転職ビギナーは要注意!陥りがちな5つの疑問
「転職したいけれど、どうやって転職活動をすればいいのかわからない」、そんな人たちに向けて基本的な活動の流れやポイントを紹介。また、つまづきがちな疑問点についてもリクナビNEXT副編集長がお答えします。
Q1.自分にぴったりな求人が見つからないのですが…?Q2.応募は早い方が有利?Q3.未経験でも応募できる?Q4.面接では何を聞かれる?面接担当者に好印象な答え方は?
チェックポイント1 求人を検索する
Q1
自分にぴったりな求人が見つからないのですが…?
好きなことからキーワードを探し、優先順位を決めて求人を絞りましょう
「求人が見つからない」と一口に言ってもいろいろなケースがあり、
基本的には3タイプに分けられます。
「自分のやりたいことや何に向いているのかわからない人」
まず“何に関心があるのか”を見つけることから始めましょう。これは仕事面に限らず、好きなことや興味のあることで構いません。例えば、リクナビNEXTで探す場合であれば、リクナビNEXTトップ画面にあるキーワード検索ボックスのところに音楽やスポーツなど好きなことや興味のあることを入力してみて、ヒットした企業を調べていくとよいでしょう。
「今の職場に不満や不安があり、転職したい人」
その原因を探ることから始めましょう。どんな職場なら不満が解消できるのかをイメージした上で、検索条件を絞っていきます。例えば、上司や周囲の社員を見て、5年後・10年後の自分を想像してください。「残業ばかりで家庭を顧みられなくなりそう」など、具体的な不満・不安の原因が見えてくるでしょう。もし、残業や早朝出勤が嫌なら、「いろいろな条件から探す」ページにある「こだわり条件」の中から「フレックス勤務」にチェックを入れたり、上司への不満があるときは少し視点を変えて「評価制度」「実力主義」などをキーワード検索すると条件に合った会社が見つかりやすくなります。
「やりたいことや希望する労働条件など、キーワードがいくつも浮かぶ人」
優先順位をつけて、求人を探すことが必要そうです。一連の転職活動の中で、「応募」や「面接」の段階も大切ですが、ファーストステップである「求人検索」があいまいですと、応募書類でアピールすべきポイントが不明瞭になったり、面接で志望動機を明確に答えられなかったりと、転職活動の軸がぶれてしまいます。
プロに聞く!転職のベストタイミングって?
チェックポイント2 応募する
Q2
応募は早いほうが有利?
スピードよりも、自分の意欲やスキルが伝わるレジュメを作成する方が大切
一般的には応募は早い方が企業への応募意欲が伝わりやすいといわれています。しかし、応募を急ぐあまり、志望動機があいまいだったり、レジュメに入力ミスがあっては意味がありません。仕事の内容や募集要項も改めてよく確認した上で慎重に応募しましょう。また、募集期間は企業によって異なり、リクナビNEXTでは、ほぼ一年中窓口を設けている企業もあれば、2週間で締め切ってしまう企業もあります。もし、募集期間を過ぎてしまって、「それでも応募したい!」という場合は、「締め切りに間に合わなかったが、御社でぜひ働きたいのでどうしても応募したかった」と、ひと言断りを添えて熱意を伝えてみましょう。
ゼロから書ける職務経歴書ステップアップレッスン
Q3
未経験でも応募していい?
自分の強みをどう活かせるのかをアピールできればOK
リクナビNEXTの求人欄では、「未経験者歓迎」というアイコンを表示しています。もちろん、「未経験者歓迎」と表示がされていなくても未経験者の応募は可能ですが、企業が求めているスキルや経験がないと採用は難しいでしょう。一口に「未経験者」といっても求人の募集内容によってはいろいろなケースがあります。たとえばもしあなたが今IT業界の営業職で、人材ビジネスの営業職に転職しようとしている場合に「未経験の分野だから応募できるのだろうか?」と心配するかもしれませんが、企業は異業界であっても、同じ営業職からの応募ということで「経験がある」とみなすことが多いのです。ただし、全く異業種への転職でも、前職の経験が活かせるのであればアピールポイントになります。例えば、人材ビジネスの営業職からハウスメーカーの営業職へと転職する場合は、未経験とはいえ職種は同じなので、前職の経験を転用することが可能です。一方、業種も職種も全く異なる転職の場合は、まず、「なぜこの仕事に興味を持ったのか」を伝え、「今までどんなスタンスで仕事をしてきたのか」、「自分の強みを新しい職場で活かせるのか」を言語化していきましょう。
ネット応募ってどこに・何を・どれくらい書くもの?
関連アドバイス
Q 職務経歴どうアピールしたらいい?
志望動機・自己PRサンプル文例60
チェックポイント3 面接を受ける
Q4
面接では何を聞かれる?
志望動機と転職理由、あなたが記入した、応募書類の内容について聞かれます
面接で必ず聞かれるのが、志望動機と転職理由です。どちらの中身も大切なのですが、面接担当者は、志望動機と転職理由に一貫性があるかどうかに着目しています。例えば、「人材派遣会社でスタッフの管理してきたキャリアを活かし、御社では人のマネジメントに携わっていきたい」など、入社後の自分が、これまでの自分の興味関心ごとや仕事の経歴とつながっていることをアピールしてください。また、事前に提出している応募書類をもとに質問を投げかけてくるので、どんな内容を書いたかは忘れないように。リクナビNEXTから応募した後、面接直前になって、「あのときの求人原稿や送信レジュメがない!」と慌てないように必ずプリントアウトしておくように心がけてください。
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面接で聞かれることをもっと詳しく知りたい!! 面接のQ&A28
給与はどうやって決定する?
Q5
GOAL 内定
面接担当者に好印象な答え方は?
多少の緊張は当たり前。自分の意見を熱意とともに話せれば好印象です
面接担当者が知りたいのはあなた自身の考え方で、あなたが饒舌かどうかを問うわけではありません。ですから、カッコイイことを言おうと、無理することはありません。「なぜその企業に入りたいのか」「入社後に何をしたいのか」など、具体的な意思を伝えることが大切です。ここで気をつけてほしいのが、「御社の将来性に惹かれて」など、抽象的な表現を用いたり、聞かれたこと以上に自分を主張しすぎないことです。また、初対面の面接担当者であなたのことを全く知らないのだという前提で、主語・述語を明確にして話すこと、相手の目を見て話すなど、話し方のマナーにも気を配ってください。
未経験採用の面接現場を再現 面接官の頭の中とは・・・?
転職ビギナーのあなたへ応援メッセージ 1、2回のチャレンジ失敗で落ち込む必要はありません。
転職活動は、[求人選び]→[応募]→[面接]とステップを踏んでいきますが、まずは求人選びの段階で「自分がやりたいことは何か?」という志望動機を固めておくことが重要です。転職活動で失敗する人の多くは、志望動機に基づいた求人選びができない結果、応募レジュメに矛盾が生じたり、面接で自分の強みがアピールできなかったりするものです。前職に不満がある場合も同じで、「何を解消したいのか?」を明確にしておかないと、たとえ採用が決まってもまた同じように不満を抱えることになりがちです。また、初めての転職活動では誰もが不安ですし、緊張もします。たとえ1、2回失敗しても、「どこが悪かったのか」を検証することで、その経験は必ず次に活きてきます。企業が求めている年齢層や応募者に入社してほしいタイミング、面接担当者との相性など、いくらスキルや経験がアピールできても乗り越えられない壁もあるので、不採用=あなた自身を否定されたとは思わないでください。
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