内容やキャリアアップなのか、それとも給与なのかを明らかにすることです。未経験でもチャレンジしたい仕事がある、よりスキルアップが目指せる環境があるという場合、長い将来のために現在の給与を犠牲にするという考え方もあるからです。
ヒケツ 8
面接での質問はストレートに
 もし、給与が大事というならば、転職後の基本給はもちろん、インセンティブの有無、残業がどの程度あって、どの程度手当てがつけられるのか、知っておきたいところです。確かに面接で聞きにくのですが、遠まわしに聞くより、ストレートにポイントを付いた質問を心がけてください。「残業は多いのでしょうか」「平均的にはどの程度されているのでしょうか」など、本当に知りたい給与に辿り着くまで、のらりくらりと質問をしていると、仕事をする意欲がないと勘違いされる可能性もあります。「私にとっては、給与も大事なポイントです。前職では残業手当も含め、○○万円いただいていたのですが、この金額よりも下がる可能性はありますか?」など、意図を明確にした質問をしましょう。

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良かった!5 責任ある仕事を任せてもらえるようになった!
転職経験者の声
事業企画に携わるようになり、企画、営業、制作という一連の流れを一人で担当できるようになりました。1つの仕事について、任されているという実感があります。
(28歳/事業企画・プロデューサー)
転職前は、一般事務でルーティンワークが多かったのですが、転職後、会社全体の経理を任され、決算や税務申告まで任されています。
(32歳/税務・会計・経理)
極めて高度なプロジェクトマネジメント能力を要求されています。ヨーロッパのベンダーとともに仕事を進めているのですが、彼らのほうが技術もノウハウも優位にある状況なので、仕事の進め方が斬新でとても刺激になります。
(32歳/商品・サービス開発)
いただいた仕事は何でもこなすという経営方針だったので、未経験の仕事を任されることも多い会社に転職しました。私自身、新しい組織の構築、制度の整備など、さまざまな未知の領域を任されています。
(28歳)
ヒケツ 9
責任ある仕事を任される会社に転職したいなら仕事の量が多く、組織がフラットな会社を選べ!
辻太一郎さん
 責任ある仕事を任されたいなら、仕事量が多いのに人数がそれほど多くない、組織の成長に人員の数が追いつかない会社を選びましょう。一人ひとりに任される仕事の量が多く、それに伴って責任の範囲も大きくなるのが一般的です。

 ただし、仕事の量が多くても、社長から一般社員までの階層の幅があり、単純作業や指示待ちの仕事しかできないようであれば意味がありません。確率として、年齢層が比較的低く、組織がフラットな会社のほうが、責任の大きな仕事ができるのです。ベンチャー企業が比較的、任される仕事の領域が大きいといわれるのは、組織の形、仕事の進め方のルールが固まっておらず、前例がない場合が多いから。何か提案すれば、「じゃあやってみれば」と言ってくれる柔軟な土壌があるのです。
ヒケツ 10
「安定」は、自分にスキルを蓄積してこそ実現できる
 小さな会社、ベンチャー企業は、大手企業より不安定なイメージがあるかもしれません。しかし、この10年を振り返ると、とてつもない変化の大きさに気が付くはずです。10年前は、建設、金融などの業界が危機にさらされることなど、誰も想像しなかったでしょう。つまり、大手だから、安定した業界だから、などという理由で転職先を選んでも安泰とはいえません。個人として強みを蓄積できる仕事のほうが、結果的に安定を勝ち取れるでしょう。若くして仕事を任せてくれる、スキルアップできるという会社を選ぶことをおすすめします。

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